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2019-03-18 | 宇江佐真理(お江戸物語)


宇江佐真理
『今日を刻む時計―髪結い伊三次捕物余話』★★★

人気シリーズ、待望の新章スタート
!?
あの大江戸の大火での龍之進の声がけにホロリとさせられ、
その続きかと思いきやいきなり10年飛んでた。
それも順風満帆かと思っていた龍之進がやさぐれてるし・・
お茶屋に入り浸りよ。
そうですか・・そうきますか・・(笑)
伊三次は厄年ってことで42歳!!おいおいわたしを越えちゃったよ。
目線が変わらざる得ない。
今までそんな衝撃的な大展開がないにも関わらず読ませた宇江佐さん
より一層惹き込まれてしまった第9弾

マジハマリ中
この先の順番が色々な説があって、『月は誰のもの』が手に入ってない。
明後日から帰省 残り全巻持参したいところ。



◆お江戸?なぞワード◆

明暦の大火
明暦3年旧暦1月18日から20日(1657年3月2日?4日)までに江戸の大半を焼いた大火災
かつてはこの年の干支から丁酉火事(ひのととりのかじ)、出火の状況から振袖火事(ふりそでかじ)、火元の地名から丸山火事(まるやまかじ)などとも呼ん
た。

その明暦とは?
日本の元号の一つ。
承応の後、万治の前。
1655年から1658年までの期間を指す。この時代の天皇は後西天皇。江戸幕府将軍は徳川家綱

中風(ちゅうぶう)
中気ともいう。
後天的な半身不随,顔面,腕または脚の麻痺,運動障害などの症候群をいう。
脳,脊髄の炎症や外傷など器質的病変によっても起るが,普通は脳卒中の後遺症として現れるものをさす。




歌川豊国
浮世絵師
(初世)[1769~1825]江戸の人
本姓、倉橋。通称、熊吉。号、一陽斎
歌川豊春の門下で、美人画や役者の似顔絵で人気を博したほか、挿絵など広い分野で手腕を発揮。
また優秀な門下生を育成した。




棒手振り
近世までの日本で盛んに行われていた商業の一形態である。
ざる、木桶、木箱、カゴを前後に取り付けた天秤棒を振り担いで商品またはサービスを売り歩く様からこう呼ばれる。

一挺天符式の櫓時計
「一挺天符」は、棒天符が1本付いている。
鐘の下の、分銅がつている櫛歯状の横棒が棒天符で、往復運動をして、振り子のように時計の動く速さを制御する(=調速機)。毎日、明け六つと暮れ六つに分
銅の位置を移動して、時計の速さを調節する。
四角錐形の台があることから、この形式の和時計を「櫓時計」という。

釣瓶落としの日が暮れて
「秋の日は釣瓶落としの」
秋の日が急に沈むことを、井戸に落とす釣瓶にたとえていう言葉

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