ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・🌸  山も花も初夏を迎えています  🌺・・・

前穂高岳

2016年07月30日 | 長野県の山

7月26日から2泊3日で「前穂~奥穂~北穂縦走」にT崎さんと行ってきた。

心配の種は①天候と②2日目の行程だ。

7:15 バスパ新宿から「さわやか信州号」で上高地へ。

12:00 上高地バスターミナル到着。 昼食を食べて、岳沢小屋へ向かう。

                                    (霞沢岳もこの通り)

河童橋からの吊り尾根も・・・・

岳沢湿原、ここは雨が似合う。

13:05 岳沢登山口、針葉樹林帯に入ります。

      

:マイズルソウ        :ゴゼンタチバナ       :イチヤクソウ

登山道は整備されていますが、雨で濡れ”要注意です。

13:45 天然クーラー、冷たい風がカッパで蒸れた体に涼を運んでくれます。

樹林帯を抜け、灌木帯に左側は「岳沢」

解りやすい標示板の見本(距離は載っていませんが)

ヒキガエル?睨まれ、ビビッて、ブレちゃいました。

15:00 岳沢小屋着(ずーっと小雨にうたれました)

夕食はアジフライ(何年振りか)美味でした。

明日の天気が気になります。

27日(水)天気予報

朝鮮半島から日本海北部へと前線を伴った低気圧が東進し、これに向かって

南から暖かく湿った空気が流れ込む。

日中は次第に雨となりが、昼過ぎには止んでいく見込み。

28日(木)太平洋高気圧が勢力を強めていくため、朝のうちは晴れる。

日中は湿った空気が乗鞍岳、飛騨側がガスに覆われていき、午後はにわか雨の恐れも。

 

27日(水)

昨夜は強い雨が屋根を叩いていた、雷も鳴っていた。

ゆっくり眠れなかった、天候が心配で・・・

5:00 朝食、天候は回復基調だが、朝から雨が降っていた。

 十数名のパーティーは早々と下山していった。

我々は、北穂までの行程は無理と判断し、不要な荷物は小屋にデポし、

 岳沢小屋~前穂高岳ピストンへと予定を変更した。

7:15 小雨の中完全装備(含むヘルメット)でスタート、重太郎新道へ。

            (お花畑です、北岳の「草すべり」の雰囲気)

      

:シロバナグンナイフウロ  :クガイソウ         :シシウド

第一のハシゴ(長~い)、雨はやみ、合羽もここで外した。

下りで事故の多い「重太郎新道」ここから10分ばかり一方通行に。

明神岳の稜線、がさしています。

      

:マメツツジ          :トウヤクリンドウ      :キリンソウ

8:15 3合目 ~カモシカの立場~ ここにカモシカが立っていれば絵になる?

      

:チシマギキョウ       :ダイモンジソウ       :エゾシオガマ     

西穂へ続く稜線、一瞬にして見えたり、見えなかったり

8:45 5合目 ~岳沢パノラマ~ ガスで見えなかった

9:25 7合目 ~雷鳥広場~ ハイマツの間から出てきそうな雰囲気の場所    

雨は完全に上がっています。

9:40 紀美子平、(2.5時間で登っちゃいました)岩手の学校の先生も一緒です。

9:50 前穂をピストンします。

10:05 9合目 ~槍見平~ どこの槍なんでしょうか?

10:28~11:00 前穂高岳山頂、ゆっくりしました。

雲が動くと一瞬だけど、眺望が開ける。

      

:涸沢側のピーク                       :吊り尾根

 

紀美子平へ下ります。

11:22 紀美子平、弁当を食べました(岩魚の甘露煮)いけました。

吊り尾根を覗いてきました。(約2時間登れば奥穂ですが、結構厳しい!!)

      

:ハクサンイチゲ       :ミヤマキンバイ       :ミヤマダイコンソウ

        

:チシマイワブキ     :コメバツガザクラ     :ウサギギクとヨツバシオガマ  

12:05 紀美子平に戻って、岳沢小屋へ下ります。

雨の心配はありません。

good idea!! 歩きやすいし、落石防止にもなる。

雷鳥平から

      

べすとしょっとです                    :イワツメクサ

13:00 「岳沢パノラマ」からの眺望です。

ガスが上昇気流に乗って上がっていきます。

一方通行の下りです。

梯子を下ります。

      

:クルマユリ          :ハクサンオミナエシ    :ハクサンフウロ

T崎さん、ヤレヤレです。

14:25 岳沢小屋着、連泊です。    

 

夕食、当然ビール付き

 

**

          行程:標高差927m、3.7km、6.5時間 

       7:15 岳沢小屋 ⇒8:15 3合目 ⇒8:45 5合目 ⇒9:25 7合目

        ⇒9:40 紀美子平 ⇒10:05 9合目 ⇒10:28~11:00 前穂山頂

        ⇒11:20 紀美子平・弁当 ⇔(吊り尾根偵察) ⇒(往路下山)

        ⇒14:25 岳沢小屋        


秋田駒ヶ岳

2016年07月22日 | 二百名山

こまち

7月21日、田沢湖温泉に一泊し、秋田駒ヶ岳を歩いてきた。

秋田駒ヶ岳1637m:日本最深の湖、田沢湖の東にそびえる山群で、

 最高峰の女岳(おなめだけ)に一等三角点がある。

(活火山ランクB)で、女岳が1970年に噴火している、外輪山の最高峰は男岳1623m。

男女岳と外輪山の間に阿弥陀池・避難小屋がある。 山域一帯は高山植物が豊富で、

特別保護地域になっている所もある。    【日本山名辞典】

宿舎「四季彩」:こんな雰囲気の場所で食事です。

夕食:美味でした、 MENUは・・・ 

            

:スズキと紅鱒       :秋田錦牛、比内地鶏、八幡平ポーク :西瓜のデザート

 

*7月21日

朝食:今日の登山で「摂取カロリー」を消費できるかどうか疑問です

宿の車で「アルパこまくさ」へ、そこからシャトルバスで、8:55 八合目へ(凄い道路でした)

八合目~片倉岳展望台(お花畑)~男岳~男女岳~八合目へ戻る予定です。

日窒鉱山跡(かってはここで硫黄を採掘していた)八合目登山口もその跡地。

      

:ハクサンチドリ       :モミジカラマツ        :シシウド

片倉岳展望台への登山道、お花がゾロゾロでてきた。

9:30 片倉岳展望台(正面が片倉岳)

突起が見えるのは烏帽子岳(乳頭山)か? ⇒北東側の眺望

ここから「男岳分岐」まで、お花畑が続く 

       

:ハクサンシャクナゲ    :マルバシモツケ       :ミヤマダイコンソウ  

      

:ウメバチソウ        :トウゲフキ          :タカネサギソウ

ニッコウキスゲの群落(背景は男女岳)

:アオヤギソウ

      

:ミヤマウスユキソウ    :オノエラン          :ヨツバシオガマ 

 

10:20 (阿弥陀池)分岐、ここから男岳をピストン 

ここもニッコウキスゲの群落

溶岩の岩場を歩いて 10:30 男岳、眺望はガスで見えない

      

:キンバイとヤマハハコ   :チョウカイアザミ      :イブキトラノオ

      

:エゾツツジとミヤマダイコンソウ              :ウラジロヨウラク

男女岳

10:50 分岐へ戻る、(中央奥)が男岳

11:00~11:25 男女岳ピストン  (連れは下で待ってます)

11:15 男女岳山頂(山頂らしい雰囲気が演出されている)

          

ヒナザクラ        :ネバリノギラン        :ミヤマハンショウズル

男女岳の北東側の裾野、チングルマの落でした。

花のピークは過ぎています。秋の紅葉の準備期間に入っていました。

:男女岳

当初は横岳~焼森(火山砂礫の道)をシャクナゲの小尾根を下る予定だったが、

 チングルマの群落を見るため木道を歩いて、そのまま旧道を下った。

(焼森の火山砂礫の道にコマクサの群落があると後で知った)

12:30 八合目へ戻った。 (評判の悪い地図)

12:55発のシャトルバスで、「アルパこまくさ」へ戻った。

  

アルパこまくさの日帰り温泉(520円)で汗を流す、風呂場から見た田沢湖。   

「アルパこまくさ」は仙北市の建物で第三セクターの運営、綺麗で充実した展示物が登山者を飽きさせない。

 これだけ花のある山もめったにない、再度時間をかけて歩く値は十分にある。

今回は八合目までバスを使ったが、下から登るコースもあるし、乳頭山へ抜けるコースもある。

温泉もいいし、また歩きたい秋田駒ヶ岳だった。

 

**    行程:標高差330m、約8km、3時間   

  8:17 アルパこまくさ(シャトルバス) =8:55 八合目 ⇒9:30 片倉展望台 

   ⇒10:20 阿弥陀池 ⇔男岳ピストン 11:00 避難小屋 ⇔男女岳ピストン  

   ⇒11:35 (旧道下る) ⇒12:30 八合目 ⇒12:55~14:20 アルパこまくさ

          日本二百名山 秋田駒ヶ岳20 完登


(谷川)朝日岳

2016年07月18日 | 関東百名山

7月15日バスで土合へ、白毛門~笠が岳~朝日岳をしてきた。

 白毛門(しらがもん)、笠ヶ岳とともに湯桧曽川(ゆびそがわ)を挟んで谷川岳と相対する。

山頂北方の一角は、北は巻機山方面、西は清水峠へと山稜を分け、

ジャンクション・ピーク(1940m)と呼ばれる。 越後側ではこのピークを朝日岳と呼んだ。

5:00~5:45 小雨が降っている、合羽はズボンだけ付けて、湯檜曽川沿いを、

 蓬峠へ向かう道に入り約45分ロスした。

5:50 (やっと)朝日岳登山口へ

谷川岳馬蹄形縦走:谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳・武能岳・七ツ小屋山・(蓬ヒユッテ泊)

朝日岳・笠ヶ岳・白毛門を馬蹄形に縦走する事。

過去に谷川岳・・・七ツ石小屋(蓬ヒユッテ泊)・・・大源太山を歩いたことがある。

合雨で急登を上り、朝日岳まで行けるかどうか?

白毛門までは”いきなり急登の洗礼”を受けました。

      

:ガレ       :木の根      :岩 

   

:クルマバツクバネソウ   :アリドウシ

道中あった唯一の標示(手製の標示もいくつかあったが、風化で判明できない)一本道だけど。

大きな岩が道を塞ぐ(紋岩らしい)

7:45 松ノ木沢ノ頭(急登も一段落か?)

      

:タテヤマウツボグサ    :キンコウカ          :ニッコウキスゲ

展望も開け(周囲はガスで何も見えないが)花も出てきた。

8:35 白毛門山頂、”道ロスの時間を取り戻し、この時点で朝日岳ピストンを決めた。

① ②  

:山頂三種の神器!!!(①ピッケル②方向表示板③標示板)

笠ケ岳への登り、上越の山らしい登山道だ。

       

:タケシマラン        :ネバリノギラン   :ミヤマコゴメグサ(声援をもらった) 

9:30 笠ケ岳、雨はやんでいます。 

笠ケ岳避難小屋(上越独特)

ニッコウキスゲのです。(お花畑)

         

:アズマシャクナゲ     :クルマユリ          :カラマツソウ(雨に濡れています)

       

:ハクサンフウロ      :シモツケソウ      :キソチドリ

こんな感じのピークが続いた(数えるとのピークを越えたことになる)

朝日岳が近づくにつれお花畑が、(ようこそ朝日岳へと)歓迎してくれた?

       

:フデリンドウ

      

:ハクサンボウフウ     :イブキジャコウソウ     :チングルマ

         

:ダイモンジソウ       :ホツツジ          :オオバギボウシ 

10:40~10:55 朝日岳山頂・昼食(眺望はハナから期待していません)

   

:地蔵仏(体)

       

:ホソバヒナウスユキソウ   :ミヤマシャジン          :ミヤマホツツジ

て、時折日も差し、回復基調、予報通りです、往路下山。

      

:クチナシ          :アカモノ(イワハゼ)        :ショウジョウバカマ

11:50 笠ケ岳~12:45 白毛門(トンボが乱舞していた)

大木です。

高度を下げるにつれて、周囲の山々が見えてきました。

パンケーキ(茸?)一枚では食べられません。

15:00 沢を渡って登山口へ 

白毛門前衛の山です。

**

                    行程:標高差1258m、約15km(道迷い含む)、9時間 

       5:05 土合橋 ⇔ 5:50 白毛門登山口 ⇒7:45 松ノ木沢ノ頭 

        ⇒8:35 白毛門(1771m) ⇒9:30 笠ケ岳(1832m) ⇒10:40 朝日岳(1945m)

        ⇒11:50 笠ケ岳 ⇒12:45 白毛門 ⇒15:00土合登山口

                 関東百名山(谷川朝日岳完登) 87


百名山まとめ

2016年07月15日 | 日本百名山

百名山登頂のまとめです

:旭岳山頂にて

2003年6月大雪山(旭岳)に始まった日本百名山へのチャレンジ、この年は2山。

   2004年: 1/ 3 、2005年: 1/ 4 、2006年: 7/11 、2007年:7/18

   2008年:14/32 、2009年:11/43 、2010年:14/57 、2011年:11/68 

   2012年:14/82 、2013年:10/92 、2014年:休み 、2015年: 7/99

   2016年:1/100    

 無事100山の頂に立った。

 確かに山頂には立ったが、一つのルートを登・下山したに過ぎない。

 日も、が降って登った山もある。

 「完登」というには・・・・・・・。

Ⅰ・・・田中陽希は「一筆書き」、自分は「八十二筆書き」でした。

    NHKからオファーもないし、時間も体力もないからこの結果に。

後方羊蹄山:クラツー

Ⅱ・・・ツアー利用が多かった、回。

    利用ツアーの内訳は、クラツー29回、maitabi22回、サンケイ4回

裏銀座縦走:maitabi

Ⅲ・・・二度登った山は山。

    富士山、北岳、伊吹山、雲取山、韓国岳、筑波山、天城山、至仏山

Ⅳ・・・雨の山頂は、山あった。

    2003年6月 四阿山:風雨ともに強く合羽の離せない登山だった。

    2008年7月 北 岳:肩の小屋へリュックをデポし、山頂で降られた。

         8月 会津駒ヶ岳:ゲリラ豪雨が話題になった年、合羽のテストをしているような雨だった。

    2009年7月 奥穂高岳:途中は降ったりやんだり、山頂で降られ、初代nicon50を御釈迦にした。

          8月 白馬岳:雪渓から雨だった、白馬山荘ではやんだので山頂へ、小雨が降っていた。

雷鳥

         9月 乗鞍岳:雨というより霧が深かった、登山道で雷鳥の親子に出会った。

         9月 吾妻山:降ったりやんだりの天候、合羽で蒸れ、いやなをかいた。

    2010年5月 久住山:小雨、雨に濡れたミヤマキリシマもまたおつなもんだった。 

    2011年8月 黒部五郎岳:このツアーは終始雨の中、強い雨ではないのが幸いだったが。

         8月 薬師岳:最終日雨音で目を醒ました、下山も視野に強行、山頂は雹が落ちていた。

:オコジョ

    2012年7月 笠ケ岳:笠新道を合羽で登る、稜線に出ても霧で視界不良、残念な笠ケ岳だった。  

:マツムシソウ

         8月 飯豊山:最後の登りでポツポツ落ちてきた、大日岳は中止に、切合小屋に戻った。

         9月 越後駒ヶ岳:朝から雨、終日合羽着用の登山になった。

:イソツツジ

    2013年7月 トムラウシ:残雪のトムラウシ公園から霧が出て小雨、眺望もまったくなかった。

Ⅴ・・・標高差をカウントすると、mあった。富士山を24.3回登った数字になる。

:モルゲンロート

    最大標高差は槍ヶ岳(東鎌尾根~)2,000m、最低は美ヶ原の50m。

登山靴二代目salmon(左)と三代目sirio(現役)

Ⅵ・・・費用は約万円かかった(交通費+ツアー代)

       北海道へは6回遠征した。 ①大雪山旭岳 Ⓢ

                     ②後方羊蹄山 Ⓣ 

                     ③道東三山   Ⓣ 斜里岳、羅臼岳、雌阿寒岳

:沢の渡渉

                     ④幌尻岳     Ⓣ

                     ⑤十勝岳     Ⓢ

                     ⑥利尻岳     Ⓢ  ・・・いくつかまとめて行けば2~3回で済んだかも。

    九州へは3回遠征した   ①韓国岳     Ⓣ

                     ②阿蘇岳、九住山、祖母山、開聞岳 Ⓣ

初めてガイドをお願いした、こんな迫力のある写真を撮ってもらった

                     ③宮之浦岳     

  

今は登れない御嶽山剣ヶ峰、2008年にクリアーした。  

**

今夜は夜行バスで土合口~白毛門~笠が岳~旭日山をピストン予定、天気が・・・

http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=10150034&type=15&ba=kk 


利尻岳ⅱ

2016年07月12日 | 日本百名山

 7月3日 18:20 鴛泊フェリーターミナル、が降っていました。

一度に人を運びます 

(車の運賃が高いので、稚内へ置いてくる登山者もいるようです)

http://www.heartlandferry.jp/  

宿舎はフェリーターミナル~5分旅館「大関」

観光協会に紹介してもらいました、無口なご主人と元気な奥さん、お勧めします。

7月4日下山後、歩き足りないので近くのペシ岬(標高93m)を歩いてきた。

ペシ岬 

:灯台

現地の方角の読み方が記されています。  眺望です ↓ ↓ ↓

         

:ポン山            :礼文島            :鴛泊港

         

:エゾカワラナデシコ    :クサフジ           :コウリンタンポポ

「フランスギク」だそうです。

      

:調査中です(初めて見ました)               :シコタンハコベ(園芸種)

   

利尻岳        :山頂です

**

7月5日8:30 島を離れます 

蒲公英たちです。

北海道なら約50%の確率で出るそうです、本州なんですといったら?

     

フェリーからの利尻岳 

ノシャップ岬、北の守りです。

「日本最北端の線路」

鉄ちゃんには一度訪れる必要のある場所でしょうか。

「日本のテッペン」と紹介されていました。

稚内の突端がノシャップ岬、宗谷岬はさらに北に。

テッペンは一つと思っていたが、実は二つに分かれていました。

最後の利尻岳です。

***

 

twins keiおばさんのハワイ土産で、このポーズ