西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

何もない日504 【アメリカはどうなるのか】

2025-03-01 19:39:35 | 今日のいろいろ
こんばんは。

雨が降りがしました。予報では4日(火)までは雨のようです。
日本各地で「山火事」が起こっています。特に、岩手県の「山火事」は広範囲に広がり、多くの方が避難されています。

この九州の雨、「山火事」が起こっている地域でも、せめて1日、強く降ってくれたら、状況は少し変わるかも知れませんね。「空気の乾燥」が大敵。そんな中で、ゴミなどを燃やす行為、もしかしたらタバコのポイ捨て、何が原因か分かりませんが、雨が状況を変えてくれたらと望みます。

【アメリカはどうなるのか】
トランプが大統領となって、初日に「性別は男と女しかない」などの発言と「大統領令」の乱発。社会の分断や、国際的分断を狙っているのではと思えるような言動が続いています。

(2月28日付 現代ビジネスの記事)より
『アメリカはいよいよ異常事態に…ニューヨークの「1万人の反トランプデモ」で起きた「異変」をご存知ですか? マイノリティが「恐怖」を抱えて暮らす「おぞましい現実」』

トランプによる多様性施策の廃止は、今や「多様性にまつわるあらゆるものの否定」になっているとのこと。

先日、アメリカのヘグセス国防長官夫妻がヨーロッパを歴訪した際、ベルギーのアメリカンスクールを訪問したとのこと。その際、事前に教室からアメリカ奴隷解放の黒人活動家の写真や、LGBTQ+のレインボーの旗、更には、日本の折り鶴までもが教室から片付けられたとのことです。
これらが教室にあるということは、多様性教育をしている証拠とみなされる可能性があるためとのこと。

アメリカで毎年行われている「黒人歴史月間」「女性歴史月間」や「LGBTQ+プライド月間」などがGoogleカレンダーから消え、催しも次々中止になったとのこと。

月17日の月曜日、アメリカは初代アメリカ大統領のワシントンの誕生日を祝うPresident Dayの祝日だった。この日に合わせて「Not My President(あなたは私の大統領ではない)」と銘打ち、全米で同時に、トランプ政権に対する抗議行動が行われた。抗議行動が行われた州には、テキサス州、フロリダ州などトランプ支持が強い州も含まれる。ニューヨークには1万人が集まった。とのこと。

ただし、このデモの参加者が99%が白人だったとのこと。これまで、「多様性の街」で、白人ばかりのデモは見たことが無いと。なぜか。

「私の黒人の友達は怖がって参加したくないと言った。嫌がらせやハラスメントがあるのではないかと心配していて。だから私が代表で来た」(白人60代女性)

バイデン政権で大きく進展したDEI=Diversity多様性、Equity公平性、Inclusion包括性を、トランプは就任初日に廃止を決めました。

これを廃止したのは「白人に対する逆差別」という批判が高まったからだが、現在の処置は「逆差別を正す」というより、むしろ「白人男性以外の全ての属性の否定」に姿を変えつつある。政府のウェブサイトから「トランスジェンダー」という言葉が消えただけではない。国立科学財団は、大統領の意向に反する可能性がある単語を集めNGリストを作成したという。その中には「黒人、ヒスパニック、障害、偏見」など言葉と共に「女性」も含まれている。と。

異常です。

【アメリカはどうなるのか】
(2月27日付 CNN.co.jp)の記事より
『トランプ氏、関税政策めぐる米紙社説の正しい指摘にかみつく』

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は社説で。
「(自動車に関する25%の関税)もし目標が米国の自動車産業労働者とミシガン州の共和党候補者に損害を与えることなら、ぜひとも進めるといい、大統領」と述べている。社説は、ミシガン州で組み立てられる自動車とトラック全台にメキシコとカナダからの輸入部品が使われていると正しく指摘。フルサイズSUV(スポーツ用多目的車)の場合、製造コストが9000ドル(約134万円)増加するという調査結果を引用している。

とのこと。それに対しトランプはSNSで。
 「関税によって大量の自動車製造拠点がミシガン州に集まることになる」とし、すでに他国での自動車工場の新設が多数止まっており、ミシガン州と米国全体は大勝利を収めたとうたっている。 とのこと。

しかし、イーロン・マスクが経営するテスラを除き、関税の脅威を理由にカナダやメキシコなどの国での工場建設計画を中止した自動車メーカーはまだない。更に、生産拠点がミシガン州に戻ったこともない。

政権発足からまだ40日ほど。
矢継ぎ早にいろいろ行っていますが、WSJが指摘するように、関税は製造コストの増加につながり、物価を押し上げる要素となるでしょう。これから、徐々にその結果が見えてくるはずです。どういう結果をもたらすのか。
「ブーメラン」になりそうな気がしますが。

トランプとゼレンスキー大統領の口論。
トランプ政権が、次にウクライナに対してどう出るのか。
まあ、大勢の記者の前で、トランプに盾突いたのは、マクロン大統領が「ヨーロッパのウクライナ支援」についてのトランプの発言をファクトチェックし、訂正したくらい。今回は、はるかにすごい状況。

トランプの出方が見ものです。

では、また。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿