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コヴェント・ガーデンで眠れば




2日連続でロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスでバレエを鑑賞するのは、わたしにとっては全く珍しいことではないが、夫が出張でマドリッドへ行ってしまったため、わたしはロンドンに泊まることにした。

ロイヤル・オペラ・ハウスの正面玄関真向かいに去年オープンしたホテルに宿泊。




ホテルの玄関を出て道路向こうはオペラハウスという、オペラハウスで夢を見たあと、覚めないためにあるホテル。

心も身体ともに高揚して、頭の中では音楽が鳴り続け、自分の歩調がバレエの動きになったかのように感じつつ(笑)、充実したまま眠りにつく。

まさにオーストリアのホテル・ザッハー(国立歌劇場前)や、インペリアル(楽友会館前)のようなロケーション。
わたしにとっての天国。
天国とは人の数だけあるのだろう。


ただ、レストランも客室もかわいらしいのはかわいらしいし、フォトジェニックだし、ロンドン風なおしゃれではあるが、ザッハーやインペリアルに比べたらかなり格は落ちる。
食事もロンドンの一般的なレベル。もうこれはしょうがないと思うしかない。




バーもかわいい。
ロビーのエリアもかわいい。




2日連続で見たのはフレデリック・アシュトンの3本立て。
Scènes de ballet
A Month in the Country
Rhapsody

3作品とも、音楽を含めて振り付けもセットも大好きだ。
ストラヴィンスキー、ショパン、ラフマニノフ。

ラフマニノフの Rhapsody on a Theme of Paganini が繰り出す音の一つ一つを身体の動きで可視化したらこうなるのね...

バレエの感想はまた明日改めて書こう(自分のための覚え書き)。
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