私の回りで何かが…2 【車が…2】

大阪に住んでいた頃、かみさんの実家のある熊本にフェリーで帰りました。大阪南港に行くため高速を走っていたら、オーバーヒートしてしまいました。数ヵ月前にもオーバーヒートして、JAF を呼んで、応急でラジエターに水だけ入れていたのを忘れていました。しかたなく、小倉からは一般道を走って熊本に帰りました。

熊本からの帰りの事です。やはり一般道で小倉に向かいました。国道３号線でおそらく宗像あたりだったと思います。

道路はほぼ直線ですが、拡張工事中で見通しは良かったのですが。左奥にパチンコ屋があり、そこから車が出ようと国道に近づいてきました。出口に誘導員のおじさんがいました。そのおじさんが、職務を果たそうとしたのでしょう。赤旗をかざして、道路に出てきて、私の２台前の車を強引に止めました。２台前の車は急ブレーキ。前の車も急ブレーキ。私も急ブレーキ。すると、前で『ガシャン』。前の２台が追突しました。

すると、後ろで『ガシャン』。なんと、私の後ろの車に、その後ろの車が追突しました。私の車は、２台づつの間に挟まれていながら無事。

運が良かったのか。事故の当事者ではないので、すぐにその場を離れることができたので、フェリーに遅れる事なく大阪に帰ることができました。

ただ、ラジエターは中が錆びていて、交換となりました。

私の回りで何かが…1 【車が…】

まだ結婚する前に、かみさんと四国に旅行に行った事がありました。その時の出来事です。

飛行機で高松に入り、レンタカーを借り、高松市内を観光して、徳島へ。徳島で渦潮など観光して、高知へ。

高知で桂浜へ向かうため、高知空港へ向かうほぼ直線の道を走り、空港の前で左に90度曲がり、更にその先で右に90度曲がる道になっていました。

空港までの道は空いていて、前に２台の車が走っていました。空港前で左に曲がり、100メートルほど走って、右にまがるのですが、右の角に農作業小屋のような建物が一件建っていました。

その角を右に曲がると、何か変。前を走っていた車が１台しかいない。『あれっ。車２台いなかった？』と言うと、彼女が左側を指差して『あれ！あれ！』って。左側を見ると、２メートルほど下の用水路(水が少ないから排水路かな)に車が横転していました。

すぐに車を止めて川の中に。幸い水深は膝下きらいで浅いところでした。川幅も５メートルくらいの小さな川でした。

車に駆け寄り、横倒しの車の窓ガラスをたたいて『大丈夫かー』って言いながら中を覗くと、若い女の子が数人。横倒しなので、ドアを持ち上げるには力がいるので、『窓開けて、早く出て来なさい』って言うと、窓を開けたのはいいのですが、ラジカセとかかばんを窓から出そうとするので、.『そんなの後でいいから、早く出てきなさい』と言って、窓から車外に出しました。

出てきたのは、おそらく10代の女の子が四人。頭に藻を着けた子も。幸いケガはないようで、救急車も呼んでいましたが、病院に行くほどではありませんでした。

その四人の内の一人の子が、(動転していたのかな)『親には内緒にできるでしょうか？』と聞いてきたので、『無理でしょ。車を引き上げるのにクレーンとか必要だゃ。』と答えました。

どうやら、免許を取ってまもなくで、家の車で友達四人でドライブを楽しんでいたようです。曲がり角でハンドル操作を誤って、道路をはみ出して、川の中へ。川底までは45度位の傾斜だったので、斜めに落ちていく間に横転してしまったのでしょう。おそらく、それほどスピードが出ていなかったのと、川か浅かったのと、草や土、川の藻などで衝撃が柔げられたのでしょう。

本人達にとっては大変な事ですが、幸運だったと思います。

私達は、着ていた物が濡れたりはしましたが、当事者がケガもなかったので、間もなくその場を離れ、旅行を続けました。

この他にも、私の回りで、普段あまり出合うような事ではないことがいろいろありましたので、その事も記録したいと思います。

さて、いくつ思い出せるか。