ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・🌸 梅雨前線が気になる時期に 🌺・・・

尼ケ禿山

2024年05月29日 | 群馬県の山

5月26日、5時間をかけて玉原高原尼ケ禿山を歩いてきた。

山手駅〜上越線沼田駅、関越交通バスで玉原高原へ、5時間かかった。

関越バス利用は三度目、鹿俣山が関東百名山に制定された2021年7月、

昨年の秋には迦葉山へ、そして今回の尼ケ禿山。

バス時間を考慮し、行動時間は3.5時間急げ  

10:30 センターハウス   

ハルゼミ

ノビネチドリ:ラン科 花の形が、千鳥が飛ぶ姿に似ている

尼ケ禿山(あまがはげやま)

10:55 東京大学セミナーハウス(奥の山は上州三峰山)

カキドウシ:シソ科の唇形花

生薬としても使われる薬草。利尿、消炎薬として用いられる。

ここからブナ林の登山道へ  

ブナ林を春ゼミの声を聞きながら歩く

ギンリョウソウ:イチヤクソウ科

葉緑素を持たないので光合成は不可、土の養分で成長する。

オオカメノキ:スイカズラ科 別名ムシカリ

🍄

ブナ:葉は長さ10cm、幅6cmぐらいで、際だった特徴はない。

幹はまっすぐ伸び、樹高は高いものでも30m。

幹の太さは1mを越えるものは少ない。

白っぽい灰色の、すべすべした肌をしている。

成長が早く、燃やすと火力が強いので

かっては重要な建材として、民生用、鉱物の精錬用に使われた。

              【ブナをめぐる白神の木:より】

11:10 玉原越え分岐 

ツクバネソウは4枚葉

エンレイソウは3枚葉

サワハコベ:ナデシコ科

11:35 迦葉山分岐(玉原ダムへ降りて登り返す)

ガスが湧いて眺望は臨めない   

11:40・12:00 昼食 尼ケ禿山:1446m 

沼田市と水上町の境、東麓に玉原ダムがある。

こしあぶら採取のおじさんとしばし”山菜談義”

迦葉山方面

オオバユキザサ

🍄 🍄 🍄

カエデの実は「翼果」と呼ばれくるくる回って下に落ちる 

12:45 東大セミナーハウスへ戻って来た

レンゲツツジ

フキノトウの実

蚊の「真昼の情事」 

13:00・13:30 玉原湿原

上州武尊山西南麓の標高1,200~1,500mに広がる玉原高原。

玉原湿原では「色とりどりの高山植物が楽しめる」とあるが?????

ヤマカカシ、獲物が腹に休んでいました

サワウルシ:トウダイグサ科

ズミ:バラ科 別名コナシ

ムラサキヤシオ

ミズバショウ:サトイモ科 

花は終盤、鹿の食害で少ない、木道の下に保護されていた

ワタスゲ:風に揺れて

サワウルシとコバイケイソウ

この突起のある葉は????

13:45 センターハウスBS、キケマンが群生していた

13:55発の関越交通バスで沼田駅へ

15:00 沼田駅着、16:10発の上越線で帰途についた

「迦葉山龍華院弥勒寺」は関東三大👺天狗の御山

   行程:標高差329m/7km/3時間

  5:34 JR山手駅 === 9:20 上越線沼田駅 =10:30 玉原高原

   ⇒10:30 センターハウス (玉原湿原)⇒10:55 セミナーハウス 

   ⇒11:40・12:00 尼ケ禿山・昼食 ⇒(往路下山)13:00 玉原湿原散策

   ⇒13:55 センターハウスBS = 16:10 沼田駅===19:50 山手駅


南高尾セブンサミッツ❹

2024年05月22日 | 東京都の山

5月18日、「南高尾セブンサミッツ」を歩いてきた

東高尾山稜から南高尾山稜をつないで高尾山に至る縦走コース。

 尾根上にそびえる7つのピーク、

東から草戸山、榎窪山、泰光寺山、入沢山、中沢山、金毘羅山、大洞山を越えて

大垂水峠を陸橋で渡り、 高尾山をめざすロングコース、全長約16キロの長丁場。

ほぼ等間隔に並んでいるこれら7つの山を総称して、「南高尾セブンサミッツ」と呼んでいる。

                             【山渓オンラインより】

9:00 高尾駅南口をスタート   高尾駅から「四辻」まで山越え  

9:15 金毘羅緑地を歩いて金毘羅神社へ

コメウツギと蜘蛛

住宅地脇の山道を抜けて 9:55 四辻(高尾山口駅からの道と合流)

ホウチャクソウ:ユリ科

花の形が寺の軒先にかかっている大型の風鈴(宝鐸)に似ているので

草戸峠〜草戸山への登り

10:55 草戸山:364m 町田市最高峰

ヤブヘビイチゴ:バラ科

フタリシズカ:センリョウ科 歌穂を2本以上立てる

ハナニガナ:キク科(多かった)

いい天気で、陽ざしも強い

11:15 榎窪山:420m

タツナミソウ:シソ科

鳥の雛が餌を待っている姿に見えませんか?

11:20 三沢峠(城山・峰の薬師分岐)

11:40 (フクロウに見つめられて)昼食

11:55 泰光寺山:475mへの登り

久しぶりにコケチャイました

12:00 西山峠:西山の”龍”と一緒に

津久井湖畔展望地

左)御正体山と富士山

”キンランの花が盗まれた”の告知です。

”花のみ摘んでいる”ので素人の仕業ではないでしょう?多分

ギンラン

キンラン

普通に登山道脇に咲いている稀有な場所、事件現場もここです。

13:05 中沢山:494m (入沢山は巻き道で通過)

13:20 コンピラ山:515m

ザックを掛ける”木製のフック”が準備されている場所

13:30 大洞山:536m 通過

13:50 大垂水峠通過

高尾山”学習の道”へ  

ネコノメソウ(の花が落ちた状態)

ノリウツギ:ユキノシタ科

カンボク:スイカズラ科

タツナミソウ:シソ科

見事なシンメトリー”お昼寝中”でした

アサギマダラ 着物にありそうなデザイン

14:50 高尾山「稲荷山コース」へ合流

大きな蝉ではなく鳥コゲラ(キツツキの仲間)、飛ばずに歩いてました

稲荷山眺望

15:35 高尾山口へ 無事下山、京王線で高尾へ出て帰りました。

   行程:累積標高差約1200m/18km/6.5時間

  9:00 JR高尾駅 ⇒9:15 金毘羅神社 ⇒9:55 四辻 ⇒10:55 草戸山

   ⇒11:15 榎窪山・三沢峠・昼食 ⇒11:55 泰光寺山・西山峠・入沢山

   ⇒13:05 中沢山・コンピラ山・大洞山 ⇒13:50 大垂水峠

   ⇒14:50 (林道)稲荷山コース合流 ⇒15:40 京王高尾山口駅


二ツ岳(榛名山)

2024年05月13日 | 群馬県の山

5月11日二ツ岳(榛名山)を伊香保からピストンしてきた。

頭を出しているのが二ツ岳 ☟ ↓

群馬県伊香保温泉の石段街は、伊香保温泉のシンボル。

山形県の山寺、香川県の金毘羅神社とともに日本三大名段と呼ばれる

(石段は段、標高差m、約15分かかった)

こんな祠も

オダマキ:園芸種

10:15 伊香保神社

古来よりの御神徳は、縁結び・子宝・安産・子育・家内安全、商売繁盛

健康(病気平癒)・(農業)豊穣・等々手広く扱っています。

森林公園までの遊歩道へ

オオバユキザサ:ユリ科

しっかり咲いているのを見ることは稀ですが、多かった

緑も見頃

ホトトギス:ユリ科

葉の斑点模様はホトトギスの胸模様に例えて付けられたとか

マイズルソウ:ユリ科

10:50 二ツ岳@上ノ山公園展望台

眺望です

”上ノ山公園から”つつじヶ丘の道へ

チゴユリ

スミレ

ミヤマエンレイソウ:ユリ科

舗装道路を渡って

11:10 つつじヶ丘

11:20 ”水沢山登山口を左にみて、”二ツ岳へ

11:35 オンマ谷・二ツ岳分岐(相馬山分岐)

オンマ谷分岐から二ツ岳へ

11:55 雌岳へ、木段の登り

雌岳登山口脇に七合目避難小屋(東屋)があった

12:05 雌岳:1306m

水沢山

谷川岳

前)子持山 後)上州武尊山

遠〜く富士山も

雌岳を降り、12:15 雄岳へ

一転して岩の道

12:25 二ツ岳雄岳:1343m

群馬県伊香保町、榛名山の寄生火山で雄岳と雌岳からなる双峰。

北東山麓に伊香保温泉がある。

相馬山:1411m(急登、梯子のスリリングな登山道です)

二嶽神社の祠、岩に占領されたせまい山頂、鞍部へ降りて

ツクバネソウ:ユリ科

黒い実とガク片を羽根つきの羽根にたとえた和名

アマナ:ユリ科

12:45 分岐に戻って”森林公園管理棟へ降りた

ミツバチグリ

この道がメイン登山道だった

13:00 森林公園管理棟から舗装道を歩いて・・・

カメバヒキオコシ

ヤマツツジ

ウツギ

13:45 伊香保神社通過

石段を駆け下りて

13:50 石段下BSへ、14:07の高崎行きのバスに間に合った

   行程:累積標高差950m/9.5km/4時間

9:25 JR渋川駅 =9:55 伊香保温泉石段BS ⇒10:10 伊香保神社

 ⇒10:50 上の山公園 ⇒11:20 水沢山登山口 ⇒11:35 二ツ岳分岐

 ⇒11:55⇔雌岳 ⇒12:15⇔雄岳・昼食 ⇒13:00 森林公園 ⇒13:50 石段BS


(鳩ノ巣)城山

2024年05月06日 | 東京都の山

5月3日、(鳩ノ巣)城山を越えて海沢(うなざわ)三滝へ

10:00 青梅線鳩ノ巣駅

城山は下部中央の山 左)御岳山

城山(@鳩ノ巣駅)

鳩ノ巣渓谷(多摩川)

セリバヒエンソウ:キンポウゲ科(有毒:外来種)

大多摩トレイル」多くの人が歩いてました

シャガ:アヤメ科 旬です

屋:大多摩トレイル分岐、登山道

登山道(悪路)とされていますが、踏跡はしっかりしてます

杉林に岩も

イワウチワの葉も、近くの山(天地山、大塚山、大岳山)にもありますから

初めて城山の表示が、北へトラバース

本仁田山?

アセビの新芽

11:05 城山:760m(表示はじょうやま)

 奥多摩町、鳩ノ巣駅の南1km。尾根通しに大楢峠への古道が通る。

自然のアート

11:25 小楢峠”楢”の大木(祠あり)

フモトスミレ

11:55 大楢峠、樹齢年と伝わる楢の倒木

登山道崩壊地、越えて行きます

ウツギ:卯の花  

ヒメレンゲ:ベンケイソウ科

12:15 海沢園地・東屋にて食、虫が五月蠅い

海沢谷:チャートと呼ばれる硬い堆積岩の地層が渓谷に沿って帯状にあり、

 硬さに違いのあるところでは雨の浸食により段差が生じ、これが滝を作っている。

ノリウツギ

海沢三滝 三ツ釜滝:落差12m

三つの釜が上下に連なる、三滝の合計落差は約2m。

廻りは開けており開放的で明るい滝。

ネコノメソウ

 何かに似ている 

ネジレの滝:落差9m

二段の滝で、上段は北向きで落差6m、下段は北西向きで3mの落差

 上と下がネジれた形に見えることからその名がある。

大滝:落差20m 

海沢谷一番の落差20mの滝。滝口から落差6mの棚に当たって飛沫を飛ばす。

その下9mは溝状の斜面を滑り落ち、残り5mは扇状に開いて滝壺に落ちる。

  

大岳山へ直登する登山道(悪路)と表示されている。

13:35 海沢園地へ戻り、海沢林道を降りる

海沢林道

オニタビラコ:キク科

ユリワサビ:ユリ科 ワサビのは風味がある

イワタバコ:タバコの葉に似ている

ミツバチグリ:バラ科

14:05 手掘り跡の残る海沢隧道

ネコノメソウ

14:30 海沢大橋

14:45 奥多摩駅、間に合った

   行程:累積標高差609m/13km/4.5時間

   10:00 青梅線鳩ノ巣駅 ⇒11:05 城山 ⇒11:55 大楢峠

    ⇒12:15・13:30 海沢三滝(三ツ釜、ネジレ、大滝)・昼食

    ⇒(海沢林道) 14:05 海沢隧道 ⇒14:45 奥多摩駅


倉見山

2024年05月01日 | 山梨県の山

4月28日、クマガイソウを見に倉見山へ遠征した。

中央線で大月へ、富士急行へ乗り換えて三つ峠駅ここが起点。

富士急行に乗り換えて驚いた。

外人が95%、恐るべし「インバウンド!!」日本人、肩身がせまかった。

スイス国籍の青年と、スマホを駆使し会話を楽しんだ。

ブログを紹介したら「植物学者」ですか?と聞かれた。

"No !! I like plant" スイスとの国際親善は果たした

9:20 三つ峠駅スタート  、今日は  

大きい富士山

倉見山:1256m

厄神(やくがみ)ルートで上り、洞谷ルートを降ります

対面には三ツ峠山

9:45 厄神社   

フタリシズカ:センリョウ科

10:00 舗装林道 ⇒登山道へ

チゴユリ:ユリ科

杉植林帯 ⇒落葉樹林へ

ユキザサ:ユリ科

葉が笹に、花が雪ににていることからの命名(まだ蕾)

シロバナエンレイソウ:ユリ科

長寿(延齢)の秘薬とされていたことから(毒性がある)

沢沿いの道からのあたる斜面へ

トリカブトの群生が

10:30 「さすの平」北西に眺望が

まだ倉見山、松〜落葉樹のSBを上ると

山頂への登山道

ミツバツツジ

11:05 倉見山:1256m 都留市二十一秀峰⓮番

山梨県都留(つる)市と西桂町の境、富士急行寿駅の東3km、

南南東2.5kmに杓子山がある。

⛅ と 🗻

ヤセ尾根を降りて、登り返し

11:25 相定ケ峰=🗻展望地(杓子山分岐)です

11:40 堂尾山公園〜クマガイソウ群生地〜三つ峠駅へ

ヒトリシズカ

フデリンドウ:リンドウ科

雑木林が芽吹き始める頃、積もった落葉の中に可愛いうす紫の花が

 寄り合うように咲いているフデリンドウの花だ。

このフデリンドウによく似た種類にハルリンドウがある。

フデリンドウは林下や草原に多く、ハルリンドウは湿原などの湿っぽい

 ところに好んで生え、群生する傾向がある。

花は良く似ているが、大きな相違は、ハルリンドウには株元に根出葉があるが、

フデリンドウにはそれがない。【柳宗民の雑草ノオトより】

12:30 堂尾山公園通過(ここは四差路)

🍄 🍄 🍄 🍄 🍄 🍄

13:05 クマガイソウ群生地へ

クマガイソウ:ラン科アツモリソウ属

唇弁と呼ばれる花の袋状になった部分を、熊谷直実(源平の武将)

が背負った母衣(ほろ)に見立て名付けられた。

アツモリソウは(平敦盛)ここにも源平の影を落とす

  

大分株数が減っていた   

里へ降りて桂川沿いをく・・・・・

クサノオウ

急流の桂川 ”ナノハナ小島”

ハナミズキ

13:30 三つ峠駅着 

   行程:累積標高差837m/11km/4時間

   9:20 富士急行三つ峠駅 ⇒9:45 厄神ルート登山口 ⇒10:30 さすの平

    ⇒11:05 倉見山 ⇒11:25・40 杓子山分岐・昼食 ⇒12:30 堂尾山公園

    ⇒13:05 クマガイソウ群生地 ⇒13:30 三つ峠駅