西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1321 【中国の認知戦】

2024-10-01 20:07:58 | 今日のいろいろ
こんばんは。

昨日から始まっている朝ドラ『おむすび』。
Yahoo!ニュースにも、いろいろ話題が出ています。(一部ネタバレあり)

昨日の初回では、結(橋本環奈)が子どもの帽子をとるために海に飛び込むシーンがありました。自分のナレーションでも「朝ドラみたい」と言いながら飛び込んでいましたが、朝ドラヒロインが海に飛び込むのは、「あるある」で「お約束」ですね。

あと、シソンヌの長谷川演じる結のクラスの先生が、結が隠している「伝説の姉」のことをクラスで話し、結がその妹だとバレてしまいます。
このシーンについては、「デリカシーがない先生」とか、「それ個人情報だろう」などのツッコミがあったようです。でも、設定が「平成16年」ということで、今とは少し感覚が違うかな、とも思います。

ただ、2日目にして、この朝ドラの注意事項が分かりました。
私は、前作の『虎に翼』も、朝は観れないのでお昼休みにスーパーで購入した弁当を食べながら、個人持ちパソコンで「NHK+」で観ているのですが。
今日は、ある程度の長さで家族での食事のシーンがあったのですが、セリフが「糸島弁」であることもあって、そのやりとりを観ていたら(ツボに入って)吹き出してしまいました。
いやぁ、食事中はあぶない。
『虎に翼』とは全く違う朝ドラですね。

【中国の認知戦】
先日放送されたNHKの「NHKスペシャル」で、中国のセキュリティ企業から流出した大量の資料が、中国の「認知戦」などにからむ資料であることが判明したとの内容でした。

それに絡むニュースなのですが、今日のYahoo!ニュースでみた韓国の「朝鮮日報」のニュースがありました。

中国が、韓国の技術を見下すコメントを組織的に書き込んでいることが、韓国の大学による研究で明らかになったとのことです。
悪意のある非難コメントは電気自動車(EV)やバッテリー、スマートフォン、eコマース(電子商取引)など、韓国と中国の競争が激しい産業に集中しているとのことです。

研究チームは、過去1年間の、ネイバー、ユーチューブ、ネイトなどのオンラインプラットフォームで、韓国・中国の競合産業に関連するキーワードを基に、記事に付いたコメントを調査した結果、中国式のアカウント名やプロフィールの特性、中国式の言語週刊、機械による文章作成が疑われるなど10項目の基準を用いて、中国のものと疑われるアカウントを探し出し、コメント履歴を収集したとのことです。

その結果、キーワードでヒットした70本の記事を無作為に収集して分析した結果、中国人のものとみられるアカウントは77個あったとのこと。これらのアカウントは互いにフォローし合ってつながっていて、2つのグループにお分かれて韓国の国内産業に関する記事にコメントを書き込んでいることが分かったとのことです。

例えば、EVに関する記事には、
「中国の車に一度乗ってみるべき。ヒュンギ(現代〈ヒュンダイ〉・起亜車を見下す言葉)は乗るときちょっと注意しないと 」
「現代自・起亜は10年以内につぶれるに1票 」
「中国車の品質が向上しているのに、現代自・起亜など誰が買うものか 」
などのコメントが繰り返し書き込まれていたそうです。
※ 現代、起亜は韓国の自動車メーカー

その他には、
「韓国企業による値上げに疲れた 」
「中国の低価格商品を活用して物価上昇を抑えるべき 」
「AliやTemuなどを積極的に導入すべきだ 」
「クーパンは韓国企業なのか 」
「全部中国産じゃないの? 」
など。AliExpress・Temu・SHEINなどの中国企業を辞しするコメントもあったとのこと。

更に、スマートフォンと半導体について、
「現代やサムスン電子よりも中国企業の方が先を行っているようだ 」
というコメントも。

研究チームは、これらのアカウントが、韓国の国民を怖がらせる戦略をとっていると分析したそうで。
「米国は韓国を裏切る 」
「韓国政府の過ちによって関連産業が競争に敗れ、韓国経済が崩壊する 」
などの恐怖をあおり、韓国が中国を強力対象として選ぶよう強く促しているとのこと。

「現政権は親米・親日政策によって米国と日本の属国になった 」などの書き込みで、政治的対立を誘発する「分断」戦略も見られたとのこと。
また、中国に批判的な見方をした記事については、その発信者への攻撃、報道したメディア事態を非難し、信頼性と影響力を低下させようとしてるとのこと。

このほか、韓国内のジェンダー対立、地域対立、政治対立などをあおる投稿を拡散したり、韓国を誹謗(ひぼう)中傷・侮辱するキーワードを一貫して使ったりしていることも分かった。特にユーチューブでは、中国人とみられる239人分のアカウントが最も頻繁に組織的な世論扇動作業を行っていることが分かったとのこと。

今の(日本の)若者はテレビを観ないといいます。
情報はSNSやネットから得ているとのこと。
中国が韓国に仕掛けていること、「日本に対してはやっていない」はずがありません。

福島第一原発の「処理水放出」の際に、「何年も前に作成された、放射性物質が海に拡散した場合のシミュレーション動画」を、「『核汚染水』が海に流されるとこれだけ汚染する」という内容でネット上で発信した者がいます。

こういう中国などからの『認知戦』(ニセの情報を拡散し、さも正しい情報であるようにして、相手国の世論などを操作する手法)があることを認識して、必ず、情報の出どころを確認する。他のメディアで、同様の情報が扱われているかを確認するなど、自分で、ある程度の「ファクトチェック」をすることが大事です。
安易に、「拡散」したりしないことです。

では、また。





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