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・・・🌸  山も花も初夏を迎えています  🌺・・・

雪の玄岳(799m)

2014年02月24日 | 静岡県の山

2月23日(日)雪の玄岳(熱海市)を歩いてきました。

今回のメンバーはi-tfmの4名。 常連のK隊員は欠席です。

 玄岳は、熱海駅の南西5km、熱海市と函南町・韮山町の境にある。

熱海火山帯の主峰で初島を中央とした外輪山とも考えられる。

のびやかな笹原が広がる山頂から、360°のパノラマが楽しめる。

かっては十州一覧台と呼ばれていた。

(注:十州・・・伊豆、相模、駿河、遠江、甲斐、武蔵、安房、上総、下総、常陸)

8:35 熱海駅から伊豆東海バスで玄岳ハイクコースバス停へ向かう。

   (伊豆東海バスは suica が使えない)

:バス停

8:55 バスは山あいの道をあえぐように登り、バス停へ。

:蜜柑

和田山地区の集落を登って行く。

これが半端ない”急登”間違いなく今日のハイライトになる道だった。

:登山口

9:13 登山口に、道は緩やかになる。

「自然は友達」「緑の風は心の詩」「緑のシワアー・・・・」等看板に書かれた言葉が目を引いた。

雪は残っていた。

:これは地名

9:45 熱海新道に架かる陸橋の上に「才槌の洞」看板。

正面に玄岳(一部)が顔をみせる。

沢沿いの雑木林を歩く、雪ノ下に石でもあるのか、足をとられる。

雪は多いが、凍ってはいないので、アイゼンを着けるまでもない。

誰のだ?

10:13 雑木林が終わり低い灌木(アセビ)に変わると、南側に開けた展望地に。

熱海市街を俯瞰できる、相模湾に浮かぶ初島、左に真鶴半島、大島は霞んでいるが見えた。

:箱根駒ヶ岳

わざわざ木を切り払って作ったのか?

:玄岳

10:20 展望地からひと登りで「氷ケ池分岐」へ、玄岳が姿を見せる。

氷ケ岳分岐

玄岳山頂は後へ、氷ケ池へ向かう

:深い雪

踏み跡は一つ、それを頼りに下る。

:旧玄岳ドライブイン(廃業)

10:55 伊豆スカイラインへ降り、氷ケ池への道を探す。

氷ケ池

かってはここから氷を切り出していた、故に”氷ケ池”と命名された。

:箱根駒ヶ岳

:富士山

:沼津アルプス

伊豆スカイラインからの眺望です。

玄岳展望台

氷ケ池への降下点は判明せず、伊豆スカイラインを歩いて展望台へ。

丹那登山口

11:20 丹那登山口から玄岳山頂をめざす。

(ここは旧玄岳ドライブインの対面、氷ケ池への降下点はここで確認できた)

:笹原の登山道

笹原を登る、笹の藪漕ぎ、足元は緩いが大きな支障にはならない。

:山頂

11:40~12:20 山頂に、昼食。

先日韓国へ旅行した  隊員から韓国土産に舌鼓をうった。

360°のパノラマは確保されている。

駿河湾と富士山。

海があって、山があって、富士山が。”this is japan”の絵が目の前に展開されていた。

熱海方面

:伊東方面

:下山路

氷ケ池分岐へ下る。

アセビ

:忘れ物

雪の下りは要注意、アイゼンを着けるまでもないので、”滑らないように・転ばないよう”に

ゆっくり、急いで下った。

13:00 「才槌の洞」

:常緑樹

葉が日を受け、光って見える。

和田山地区で見た野草たちです。

13:45 バス停に戻ってきた。

バスを待たずに、熱海駅までそのまま歩いた。

:熱海桜

熱海市役所前の「熱海桜」2~3分咲といったところか。

14:40 熱海駅アーケードのにぎわい

14:45~15:20 「駅前温泉」で汗を流す。

料金は500円、だが温泉街で入る温泉ではなかった。

お湯は温泉のようだが、熱くて入れないのと、せまいのでゆったりできなかった。

***

      行程:標高差557m、約10km、約5時間 

     8:35 熱海駅バス停 =8:55 玄岳ハイクコースバス停 ⇒9:13 玄岳登山口

      ⇒ 9:45 才槌の洞 ⇒10:13 展望地 ⇒10:20 氷ケ池分岐 ⇒10:45 伊豆スカイライン

      ⇒11:20 丹那登山口 ⇒11:40~12:20 玄岳山頂・昼食 ⇒12:25 氷ケ池分岐

      ⇒13:00 才槌の洞 ⇒13:45 玄岳ハイクコースバス停 ⇒14:40 熱海駅

  twins  

hina-bou は絵本が好きなようです。

mei はお気に入りのリュックを背負っています。

 

 

 

 

 

 

 


堅破山(たつわれやま)

2014年02月18日 | 関東百名山

2012年1月21日、堅破山(658m=関東百名山)へ行った。

今年初になるⓂmaitabiツアー、個人で行くにはアクセスが悪いのでツアーを選択した。

前日から関東地方も雪、当日も雨もしくは雪の予報が出ていた。

常磐道日立北ICを降りる頃には、霙から雪に変わっていた。

:登山口

11:00 一の鳥居をくぐり歩き出す、当然合羽着用。

良く整備された杉の植林帯、二の鳥居を過ぎると本格的な登山道だ。

堅破山は「奇岩怪石」がある、地質学てきにみても特別な場所なのだろう。

:烏帽子岩

まずは烏帽子岩、次に手形石:八幡太郎義家のものといわれる大手形だが、

この手形から推測すると義家の身長は20mぐらいあった

:岩だらけ

畳石、と続き仁王門へ、ここを右に巻き太刀割石へ。

:グレープフルーツ?

太刀割れ石

大きな岩がスパット横に割れている、巨大なグレープフルーツ?

自然の力は偉大だが、人間も負けていない、こんな話を創造した。

”奥州遠征に向かう義家が、この山の陣中で夢枕に立った老人に黄金の太刀を賜り、

その太刀で巨岩を一刀両断にした”という巨岩伝説だ。・・・(話は続く)

水戸の老公・徳川光圀がこの岩こそ奇岩NO1として「太刀割石」と名付け、

これが「堅破山」の山名になったという。

:甲石

ここを右に登ると黒前神社の神楽殿、前庭に甲石、船石がある。

雪の階段を登ると拝殿、その裏をたどると堅破山頂だ。(早・・・!!)

展望台があるが、この雪では何も見えない。

(周囲が山に囲まれていることは解ったが)

神楽殿に戻り、休憩所で昼食、寒暖計は-2.5℃をさしている、じっとしていれば寒い。

:土岳登山口

杉林を降り、登山口へ戻り、バスで13:15 土岳中戸川登山口へ移動。

降り続く雪の中、杉林の登山道を歩く。

14:00 けやき平駐車場へ、誰もいない。

:土岳山頂

14:15 土岳(600m)山頂、眺望は360度あるが、何も見えない。

写真を一枚撮ったら充分、寒いので”トットト”下る。

傾斜が思いの外急なのと、うっすらと積もった雪の下は落葉。

滑らないように歩くが、滑る、最後に緊張した。

15:10 小滝沢キヤンプ場の登山口へ。

:汐見滝 

ここは花貫渓谷(最近紅葉で売っている)の入口。

「汐見滝の吊り橋」まで足を伸ばし渓谷美を鑑賞した。

「七奇石」:烏帽子岩・手形石・畳石・太刀割石・甲石・舟石・胎内石 (朱記は見た石)

茨城県といえば「筑波山」ここも大きな岩が多い。そして堅破山も、何か意味があるのだろうか?

**

            データ:標高差600m、約7.5km、約4時間 

            関東百名山 66 完登

***

梅の木に「鶯」発見!!!

我が家の梅の「母樹」にウグイスが、花をついばんでいました。

近しですか・・・・

:鶯(ウグイス)スズメ目ヒタキ科ウグイス亜科の鳥

大きさはスズメぐらい。背面褐緑色、下面白く、白色の眉斑がある。

低山帯から高山帯の低木林に至るまで繁殖し、冬は低地に移り市街地にも現れる。

さえずりの声が殊によい。 別名、春鳥、春告(はるつげ)鳥・花見鳥。  (広辞苑から)

 

 twins  

hine-bou が歩いたとの話もありますが、今回はお休みです。

 

 

  


シダンゴ山

2014年02月16日 | 神奈川県の山

2012年2月1日、シダンゴ山(758m)を歩いてきた。

ダンゴ山めずらしい名前だ。

:石碑と祠

その謎を解く説明が、山頂にある石碑に刻まれていたので紹介する。

:シダンゴ(ウ)は古来「震旦郷」と書く。

震旦とは中国の旧異称(「真丹」「振丹」「至那」「脂那」「支英」等同じ)

一説には6世紀中頃(仏教が日本に渡来した時期)仏教を寄(ヤドリギ)の地に、

伝える仙人があり大寺の地、この山上に移住し、仏教を宣楊したという。

当時箱根の明神岳、丹沢の塔ケ岳にも同様の仙人がおり、盛んに往来した形跡があるという。

この仙人をシダンゴと呼んだことから山名が起こったとも言われる。(一部付記した)

伝聞で判断するしかないが・・・。

横浜⇒(相鉄)海老名 ⇒(小田急)新松田 ⇒(神奈中バス)と乗り継ぎ寄バス停に。

天気予報は「曇り後晴れ」だが、突風が吹くと報じていた。

:ロウバイ園から

右:シダンゴ山、左:宮地山

10:30 中津川にかかる大寺橋を渡り、住宅地を抜けていく。

道はコンクリートの農道、みかんやお茶畑を見ながら登っていく。

この道が超急登だ、20分で150m登る、いきなり汗をかいた。

10:50 登山口へ、イノシシ?除けの扉を開けて、杉の植林帯を登って行く。

:アセビの植林帯

11:30 アセビ(馬酔木)の道を登り山頂へ。

アセビを植林した山を初めて見た。 メリットは

鹿の食害がないの。

②背丈が低いので眺望も確保される。

:アセビ(馬酔木)

開花時期は3月中旬から4月中旬、壺型の花をいっぱい咲かせる。

枝葉に有毒成分があり馬が食べると、酔って足がなえることから「足廢(あしじひ)」と呼ばれ

変化して「あしび」・「あせび」となった。漢字の馬酔木もその由来による。

:山頂

山頂は風が強い、風を避けるためアセビの中で休んでいるようだ。

眺望はいいが、富士山は雲に隠れてお休みだ。

:蛭ケ岳?

丹沢山塊の山並み

:where?

風で体が冷える、期待の富士山も見えないので宮地山へ下山する。

:春の息吹

12:05 杉林、雑木林を経て宮路山へ、ここで昼食。

予定ではここから「田代向」バス停へ下るつもりだったが、松田のロウバイ園へ寄ることに。

:越冬した「柿」です

12:50 霜解けの斜面を下り、大寺橋へ。

そのまま 13:00~13:50 ロウバイ園に  直行した。

:ロウバイ(蝋梅) 

”蝋細工”のような梅に似た花から命名されたらしい。 

お正月頃から咲きだし、花の少ない季節に咲くので貴重。 

よく見られるロウバイは「素心蝋梅(そしんろうばい)」花の外側だけでなく内側も 

 黄色いのが特徴。普通の蝋梅は内側がちょっと赤っぽい。

葉は、普通花が咲く前に落葉するが、開花時にまだ残っていて徐々に落葉する場合もあるようだ。 

花のあとできる実はユニークな形をしている。 

(メッシュの皮でできた蓑虫みたいだ) 

 

:蕾

14:00のバスで帰途に着いた。

***

         行程:標高差476m、約6km、約2時間 

      10:30 寄バス停 ⇒10:50 登山口 ⇒11:30 シダンゴ山頂 

       ⇒12:05~12:20 宮路山・昼食 ⇒12:50 大寺橋 

       ⇒13:00~13:50 松田ロウバイ園 ⇒14:00 寄バス停

   twins 

BABA が教えました、”ヒトーツ”

 

 

 

 


九鬼山(970m)

2014年02月16日 | 山梨県の山

2012年2月5日雪の中、九鬼山を歩いてきた。

 秀麗富嶽十二景の一つ、山梨リニア実験線がその山中を貫く山としても

よく取り上げられる、九鬼山。 

 富士急行禾生駅から登り、JR猿橋駅へ降りた。

9:15 壬生駅に天候は晴れ、駅前から国道に出て、東へ、朝日橋を渡り、レトロな水道橋の下を歩く。

国道の温度表示は1℃だった。

:愛宕神社

9:35 登山口である愛宕神社に。

:まゆ

日陰になる登山道は雪が残っているが、アイゼンは着けずに歩く。

忠実に”トレース”を踏み登って行く。

杉林が落葉樹の変わる頃、斜面も東側に、陽が差している。

雪も融けて”ない”太陽の力は偉大だ。

:(中央)滝子山、右側は大菩薩連嶺の南端の山並み

:手前高川山(976m=秀麗富嶽十二景)、左奥は本社ケ丸、清八山

:御正体山(1682m)の奥に富士山

10:30 「天狗岩」の分岐へ、「天狗岩」に足を伸ばす。

西側に開けた天狗岩、眺望は抜群だった。

:九鬼山頂

10:50~11:10 富士見台(杉山新道=急登)を経て山頂へ。

雪の積もった山頂、誰もいない。

(淋しく)昼食を食べて、下りに備えアイゼンを着ける。

:東側の眺望

富士山は杉林が邪魔してみえないが、北から東側にかけて眺望がある。

:山頂表示

【馬立山 ⇒厄王山経由猿橋駅(3時間30分)】が今日のコース。

まずは、雪の積もったガレ場、慎重に下る。

:ヤセ尾根の下り

ガレ場が終わると岩の続くヤセ尾根だ。

トラロープが張られている、1000mにも満たない低山だが、危険な場所はある。

ヤセ尾根を下ると分岐に、昭文社の地図には載っていない。

落ちた看板に 【札金峠→猿橋駅】 とあるから右に降りた。

沢を下り林道まで降りて”間違い”に気が付いた。

標高差200mを登り返し、分岐に戻る、と看板は正しい方向に直されていた。

(1時間のロスで大汗をかいた)

善意なのかイタズラなのか不明だが困ったものだ。

:九鬼山

13:00 札金峠、13:30 雪のない急登を”喘ぎながら”登り馬立山(797m)に。

さらに一度下り、大きな岩を南側にトラバースし 14:15 御前山(730m)へ。

御前山大きな岩、南側はスッパリきれている、雪がないのが幸いした。

:縦走路

正面のピークが九鬼山(御前山からみた縦走路)

御前山から猿橋駅までは下り、アイゼンを履いて歩くことは足に負荷がかかる。

舗装道路に出たところで、アイゼンを外したが、足がつって容易に外せなかった。

15:15 猿橋駅南口へ、15:25快速で帰途に着いた。

***

             行程:標高差555m、約10km、歩行5.5時間 

        9:15 富士急行禾生駅 ⇒9:35 愛宕神社登山口 ⇒10:30~10:45 天狗岩往復

         ⇒10:45 富士見台 ⇒10:50~11:20 九鬼山頂・昼食 ⇒13:00 札金峠(含む60分ロス)

         ⇒13:30 馬立山 ⇒14:15 御前山 ⇒15:15 猿橋駅南口 ⇒15:25 快速で帰途 

 

  twins  

 Wanted!! twins photo

 

 

 


石老山Ⅰ

2014年02月15日 | 関東百名山

昨日の大雪で今週はOFF!!!

過去の記録(2012年2月以前)からピックアップしました。

2011年1月10日、石老山登山記録です。

 相模湖の南に位置する石老山は第三期地層の礫岩(堆積岩の一種)が全山に分布する。

巨大な奇岩怪石が楽しめるのと、”シモバシラ”が咲いているので登ってきた。

9:30 バスで石老山登山口へ、降りたのは年配者ばかり。

 アスファルトの道路を相模湖病院をめざし歩く。

:蝋梅

大きな民家の門前に”蝋梅”が咲いていた。

登山道は中腹にある古刹「顕鏡寺」の参道になっている。

参道には石が敷き詰められているが、これが以外と歩きずらい。

大きな岩が見えてきた、登山道はその岩をぬって進むように続いている。

不動岩・仁王岩・屏風岩・駒立岩・刀試岩・文殊岩と続く。

修行に使われたのだろう、それぞれに「云われ」を含む”薀蓄”が書かれた表示がある。

:顕鏡寺山門

10:15 顕鏡寺に着いた。本尊は虫封じのお寺として古くから参拝者で賑わっている。

境内には蛇木杉(樹齢400年)や大銀杏など古木が多い。

:大銀杏

梵鐘

いいシャッターチャンスでしょ?)

先に進むが、巨岩はまだまだ続く。

蓮華岩・大天狗岩・雷電岩(飯綱神社奥ノ院の擁護岩)

:雷電岩と飯綱神社奥ノ院

吉野岩・八方岩・岩上岩と登山道は続く。

:相模湖

10:45 融合平展望台から見る相模湖と奥高尾山系の連なり。

融合平展望台の枯草の中で、”あった!”シモバシラ発見!!

北向き斜面、日差しもない、気温も低い】生息条件はマッチしている。

第一目標達成!次は富士山だ。

:富士山

11:15 杉林を登り山頂へ。

富士山もゲット!昼食には時間があるので、高塚山に足を伸ばした。

mapでは往復40分とある、石老山より20m低いので下りかと思いきや

かなりのアップダウンがあった。

この尾根道に多くのシモバシラが咲いていた。

事情通のおじさんの話によると「今年は小振りだ」という。

今年は雨が少なかったからだとの持論を説明してくれた。

:センボンヤリ

12:05 石老山に戻り昼食。

山頂で、妙齢の女性二人に”シモバシラ談義”初めてみたので感激していた。

下山、視界の開けた大明神展望台でしばし、歩を休めて眺望を楽しむ。

胸突き八丁 ⇒箕岩 ⇒箕石橋まで下り、バスでJR相模湖駅まで戻り、帰途に着いた。

***

  twins  

先週土曜日(15日)の雪です。

   

:hina-bouは雪が食べたい?              :父の傑作です