こんばんは。
しばらくブログを書いていませんでした。
今月で今の仕事も終わるので、いろいろと。
【ヒューマンエラーを防ぐ】
静岡県であった、3才児の置き去り事件。
福岡であった同様の事件の教訓が生かされていませんでした。
私の住まいの近くにお寺があり、その1階が幼稚園になっています。
そこは、幼稚園の入り口から幅3~4mの道路を挟んで向かい側に
駐車場があり、幼稚園バスはそこに置いています。
ニュースで紹介されていた幼稚園では、園児を降ろした後、バスの
ドアを開けたままにしているとのことでした。
確かに、それなら小さい園児でも外へ出れるとは思うのですが、駐車
場が幼稚園の敷地内にあれば、それも可能ですが、今回の様に、駐車
場が離れていている場合は難しいと思います。
別のニュースでは、園児に「クラクションの鳴らし方」を教えていまし
た。どこを押せば音が鳴るのか実際にさせていました。ただ、力のない
園児には難しく、その場合は、お尻でクラクションを押すように指導し
ていました。
ただ、年齢にもよると思いますが、どこまで理解しているかですね。
そして、今日のニュースでは、幼稚園バスの後ろの窓の上に装置を付け、
エンジンを切るとブザーが鳴るというものでした。その音は、そこまで
行ってボタンを押さないと止められない仕組みだそうです。
それならば、運転手がいやがうえでも最後部まで行かないといけない訳
で、その際に、残っている子供がいないかを確認しましょう、というも
のです。
これも一案ですね。でも、慣れで「止めるだけ」で確認がおろそかになっ
てはもともこもありませんが。
それならと、私が考えたのは。
乗降口にセンサーを付けて、乗った人数、降りた人数をカウントするとい
う仕組みです。
今の「乗合バス」ではやっているのではないかなと思います。ただ、乗合
バスは、乗車口と降車口が別なので、より簡単だとは思いますが。
間隔の開いたセンサで、どちらが先に反応したかで「乗った」「降りた」
を認識できるのではないかと思います。同乗する職員の方は、何度も乗り
降りするので、その都度プラス、マイナスできればいいと思うのですが。
技術的には難しくないのではと思います。かつ、比較的安価でできるので
はないかと思うのですが。
ただ、幼稚園バスで使用されるワンボックスタイプ、マイクロバスは、運
転手用のドアがあるので、運転手がそこから乗り降りするとカウントでき
ません。そこをどうするかがありますが。
乗った人数と、降りた人数にズレだある場合には、エンジンを切るとアラ
ームが鳴るとか、運転席上部などに「乗車人数」「降車人数」の表示をす
るとか、運転手や同乗する職員が確認できるようにするとか。
あとは、やはりICカードでしょうか。
園児にICカードを首から下げてもらって。バスで認識した情報が、出欠
管理のシステムと連携できれば、もっと楽になると思うのですが。
費用の問題もありますが、まずは、園児の「安全・安心」のため、そして、
職員の「安心」と「労力軽減」、そして、「ヒュマンエラーを防ぐ」とい
う観点から、「人の目」だけではなく、何か「装置」を活用できれば、す
こしでもミスを防げるのではないかと思います。
命にかかわるようなものは、「人」だけではなく、「機械(装置)」も活用
して、より「安全」を確保できる仕組みとすることが必要だと思います。
そんな「製品」を、どこか開発してくれれば。それも、安価で既存のバスに
簡単に取り付けられるようなもの。
きっと、考えている企業はあると思いますが。
そんなことを、ふと思いました。
では、また。