西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

何もない日420 【教育虐待】

2024-02-23 22:01:15 | 何もない日
こんばんは。

今日は「天皇誕生日」で祝日でした。
でも、博多は雨で、朝の内に雨雲レーダー観たら、相当広い範囲に雨雲があって、「これは当分やまないな」と思うほどでした。
ただ、強い雨雲でなかったのは幸いでした。

【「何もない日」のはずでしたが】
朝起きて、10時過ぎくらいにパソコンで「Microsoft Teams」というツールを立ち上げました。仕事のチーム内や本体担当者などとチャットで連絡しているツールです。

起動すると、SIさんから連絡が入っていました。
1回目が昨日の20時過ぎ。2回目が今朝の8時40分過ぎでした。
内容は、社員の「異動」を入力するシステムで、内容が確定すると「決定」という状態にするのですが、ある等級の社員にある職名を入力したものが決定できない。という内容です。

今年4月1日から、いくつかの職名の呼称が変わるものがあり、また、その職名を使用できる等級の範囲も変更になるのですが、その情報を登録する時に「世代管理」といって、同じ職名について2024年3月31日まで有効な情報(呼称)と2024年4月1日から有効な情報(呼称)を登録することができます。
それを読み分けるのが「指定する日付」なのですが。
過去に変更となったことがほとんどなく、プログラムで職名を検索する際に特に「日付の指定」を行っていませんでした。その場合は、今日の日付で検索されます。そのため、2024年4月1日付けの「異動発令」を入力する際に、今日の日付で検索されたため、古い情報が検索され、エラーとなってしまいました。4月1日からの情報が読み込めていればエラーは起きなかったのですが。

今日、SIさんは本体担当者と、登録したデータの読み合わせをするということで出社されていて、エラーを回避するため、古い情報の方を一時的に修正して新しい情報に合わせて下さって、一応、処理はできるように対応して下さっていました。

私は、家からリモートで仕事場のパソコンに接続し、エラーの発生の確認と、プログラムの修正、その後、その修正でエラーが行くなることを確認し、お昼過ぎにSIさんに連絡を入れました。
実際に、本番リリースするのは26日(月)の夜間に行うこととなりました。

来週、28日(水)には別の機能を本番リリースする予定で、まだ決まってはいませんが、また泊まり勤務になる予定です。

「いつ何時でも対応する」。すっとそうしてきました。

【教育虐待】
今日の午後7時30分から、NHK総合で、「THE LIFE」という九州地区の地域番組が放送されました。
今日のテーマは、「(佐賀県)鳥栖市両親殺害事件」の犯人である被害者の長男の大学生についてです。

去年3月、佐賀県鳥栖市の実家で、福岡で九州大学に通っていた19才の長男が51才の父親を何か所も刺して殺害し、止めに入った46才の母親も殺害してしまいました。

佐賀地裁での裁判員裁判で、検察は「2人の命を奪った反社会性は著しい」と懲役28年を求刑し、弁護側は(犯行当時19才でもあり)保護処分か、懲役5年が相当だと主張しましたが、懲役24年の判決が出ました。
原告側が控訴し、1月17日から福岡高等裁判所で控訴審が始まったとのことです。

この番組でインタビューに答えた、被告人の大学の友人や、殺害された父親の弟も「減刑を望んだ」とのことでした。父親の弟まで、どうしてか。

被告人は、小学生の頃から、父親に厳しく育てられ、勉強で何かミスをするなどすると激しく叱責され、暴力も受けていたそうです。更には、『人格を否定する発言』までされていたそうです。
そして、父親の希望に沿って、中学・高校と地元進学校に進み、現役で九州大学に合格し、福岡で一人暮らしを始めたそうです。
ただ、この間も、また、大学の成績についても父親には叱責され、人格否定されてきたそうです。「建築士になりたい」という将来の夢も「お前にできるはずがない」と全否定されたと。

父親に言われるままに、父親が望む九州大学に合格し、やっと実家を離れ一人暮らしを始めたのに関わらず、父親の大学生に対する態度は変わらなかったそうで、事件の4日前にも、福岡の一人暮らしの住まいに父親が訪ねてきて責めたそうです。

番組で、専門家は、「これから、就職する時も、更に結婚する時も、ずっと『人格否定』されつづけるのだろう」という思い、自分の将来を考えた時に、『父親を殺す』という選択をしてしまったそうです。

『虐待』。
幼児、子どもに対する『虐待』によって、子どもが亡くなる事件は続いています。つい最近も、4歳の次女に薬物を飲ませ殺害した夫婦が逮捕されています。母親は「次女に愛情を感じなくなった」と言っているとのことですが。

今回、取り上げられた事件は、長年の父親からの『教育虐待』ということだそうです。番組で、ご本人も『教育虐待』を受けていた方が、今は「相談」を受けていて、これまでに50人ほどから相談を受けたという内容がありました。

正直、私は『教育虐待』という言葉も知らず、そんなに長い間続くものなのかと思いました。
少なからず、親は子どもの教育について、時に厳しく言い、口を出すことはあります。ただ、それが度を越してしまうと。それも、『教育虐待』を受ける子どももそれぞれ、親もそれぞれで、その程度が限界であるのかは一概には言えないでしょう。

今回の事件の被告人の大学生は、『父親を殺す』という行動に出てしまいましたが、『自死』を選らぶ子どもも居るでしょう。
ただ、『家庭』という閉ざされたところで起こっていることで、周囲からは分からないことが多いとのこと。

親として、子どもにどう接するのか。
考えさせられる事件でした。

では、また。



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