25・26の両日、福井県にある高浜・大飯原発同時発災を想定した避難訓練の様子が、
テレビのニュースで流れていた。
ボートでの避難だのヘリコプターでの避難だの、バス・マイカーでの避難訓練。
重大事故時に避難対象となる原発から30㌔圏内の人口が、
高浜原発が17万2,000人・大飯原発が15万9,000人と27日朝日新聞朝刊に出ていた。
滋賀県高島市も30㌔圏内の住民にはヨウ素剤を配ると、以前に滋賀県知事が発表していた。
原発事故が起きたら避難すればそれですべてが解決するのか?
幼い子供たちが被ばくしてもヨウ素剤を飲ませればそれで済むのか?
それ以前の重要な問題は無いのか?
琵琶湖の水が汚染されれば、京都・大阪に流れてゆく飲料水は安全なのか?
今現在原発が稼働していなくても足りていると聞く電力、それでも原発が必要なのか?
原発所在地の住民の一部は仕事が無くなると困るから原発が必要との意見・・・
自分たちの仕事さえあれば子供達・孫たちの未来は考えないのか?
電力の自由化になった時真っ先に原発の電力は断った私、他の電力が安全とは言えないけれど、
原発が一番恐ろしいと考える私にとって、30㌔圏内の少数の人々の行った避難訓練が理解できなくて、
今日の日記に残す・・・ちひろ。