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西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1318 【海自艦が台湾海峡初通過】

2024-09-26 20:48:40 | 今日のいろいろ
こんばんは。

兵庫県の斎藤知事、会見しましたね。失職して出直し選挙を選択したと。
ただ、会見で「不信任決議案の可決には納得できているか」の記者の問いに、「知事の職を辞するほどのことであるのか、という思いはある」の様な話をしていました。
まだ、本当の知事としての間違いを理解していないのか。パワハラだけの問題ではない。「内部通報」として取り扱わず、法で禁止されている通報者を探し出し処分したことが一番の問題で、それを「違法」と意識していないことが問題。

万一、兵庫県民が、出直し選で当選させることのないように。

【海自艦が台湾環境初通過】
先日、ロシア軍のIL38哨戒機が3度に渡って30秒~1分程度「領空侵犯」した際に、スクランブルで対処に当った航空自衛隊の戦闘機(F-15、または、F-35)が初めての『フレア警告』を行いました。

日本の出方を探っていたとも思われますが、さすがに3度の「領空侵犯」。
『フレア警告』を行ったことは評価できます。何等かの強い対応を行ったこと、これまでとは違ったこと。これが、日本の姿勢を示せたと思います。

昨日(25日)午前、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が台湾海峡を初めて通過しました。岸田首相が軍事的圧力を強める中国をけん制するため派遣を指示したとのことです。

台湾海峡は、最も狭いところで幅130kmあり、中国の主張する「領海」には属さない海域があります。
アメリカ海軍は、『航行の自由』を主張する目的で、定期的に継続して艦艇などの通過を行ってきました。G7加盟国の艦艇なども、日本などへの立ち寄りの際に「台湾海峡通過」を行っています。

ただ、これまで日本は、中国が反発していることを踏まえ、海上自衛隊の艦艇の台湾海峡通過は控えてきました。
今回は、護衛艦「さざなみ」の後、オーストラリアとニュージーランドの海軍艦艇も台湾海峡を通過しました。これらの艦艇は、南シナ海での多国間訓練を実施する目的で集結したものです。

これまでは控えてきた、「フレア警告」や「台湾海峡通過」などを行うことで、日本の意志を明確に伝えること、必要だと思います。

南シナ海では、フィリピンが中国に苦戦しています。
日本政府は、大型巡視船を始め多数の巡視船を贈与し、海上保安庁職員がフリピンの海上警備担当者の訓練も行っています。

大国中国は、手段を択ばず、領土拡張のために弱小国を相手に「力」と「量」と「暴力」で排除行為を行ってきます。そこに、「国際法」などについての意識は全くありません。
ロシアがウクライナを侵略し、クリミア半島や南部4州を自国領土にする「力による現状変更」を行っていますが、中国も南シナ海の島礁部を勝手に埋め立て、自国領として軍事基地化しています。これも「力による現状変更」です。

この南シナ海は、日本にとっても重要な『シーレーン』が通っているところで、タンカーが貨物船などが日々、この地域を通過して、日本へ、または、日本からの物資を運んでいます。
有事になり、この『シーレーン』を止められたら。
タンカーや貨物船などの民間の船は、遠回りすることを強いられ、また、危険にも晒されることになります。

南シナ海は、「次の東シナ海」。尖閣諸島も他人事ではありません。
日本は、中国、北朝鮮、ロシアに囲まれていることを常に考えておかないといけません。こと「有事」となった場合、3正面との防衛戦が必要となる可能性もあります。

毅然とした対応をする。必要です。

では、また。


中国軍に関しては、先月に中国軍のY-9情報収集機が、初めて長崎県の男女群島付近の日本の領空を侵犯しました。
中国政府は「侵犯する意図はない」と言い訳していますが、九州の東岸の航空自衛隊基地(福岡県の築城基地)を探っていたのではないか、との話もあります。九州東岸までは、さすがに中国軍の艦艇も航空機も近づくことはできませんから、情報収集機で探っていたのではないかとのことです。
「領空侵犯」した場所としては、対処する航空自衛隊の戦闘機は、築城基地から緊急発進することとなります。「領空侵犯」することで自衛隊機を誘い出し、その情報を収集していたと考えられます。

その後、今月18日には、中国海軍の空母「遼寧 」が与那国島と西表島との間の日本の接続水域を初めて通過するということがありました。

また、その前には、中国海軍の情報収集艦が奄美大島近辺を通過したこともあります。

更には、日本周辺では、ロシアと中国の合同軍事演習と称して、ロシア軍、中国軍の艦艇が複数艦で日本近海を一周したり、ロシア軍と中国軍の爆撃機などが日本周辺を周遊したりすることを繰り返しています。
その都度、航空自衛隊、海上自衛隊などが追跡、監視を行っています。

中国とロシアの「領空侵犯」が続いたり、中国軍艦艇が頻繁に沖縄県の海域を通過したりと、軍事的活動が活発化していることもあり、岸田首相(日本政府)の判断により、『海上自衛隊艦艇の台湾海峡の通過』が初めて実施されました。




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