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Brugge Style
yes, virginia
毎年この季節になると子どもたちはそわそわし始める。
なぜかと言うに、12月6日にはサンタ・クラース様(サンタクロースの原型になった聖人)がプレゼントを持って来るのだから。
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友人から聞いた話。
ある小学校一年生の宿題に「クラスの○○君はサンタクロースはいない、と言います。あなたは○○君の意見に賛成ですか,反対ですか?サンタクロースがいると思う理由、いないと思う理由も書いて下さい。」という出題があったそうだ。
小さな子どもを持つ親ならば困惑する設問の仕方だ。
案の定、「信じている子どもをそっとしておきたい」というクレームが親からたくさん出たとか。
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サンタ・クラース様は、クリスマス・マン(=サンタクロース)は、歯の妖精は、森の小人は、復活祭うさぎは、いるのかいないのか。
7歳の娘はこういう不思議な存在のことを信じていて、いろいろ体験談を披露してくれる。
でもわたしだって負けていないくらい信じているのだ。
サンタクロースも、妖精も実在する!
「へ」理屈と言われるかもしれないけれど...
自分に子どもがいてもいなくても、何かしら縁のできた子どもの笑顔のためにプレゼントを仕込む人はみんなサンタクロースであり、復活祭のうさぎなのである。
白いヒゲをたくわえて赤い服を着た、たった1人の老人の特権ではなく、誰もが毎年サンタクロースになれるなんて、なんとすばらしいことなんだろう。なんとすばらしい世界なんだろう。
こういった小さなことが、人生に仕掛けられた最大の喜びではないか、と思うこの頃である。
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