最近、毎晩のように「キョッ、キョ、キョ、キョ、キョ」と聞こえてくる鳥の鳴き声。
少々不気味な感じもしますが、実はホトトギスなのです。
5月下旬から6月上旬に渡って来る夏鳥で、他の渡り鳥に比べると少し遅いのですが、理由は巣作りしないのと、食べ物の昆虫が現れてからやって来るみたいですよ。
鳴き声のキョッ、キョ、キョ、キョ、キョを「東京特許許可局」と聞きならしているのをご存知と思います。
雌より少し早くやって来た雄が、合図のために夜も鳴いているのだとか。
雌は卵をウグイスの巣に産みつけます。托卵といいます。
そうとは知らず、ウグイスは自分より遥かに大きな雛にせっせと餌を運ぶのだそうです。
自然界には不思議なことがたくさんありますね。