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Brugge Style
破壊しに、と彼女は言う/detruire, dit-elle
ああ、がっくり...
午後、ほんの30分ほど、近所の雑貨屋まで出かけて帰ったら、飼い犬(彼女、今7ヶ月半)がイヤに神妙な態度を取るではないか。
ふと見ると床にキラキラ輝く黒いものが散乱している...
や、やられた、コンソール・テーブルの上の黒ガラスのキャンドル・スタンド。
高さが1メートルくらいあり、光を反射させる具合がとってもとっても気に入っていたのだ。
2、3日前には今年買ったばかりのダイニング・テーブルの足を4カ所もかじられ、ハゲ状態にされたところだというのに...
1週間前には娘のカーディガンと帽子をセットでぼろぼろに引きちぎられ、来客のラビット・ファーのショールをいたずらされたばかりだというのに...
娘は成長の過程で、モノを壊したり落書きをしたりといったことが皆無だったので、割れものや高価なものや大切なものを頓着なくその辺に置けるのがあたりまえだと思っていた。
たかがモノ。されどモノ。
夫に訴えても「壊れてしまったものはしょうがないでしょう?」といわれるの決まっているので(笑)、自主的に犬よけのスプレーを家具に撒いてみることにした。
が、いやもう、これがすごい匂い。犬でなくても近寄りたくない。
なんとか人間の鼻だけは欺こうとヘタに薔薇の香なんかを焚いてしまったものだから、最悪の状態で食事をとらねばならなくなった。
この忙しい時期にいったいどこまでつき合わなければならないのだろう。
せめて病気はしないでくれ(笑)。
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