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Celibidache 2000




Celibidache。


わたしのアイドル。
娘が誕生して初めての母の日、写真に残っている彼女は生後6ヶ月で、リボンのかかった箱をまさにわたしに手渡そうとしている。
Celibidacheの死後(96年)、許されて世に出始めた正式版シリーズのセットをプレゼントしてくれたのだ。


まさか自分が母親になるだなどと(今でも信じられないが)想像もしなかったが、まさか母の日に「音楽は無であり、言葉で語ることはできない。ただ体験があるのみである。」を娘からプレゼントしてもらうなんて...

今日もスローなCelibidacheを聞きながら、彼女があちらへ動きこちらへ動きしているのを眺めている。






これは今日贈られたお花。



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虹色の珠 イリスパイラ




宝石は世間並みに好きだ。


いつも身につけているのはピアス・イヤリングと結婚指輪程度だが、ブローチはスタイルをよく見せるために重宝するし、形状が好き。
指輪は常に自分の目に入るので、つけていてうれしい。
七部袖やノースリーブの洋服が好きなため、これらによく合うブレスレットも楽しい。

反対に首から下げるもの(ネックレスやペンダントね)はあまり好きではない。
ワタクシの唯一の美点は首がとても長いことであり、ネックレスも種類を選ばずつけられると思うものの、首元には何もなしで長めのイヤリング、あるいはブローチ、というスタイルの方が好みである。


ついでに好きな石について主張しておくと(笑)、どの石が、というよりもカットのされ方次第に興味が左右される。
ダイヤモンドは別にして、カボションにしてあるものには強烈に惹かれる。それから真珠。


あ~ここまで来て、やっと本題。
宝飾関係の仕事をしている友人(ベルギーには宝飾関係の日本の方が多くいらっしゃる)から、希少な真珠を入手した。


近頃、世間に出回っている真珠の隠された「事実」を聞いて落胆したものだが、彼女から渡ってきたネックレスは、色も、照りも、巻きも、形も、質も大満足のiris spira(このHPはなぜか出来がよろしくなく本物の何万分の一程度の魅力しか伝わらないだろうのが残念(失礼))。


「今、ネックレスは好きじゃないと言ったばかりなのにネックレス?」と突っ込まれそうだが、これは可憐でセンスのいい彼女による絶妙/お利口なデザイン。重宝しそうである。



.....



そう言えばずっとずっと前、まだ20代の頃、かなり年上の女性に「あなたはグレーの南洋真珠のような人」と言われたことがある。...ってどんな人をイメージします(笑)?
何か老けてない(笑)? 老けてるよね(笑)?


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別荘ライフ




週末、ベルギーの南部、アルデンヌ地方にある別荘を訪れる。


ブルージュから車で2時間半ほどの行程は、金曜日の夜に出かけて日曜日の夕方に帰宅するのにちょうどいい距離だ。
真っ平らなフランダース地方におさらばして、緩やかな丘陵地帯がフランスまで続く、自然も食も豊かなアルデンヌ地方へ。



ワタクシ、全くここにはよりつかない(笑)。


平日は経済活動と文化を堪能するに便利な都会に住まい、週末は自然のなかでのんびりと過ごす...
まるで住宅販売会社のコピーのようだが、実際多くの人々の憧れのライフ・スタイルであろう。
わたしだってそうですのよ。

ではなぜアルデンヌの別荘ライフが楽しめないかと言うと、現在のワタクシのブルージュでの生活が非常に中途半端だからだと思う。

ブルージュの家はベルギーでは数本の指に入る都市の旧市街の中心にあり、生活に必要な施設はすべて徒歩圏にあると同時に、街並は閑静で美しく、住宅の充実度も高く、はたまた森や海も近いと来ている。
はっきり言うと、「過不足」(=過ぎたことと足りないことがない)ゆえの退屈!

つまり...アルデンヌに行っても「ブルージュとあまり変わらない生活」なのだ。
生活にコントラストを与えることにより、単調さから逃れることが目的の本宅ー別荘ライフなのに、本宅と別荘が同質では意味がない。

だから...わたしはどちらかと言えば週末に都会に出かけたい。平日はブルージュで子どもと飼い犬とゆったりした時間の使い方をし、週末はパリやロンドンに大人中心(夫や友人たちと)の滞在がしたい。

ナイモノネダリなのか。


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どこを切ってもフランダース






先日、kortrijkまで調達しに行った
vandererfven(belberry)のフランボワーズのジャムと
初ものの生フランボワーズをたっぷり、
さらに近所のチョコレート屋arti-chocのフォンダンを使った
「どこを切ってもフランダース!」なチョコレート・ケーキ。



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