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別荘ライフ




週末、ベルギーの南部、アルデンヌ地方にある別荘を訪れる。


ブルージュから車で2時間半ほどの行程は、金曜日の夜に出かけて日曜日の夕方に帰宅するのにちょうどいい距離だ。
真っ平らなフランダース地方におさらばして、緩やかな丘陵地帯がフランスまで続く、自然も食も豊かなアルデンヌ地方へ。



ワタクシ、全くここにはよりつかない(笑)。


平日は経済活動と文化を堪能するに便利な都会に住まい、週末は自然のなかでのんびりと過ごす...
まるで住宅販売会社のコピーのようだが、実際多くの人々の憧れのライフ・スタイルであろう。
わたしだってそうですのよ。

ではなぜアルデンヌの別荘ライフが楽しめないかと言うと、現在のワタクシのブルージュでの生活が非常に中途半端だからだと思う。

ブルージュの家はベルギーでは数本の指に入る都市の旧市街の中心にあり、生活に必要な施設はすべて徒歩圏にあると同時に、街並は閑静で美しく、住宅の充実度も高く、はたまた森や海も近いと来ている。
はっきり言うと、「過不足」(=過ぎたことと足りないことがない)ゆえの退屈!

つまり...アルデンヌに行っても「ブルージュとあまり変わらない生活」なのだ。
生活にコントラストを与えることにより、単調さから逃れることが目的の本宅ー別荘ライフなのに、本宅と別荘が同質では意味がない。

だから...わたしはどちらかと言えば週末に都会に出かけたい。平日はブルージュで子どもと飼い犬とゆったりした時間の使い方をし、週末はパリやロンドンに大人中心(夫や友人たちと)の滞在がしたい。

ナイモノネダリなのか。


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