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・・・🌸 梅雨前線が気になる時期に 🌺・・・

鐘撞堂山

2012年03月26日 | 関東百名山

  鐘撞堂山(外秩父:関東百名山)

3月24日東武東上線 寄居駅から「鐘撞堂山」へハイキングに行った。

  今日のパートナーです。

晴天、雲が出ていたが暖かい、時折強い風が吹く、手袋はこの後外した。

       福寿草の栽培畑

10:20 駅前から大正池までは舗装道路を歩く、野草が楽しみ・・・。

  

11:00 大正池、ただの溜池?見るものはない。

  

11:15 登山道入口、杉の植林帯を登る、先行する団体さんがいた。

     竹林に変わる、この竹を利用して「竹酢」なるものを搾って販売する人がいる、今日は休業か?

   カンスゲ

11:30 高根山への分岐(この標識は助かる)花はカンスゲが多い。

  

11:40 最後の急登を登り山頂へ、今日の昼食は崎陽軒の「春弁当」で。

  

山頂からの眺望です。↑笠山・堂平山          ↑筑波山

   

雪を被った上越国境の山々                ↑奥秩父の盟主 両神山

  一輪咲いていたカタクリ 

12:00 あんずの里へ向かい下山開始、山頂直下で”カタクリ発見”

  

12:30 あんずの里へ、ここから「カタクリ見学コース」へ歩を進める。(約10分の距離だった)

     外秩父に生息する”イノシシ”は目が大きく、可愛い。一度逢ってみたい。

  

ここも早咲きの一輪を見つけた。        大半が「仕度中」

今年は花が遅い、カタクリもしかり。もう1週間から10日間、必要か?

  

13:30 ヘラブナ釣り人が糸を垂れる円良田湖。今日最後の登り、羅漢山へ向かう。

        

          

五百羅漢さんの一部を紹介します、一つとして同じ表情がないのが凄い。

羅漢(阿羅漢ともいう):尊兄・供養を受けるのに値するという意味で、

                仏教の修行の最高段階またはそこに達した人。元は仏の尊称に用いられた。 

     背中にはバッグナンバーが刻まれていた。

  曹洞宗少林寺は改装中

13:50 少林寺へここから、日帰り温泉・簡保の宿寄居へ向かう。

  

14:20 秩父鉄道波久礼方面へ歩き、最後は坂を上って「簡保の宿寄居」へ。

     お風呂は最上階(6階)、写真は波久礼駅を臨む。(流れは荒川) 

  

15:20発の送迎バスで寄居駅へ、帰途に着いた。

18:45 夕食は久ぶりに「酔亭」味噌ラーメンを完食、長い充実した一日が終わった。 

            http://www.yoitei.com/

  *****

    行程(標高差225、約9km,4時間) 

  10:20 東武東上線寄居駅 ⇒11:00大正池 ⇒11:15鐘撞山登山口

   ⇒11:30高根山分岐 ⇒11:40~12:00 山頂 ⇒12:40カタクリ見学地

   ⇒13:00円良田湖   ⇒13:30羅漢山登山口 ⇒13:40五百羅漢 

   ⇒13:50少林寺 ⇒14:20~15:20簡保の宿寄居 ⇒15:40寄居駅

 

 

 


大山三峰山

2012年03月21日 | 神奈川県の山

”ヤセ尾根ルート”が見事な大山三峰山に登ってきた。

  

小田急本厚木駅から神奈中バス「宮ケ瀬行」でバス停「煤ケ谷」下車登山口へ。

丹沢山塊特有の「ヒル注意」の看板、この時期は心配ないが。

  カンスゲ    大犬ノフグリ     「レ

春ですね ・・・。

  鹿除けの柵

「柵」が何重にも設置されている、元々は彼らのテリトりーだが・・・。

 注意喚起の標識

大山三峰山の紹介だが、この辺りの登山道では、その意味が通じない

  

落葉樹の目立つ、趣のある登山道です、いい天気でしょう。

 「登山道崩落」の標識

山の崩落が顕著だ、「土留め」の対策はなされているが、自然には勝てない。

         

谷側はきれており、その谷も深い、崩れた岩が登山道にゴロゴロしている。

  物見峠(熊の目撃情報も!)

11:00 約70分歩いて物見峠へ、ここからがいよいよ本格的な登りがはじまる

  急登の階段

急登の階段が設置されている、木の根も露出している、道も細い。

  

杉の樹間から、 ↑丹沢山   ↑蛭ケ岳          ↑丹沢三峰が見える。

このアングルで見る丹沢山塊は初めて、丹沢最高峰蛭ケ岳も確認できる。

  

11:45 階段の急登を登り、3~4回のアップダウンを繰り返し、正面に山頂が見える。

標高計も950mを指している、あれが三峰山(と勘違い)気合いを入れて階段を登る。

数えたら約200段、ピークと思ったら、ヤセ尾根・鎖場・岩場・木の根・キレットの始まりだった。

三峰山0.8km の標示は戦闘開始の合図だった。

      

    

 ヤセ尾根を難所が続く、雨が降ったら歩きたくない場所だ。

鎖も設置されているが、その杭がグラグラ動く場所もいくつかあった。

    三角点

12:10山頂へ、山頂というより「テラス」、眺望もなく、せまい。(信仰の山の痕跡は唯一あった!札のみ)

12:30昼食を食べて、「不動尻」へ下る。

  

下りも「いきなり」の急登だ。

足元は「ザレテ」おり、サポートする木も細く、条件が悪い。

 大山  大山三峰山

梢越しに「大山」が顔をみせる、尾根道は大山に向かって伸びている。

 キレット      木の根を歩く

高度感もあるし足元が不安定な場所が多い、下りだった。

  

急登が終わると、なだらかな尾根道、分岐(一部廃道)を過ぎると沢沿いの道。

こちらの斜面も崩落が目立つ、鎖場も4か所あった。

13:25大山への分岐を過ぎ、13:35 不動尻へ、あとは林道歩きで広沢寺温泉バス停へ

    

林道脇にミツマタが咲いていた、ネコノメソウも。

 今日のパートナー

14:30 広沢温泉入口バス停へ、バスは出た後。

次は90分後、さらに県道を歩き、七沢温泉病院入口へ、ここで「愛甲石田」行のバスで帰宅に着いた。

 県道から

左奥が大山三峰山、右は鐘ケ嶽

 行程(登り標高差755m、約13km、4時間30分) 

  9:40 煤ケ谷バス停 ⇒9:45登山口 ⇒11:00物見峠 ⇒11:45鞍部

    ⇒12:10~12:30山頂 ⇒13:25大山分岐 ⇒13:35不動尻 ⇒14:30広沢寺温泉入口バス停

*****

 大山三峰山:神奈川県愛甲郡清川村、標高953m。

      丹沢山地北東部、大山の北東に続く尾根にあり、北峰・中峰・南峰からなる。

      丹沢三峰(本間ノ頭・円山木ノ頭・太礼ノ頭の三つのピーク)と区別するために大山三峰山ともいう。

       三峰山は全国に19ある(日本山名辞典より)その多くは信仰に関する山が多いが、ここ大山三峰山

      にはその痕跡がない。石像、祠の類だ。唯一それらしきものは山頂の三角点におかれた「梵語」で

      書かれた木の札だ。信者もあまりの山の険しさに近づかなかったか?

       ちなみに「にせピーク」といったのは北峰で、三峰山が中峰、南峰も下りで歩行禁止になっている

      ルートがあったので、その先にあるのかもしれない。

  

 

 


山登りの効用は・・・

2012年03月19日 | 日記

  山登りの効用は・・・。

こんなしんどい思いをして、なぜ山に登るのだろうか?

誰もが「自問自答」しているはずです。

私はこんな回答を用意しています。

「そこにしかないものを求めて、山に登ります」と  

 山登りのサポーター達です

一人で山に入る。

人影が見えなくなり、足音が遠ざかると、静けさがやってくる。

どこかで飛ぶ小さな虫の羽音さえ、耳元で聞こえる。

藪から飛び立つ、鳥の音に驚く。

木と木がこすれあう、音色が囁いているようだ。

五感とか六感とかが、待ってましたとばかり活躍し始める。

まさに体中の毛が逆立って、一本ずつアンテナになってゆく感じ?

動物としての最低限の感度を思い出し、不思議な感覚にとらわれていく。

これが山登りの効用の一つで、醍醐味かもしれない。

 本日開花した我が家の桜

山頂を極め、下山し、里の音(車の走る音・・・)が聞こえてくると

                                 安心するのはなんでだろうか?

   ******

薀蓄(うんちく)とは:ある分野について蓄えた知識のこと。

             薀蓄、蘊蓄、うん蓄、とも表記される。またその知識について滔々と語ることを

             「うんちくを傾ける」という。

             本来は学者などが長年の研究で蓄えた知識のことを指すが、最近では雑学と同様の

             意味で使われることも多くなった。

             (もちろんここでは前者をめざしたい、こうご期待) 

 


高座山・杓子山・鹿留山

2012年03月18日 | 山梨百名山

道志山塊、高座山(たかざすやま)杓子山・鹿留山を縦走してきた。(M新聞ツアー)

当日の天気予報:前線が本州の南海岸沿いに延びる、関東は夕方頃までが降る。降水確率は90%。

 は本日休業だ。

 :鳥居地峠(標高980m)

10:00 登山口着、雲の動きが激しい、小雨がパラパラだが合羽着用でスタート。

  

向こうの稜線は石割山・太平山        高座山(たかざすやま)

高座山はカヤト(注:茅戸 チガヤ・スゲ・ススキ等で覆われている山稜の総称)の山、

足元はゆるく、急斜面を登るのは”滑らないように”神経を使う。

  誰もいない山頂

11:00 高座山頂上へ、曇って忍野村しか見えない、”とっとと”下る。

  

下り始めてから、傾斜のある場所でアイゼンを着ける、良い子にはお勧めできません。

 ヤセ尾根・岩場の難所

アイゼン、雪のある場所では有効だが、岩場は要注意だ。(2~3ヶ所あった)

 大権首峠(おおざすとうげ:読めない!!)

12:00 大権首峠、登れば「杓子山」、行動食を食べ、山頂へ向かう。

  

誰もいない山頂                      杓子山1597,6 と書かれた鐘

12:50 つづれ折の登山道を歩き山頂へ、遅い昼食、眺望はガスで全くない。

 雪の多い(3~40cm)鹿留山への道

鹿留山への道は、雪がさらに多い、トレースも一人分しかない、外すともぐる。

 子ノ神分岐

14:00 子ノ神分岐へ、雪が多いので時間がかかる。ここから鹿留山へはピストンで。

  

鹿留山頂=今回の最高峰 1623m            ブナの巨木に囲まれ眺望なし

14:15 鹿留山頂へ、ここが?と思われる場所、巨木のブナが見事だ。

  岩場の急降下

子ノ神へ戻り、忍野村へ下る、道は踏み跡もない。

標高差は約600m、落ち葉の溜まった急傾斜 ⇒岩場の急降下と続く。

登るにも、下るにも厄介な道だった。

  

忍野村                             立ノ塚峠:”誰か杖忘れてるぞ!!”

15:40 立ノ塚峠へ、二十峠方面は石割山の通じている。

後は植林された杉林に敷設された林道をモクモクと小走りに歩いた。

  今日のパートナーです(雨天標準装備)

16:15 バスの入れる林道分岐点に着いた。

予定時間を90分押していたので、温泉には入らず、帰途に着いた。

 土栗:ツチグリ族のキノコ

登山道で見た唯一の植物”キノコ”だそうです。(土柿ともいうらしい)

 行程(予定時間 4時間30分:実時間 6時間15分=雪のせい?)

 10:00 鳥居地峠 ⇒11:00高座山(1304m) ⇒12:00大権首峠 ⇒12:50杓子山(1598m)

  ⇒14:00子ノ神 ⇒14:18鹿留山(1603m) ⇒14:35子ノ神 ⇒15:40立ノ峠 ⇒16:15林道終点

    

 

 

 

 

 


箱根駒ヶ岳

2012年03月13日 | 神奈川県の山

雪の残る、箱根駒ヶ岳~神山~冠ケ岳~大涌谷を歩いてきました。

 :県道75号線から見た駒ヶ岳

8:45小田原から西武バスに乗り、元箱根経由で箱根園へ。

ここから駒ヶ岳ロープウエーには乗らずに、県道を歩き10:10「防ケ沢登山口」へ

  

登山口にこの看板、天城山麓にも”ヒメシャラ”が多かったことを思い出す。

ヒメシャラ:ツバキ科 ・山地などに生え、樹皮はすべすべし、はがれやすい。                  

               ・夏に咲く白い5弁花は、すっきりしていてきれい。 夏椿より花は小さい。            

               ・夏椿は「沙羅の木」とも呼ばれる、 それより小さめなので「姫」「沙羅」となった。

 :距離を示す道標(50m毎に設置されている)

霜柱の降りた道を歩く。

道は整備されているが、土砂の流出が激しい、木の根が露わになっている。

階段に使用されている、丸木も崩れ落ちているものが目立つ。

 

ジグザクの急登を登って行くと、雪が出てきた。

道が平坦になり、笹林になると正面に駒ヶ岳が、11:10神山への分岐に。

 

駒ヶ岳へ25分とある。

雪は多い(積雪10~15cm か)登山道は北側にあるのであたりまえだ。

木に着いた「霧氷」がキラキラ光ってきれいだ。

  箱根神社本宮(駒ヶ岳山頂)への道

11:25箱根神社本宮への分岐から、笹原を登り11:30本宮へ。

風が強い、ここで富士山と御対面だ。大きな雲がかかって、山頂まで見えない。   

    富士山

 

雪の丹沢山塊 ↑    芦ノ湖 ↓               相模湾 ↑   沼津アルプス ↓

 

眺望は360度あるが、富士山は残念の一言。

   今日のパートナー

レストハウスで昼食を食べ、アイゼンを付けて、12:05神山へ下る。      

雪は多いが、トレースがあるのでそれを頼りに歩く。   

  神山山頂

12:50 神山山頂へ、2度目だ。 眺望はない、アセビの灌木に囲まれているためだ。

以前(2004年)来たときは、”宗教団体?”とおぼしき団体”(若人)が手を合わせている異様な光景を目撃した

が、今回は誰もいない。

 冠ケ岳山頂

神山からはほぼ下り、アイゼンが頼もしく感じる。

13:10冠ケ岳山頂へ、登山道からは往復10分の行程だ、眺望はない。

    

冠ケ岳~大涌谷分岐まで尾根道で撮った 丹沢山塊。

     

冠ケ岳で撮った”霧氷”たち。

冠ケ岳周辺で硫黄臭がする、大涌谷も近い。

 

13:40大涌谷・早雲山の分岐へ、大涌谷15分とある。

ここから見た富士山、相変わらず雲がブラインドになっている。

かなりの急登を下る、道も荒れている。

  噂の箱根イワカガミ

箱根イワカガミが今年のオープンにかけて準備中だった。

14:10大涌谷駐車場へ。

名物「黒玉子」に人が群がっている、それも外国人。

東日本大震災で減った中国人観光客も戻ってきているようだ。

路線バスで湯本に戻り、帰途に着いた。

  ・・・行程(最大標高差650m、約7km)・・・

  9:50箱根園バス停 ⇒10:10防ケ沢登山口 ⇒11:10駒ヶ岳分岐

   ⇔11:30駒ヶ岳 ⇒12:50神山山頂 ⇒13:10冠ケ岳 ⇒13:40大涌谷分岐

   ⇒14:10大涌谷 ⇒15:25湯本駅