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hemel




アントワープのメイン・ストリートを娘と歩いていたら、風船が青空に吸い込まれていくのが見えた。


娘は「もしママが死んだら、ヘーメル(=蘭語で天国)に行くでしょう?ヘーメルは上の方にあるでしょう?だからふうせんにお手紙をつけてとばしてあげる。ママがさみしくないように。」

娘よ、もしわたしが死んで天国へ行けたら奇跡だけれども、もしそんな慕わしい手紙が下界から届くならば、それは地獄だよ。

とは言わなかったけれど(笑)。


地獄とは、「愛するものの不在」という意味である。


言葉の遊びではなく、ホント。


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