あっ、枯葉かな
裏庭の手入れをしていて何かが動いたような
しだれもみじの枝に 何か
これは 蝶
あまりにも痛々しいキタテハの姿が目に留まった
こんなにボロボロになっても 命ある限り舞っている
まるで暖かな小春日和に浮かれているように
昼食を済ませてもう一度 裏庭に出てキミを探す
もう蝶の姿は消えていた
あれは・・・
あれは もしかしたら 今の自分の姿を気付かせてくれたのかもしれない
私も もうこんな風に ボロボロなのかもしれない・・・・・やるせない心から涙が
もう立冬も過ぎたけれど 晩秋と思っていても良いのでしょうか・・・ちひろの日記より。