朝日新聞特別報道部
『プロメテウスの罠9
この国に本当に原発は必要なのか!?』★★
月末月初でばたばた
あと数日で311
NHKで避難指示が解除された楢葉町がやっていて、
その現状に涙がこみあげてきた。
天神岬 子どもの頃よく遊んだなぁ
その高台から見える景色は除染した土が仮置き場に山になっているさま。
人口7400人中、帰還したのは400人あまり。
少しでも復興の力になれたらよいなって毎回思う。
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「もし筆甫の野菜を測って高い線量が出てしまったら、もう町では対処できない。だから測ってないんだ。分かってくれ」
ああ、町にも頼れないんだな。
「何をやり、何をやめるべきか、あきらめるべきか、様子見するべきか、それには具体的な放射量を知らないと分かりませんから」
放射能と向き合って暮らすしかないんです。できることなら、畑の土を事故前に戻してほしい。それはできない相談だろうから、損害賠償を求めたんです。被害の重大さを認識してもらうために」
「地元の建設会社は、原発事故で仕事がなくなってつぶれるところだった。その放射能の後始末で、なんとか生き延びてる。変な話だ」
「中間貯蔵施設ができてしまったら、自分が生きているうちに自宅には帰れない。ほかの住人もそう思い始めているようだ。もう、除染したって仕方がない」
それでも、大熊町とは何とかかかわっていきたいと真剣に願う。
支え合わないとね
役場から車でほんの数分で原発の敷地が現れる。バイパスわきに広がる草原がフェンスで囲まれている。
守衛所から中に入ると、舗装が行き届いた道沿いゼネコンや重電機メーカーの看板が次々と出てきた。各社が現地事務所を置いている。
「日本を代表する企業ばかり。それが、こんなにそろっている。建設を止められないわけだ」
向き合うものの大きさを感じた。
「国が領土や国民からなっているように、自治体も固有の土地があり、住民がいて成り立つ。原発事故はそれを奪ったんだ」
『晴耕雨読』
晴れた日は畑を耕し、雨の日は本を読む。そんな暮らしぶりをさす。
11年12月16日、野田は記者会見で「発電所の事故そのものは収束に至ったと判断される」と福島第一原発の事故の収束宣言をした。
細川は憤り、嘆いた。
「収束なんてしていないのに、どうして収束宣言ができるのか」
「日本が原発の安全性を信じて発信してきたのは過ちだった」
「原発が絶対に安全かといわれるとそうではない。これ以上、原発を増やしていくのは無理だと思う」
01~06年の首相存在中、原発を推進する立場にあった小泉が、原発推進の「過ち」を率直に認めた。
「苦しいけれど、原発の依存度を下げていこう。日本人は知恵もあるし、努力もする。ピンチをチャンスに変える努力をすべきだ」
小泉は「原発ゼロ」への訴えを強めていく。
2014年7月23日(水)
がれき撤去で放射性物質が飛散した問題で、東電は4時間で最大1兆1千億ベクレルの射性物質が建屋外に出たとの推計結果を発表。通常の2万倍以上
今回のもんじゅの記事(1万件の点検漏れ)あまりのずさんさに持ってゆきようのない怒りを感じた。
一体どうなってるの?どんな体制なの?
あぁどうして大きく取り上げられないのだろう。
知ってた?