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・・・🌸 梅雨前線が気になる時期に 🌺・・・

八幡平

2015年08月28日 | 日本百名山

8月26日~27日、八幡平(日本百名山)へ行ってきた。

:はやぶさ1号

6:32 東京発東北「はやぶさ1号」で盛岡へ。

:雨が降っている

当日は太平洋上に、温帯低気圧(16号)が、日本海側には15号が北上していた。

うまくいけば、台風一過、最悪なら山は大荒れの状況が予測された。

盛岡駅では雨がやんでいたが、山の天気は強風が吹き「登山不向き」との予報。

http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html

(↑ 「山の天気予報」、結構あたる、A・B・C とあり、26日はCだった)

今日(26日)の登山はあきらめた。

盛岡駅、ツアーで「岩手山」へ行った時もここで前泊した。

:北上川

   

雲の中、顔を出した[岩手山]、大きい。

予定変更し、「つなぎ温泉:愛真館」で時間をつぶしてきた。

:昼食

昼食付のプランで1,200円、御馳走様でした。

(往きは無料シャトルバス利用、帰りは路線バスで盛岡へ戻った)

:手湯

足湯もあったが、「手湯」もあった。

27日、盛岡市内は朝からが降っていた(予報通り)

9:10発 「自然探訪散策バス」で八幡平へ向かう。

当初の予定は茶臼岳登山口~八幡平山頂へのコース、雨の状況を見てコース変更も視界に入れて

車中「一喜一憂し」ながら窓の外をみていた。

松川温泉を経て「樹海ライン」に入ると、もさしてきた。

見返り峠(八幡平駐車場)に着くと、霧が出てきた。

結局、「アスピーテライン」を下り、11:10 「黒谷地湿原」から登ることにした。

:黒谷地湿原

小雨、ここから歩きます。

      

:オヤマリンドウ            :トウチソウ               :イワイチョウ

展望台

11:32 「熊の泉」を経て(木道)を歩いて展望台(茶臼岳からの稜線)・昼食

が低くたれこめ、何も見えません(黒谷地方面)

夏の終わりを告げる「ウメバチソウ」が開です。

      

:ウメバチソウ              :アジサイ                :イワハゼ(実)

木道を離れ、樹林帯を歩く。雨はやみ、蒸し暑い。合羽の上衣はリュックへ。

安比岳分岐

12:18 安比岳(1493m)分岐

無時今年の仕事を終え、実をつけたお花たちです。

      

:タケシマラン              :マイズルソウ             :ショウジョウバカマ

      

:ナナカマド               :コバイケイソウ             :トゲブキ 

「源太森」への登り、お花畑です。

      

:ダイモンジソウ            :ヤマハハコ(目玉小僧?)     :カラマツソウ(花と実)

源太森入口

12:32 源太森(展望台)入口

①茶臼岳、②裏岩手縦走コースの眷岳(けんだけ)とともに八幡平三大展望地に

数えられる。なだらかな山容の八幡平、八幡沼、岩手山などが一望できるが、今日はpass。

:源太分かれ

12:45 源太分かれ、湿原に。

      

:チングルマ               :チングルマの紅葉          :イワオトギリ

:八幡沼

:池塘

      

:イワショウブ(ボケテます)     :3つそろいました            :キンコウカ

黄色の葉はイワイチョウの紅葉です。

ここは湿原、政治家に多いのは「失言」だいぶ違いますね。

八幡平の平をタイラではなくタイと読むのは、八甲田山などに多い「岱」と同義語であるからだろう。

タイとは山上の湿地帯の意で、あるいは古語の「田井」から来たのかもしれない。

東北地方では山上の湿地を御田(おた)とかタンボとか呼ぶ例も多い。

 八幡とは、昔八幡太郎義家が安倍氏征討の折ここを通過したのだというのだが、

もちろん信ずるに足りない。奥州の伝説には、弁慶と八幡太郎はしばしば現れる人物である。

                                       (日本百名山:八幡平より) 

避難小屋の「稜雲荘」を経て、八幡平への(若千)上り、展望台が設けられているが、

何も見えない。 (鳥海山・月山・森吉山とか見えるようだが)

:山頂への道

:頂上

13:20 八幡平(1613m)頂上、展望台があるが、先客が食事をとっていた。

眺望も期待できないので、passした。

:アオモリトドマツ

      

:ノコギリソウ              :タテヤマウツボグサ         :wanted

メガネヌマ

:県境

13:40 見返り峠へ下山した。

今日は「見返る」必要は全くありませんでした。

「八幡平山頂レストハウス」で休憩、ストーブがたかれていた。

(朝、外は10℃ぐらいですよ、と言っていたが、なぜか半袖シャツ)

 

14:30 「松尾鉱山館」行のバスで、アスピーテラインを下った。

標高が500mぐらいになると晴れてきた、「松尾鉱山館」で盛岡駅行きに乗換え帰途に着いた。

          日本百名山 99 八幡平完歩

:ここ八幡平は登山ではない、少しでも登山に近付けるため茶臼岳から登る予定を立てたが、

  天候でそれもかなわなかった。 だから、「完登」ではなく完歩」とした。

**

              行程:標高差163m、約5km、約2.4時間  

         9:10 盛岡駅発バス =11:10 黒谷地バス停  ⇒11:32 展望台・昼食

          ⇒12:18 安比岳分岐 ⇒12:32 源太森分岐 ⇒12:45 源太分かれ

          ⇒13:30 八幡平頂上 ⇒13:40 見返り峠(八幡平頂上バス停) =16:25盛岡駅

                                          : μtough-6020 14megapixel 

*** 

一人で行けば夜行日帰り(往き:・複:)だがで行ったので、一泊二日とした。

往復新幹線利用・ビジネスホテル泊の格安プランを見つけた。

【エースJTBお値打ちシリーズ】 往復新幹線で行く!激たび!盛岡、21,900円(一人)だった。

                 旅行代理店を覗いて見るもんだ。  

 


御坂山・黒岳

2015年08月19日 | 山梨百名山

8月16日、御坂山・黒岳を歩いてきた。

避けなければいけない「夏場の低山」だが、T崎さんと行ってきた。

御坂山塊は富士山の北麓と甲府盆地を隔てる、南北にい山地。

人気は三ツ峠山(開運山・御巣鷹山・木無山の総称=ミツドッケがなまって三ツ峠)に

ゆずるが、山地の最高峰1793mの黒岳(山梨百名山)になる。

(2008年12月に一度行っている)

:レンゲショウマ

:富士急バス

天下茶屋

9:35 三ツ峠登山口で殆ど降りた、ここまで来たのは二組のみ。

富士山はに隠れようとしていました。

:御坂隧道

御坂隧道(旧道)を下れば甲府方面、中央道に出ます。

:太宰治の碑

「富士には月見草が似合う」、太宰治『富嶽百景』の書き出しです。

:稜線

9:58 稜線に出ました、へ行けば清八山を経て本社ケ丸へ

タマゴダケ

山はもう秋化粧、が目立ちました。 ↑ ↓

:箒ダケ

:蛙が・・・

:大きなブナの木

立派なブナ林が続きます、花は期待外れでした。

      

:センニンソウ              :キンミズヒキ             :・・・の実

御坂山

10:36 御坂山頂、眺望はなく、マルバタケブキが目立ちます。

      

:マルハタケブキ(キク科)有毒なので食べられず残っています。

:三ツ峠

      

:                      :ハクサンフウロ            :ママコナ(一番多かった)

:御坂峠

11:15 一度下って御坂峠へ、歩く人もなく廃れています。

(三ツ峠入口~新御坂トンネルが下を貫いています)

御坂天神

      

:トリカブト(これからです)                             :ハナイカリ

      

:トモエシオガマ            :レンゲショウマ(これ一本しかなかった)

鹿の食害か?笹の葉が多い、密かに期待していたレンゲショウマも山頂直下にわずか一輪。

残念な結果になりました。

:黒岳

12:10 黒岳山頂、(T崎爺さん元気です)

   :フシグロセンノウ

少し下った展望台で昼食、富士山は完全に雲の中でした。

御坂山塊

御坂山塊西側の稜線です。

12:40 南尾根を「広瀬」へ直接下りました。

   

:キバナオダマキ            :キアキギリ

三ツ峠

岩からブナの木が出ています、どこまで岩で、どこから木なのか判別がつかない。

全く同化していました。

:松林

松の植林帯が続きます、アカマツもあるので松茸も??

:野天風呂天水

14:10 登山口へ、野天風呂”天水で汗を流します。

「富士登山」帰りの連中でごったがえしていました。

 

           行程:標高差540m、約7.5km、4時間 

        9:00 河口湖駅 =9:35 天下茶屋バス停 ⇒10:36 御坂山

        ⇒11:15 御坂峠 ⇒12:10 黒岳・昼食 ⇒12:40 展望台

        ⇒14:10 野天風呂天水 ⇒15:05 久保田一竹記念館バス停

** 

サントリーからのトです。

「南アルプスの天然水」飲んだ成果です。

出してみるもんです、地味な努力が報われました。


富士山

2015年08月13日 | 日本百名山

富士登山に行ってきた。

1977年27歳の時、一度登っている。

0:00 5合目を発ち、山頂を極め、須走口へ降りた、今でいう「弾丸登山」の走りだ。

何故か日本人は、「日本一高い山・富士山」を、何の経験もなしに登る。

「富士登山」は登山の一アイテムではなく、娯楽の一環として、

ディズニーランドあるいはUSJへ行くような感覚で登るのではないかと考えている。

今回は日本百名山の一山として登り直すことにした。

行程は、9日(日)新宿発、5合目までバス、昼食後7.9合目まで登り、「東洋館」泊。

     23:30小屋発、5:00山頂にて御来光、5合目まで降りる

     一般的なツアーを選択した。

:5合目

「5合目銀座」です、中国の観光客がやたら多かった。

世界文化遺産になっても、この看板が増えただけ?

雲ってます、富士山はの中。

記念撮影をして13:55 スタート、歩くには好条件だった。

5合目の標高は2305m、富士山にも花は咲いていました。

      

:イヌタデ                :トモエシオガマ            :ミヤマシャジン

      

:ミヤマオミナエシ          :アキノキリンソウ          :コオニユリ

   

:ヒゴダイ               :オダマキ

この時間 登山者 > 下山者 こんな割合でしょうか?

下山者は足を引きずるように歩いている、ほこりだらけで・・・。

雲間から下界が、山中湖畔でしょうか?

:6合目

14:50 いよいよ6合目本格的な登りが始まります。

:7合目小屋

雲は上がりましたが、山頂までは見えません。

:7合目

17:25 7合目からの登り、岩場(溶岩)を登って行きます。

31人のツアー(大人・子供・外国人)、TDと富士山ガイドの33名、ゆっくり・ユックリ登ります。

ペースが掴めず苦慮しました。(高度順化を考慮したのか?)

:MENU

そう「酸素缶」も売っていました。

自分で「酸素スプレー」を持っている人も何人かいました。

(この辺りで酸素は地上の4/5程度=【protrek】気圧から概算)

:7.9合目

18:00 7.9合目にある東洋館が見えてきました。

:雲海

東洋館2階ベッドから見た海です。

:夕食

今日の夕食と明日の朝食(弁当)です。

menuの基本は「ハンバーグライス」ですが、食べられない(宗教上とか?)人は

別menuも準備されていました、visa card」も使用可能です。

23:00迄約3時間の仮眠です、各自寝袋でした。

:8合目

23:20 降るような星空をあおぎながら小屋(7.9合目)を発ちました。

23:27 8合目です。

:mark

富士山名物「金剛杖」を購入し、小屋毎に「焼印」押してもらいます。

300円×15=4500円、一緒に歩いたJoe savage, jacob親子、忠実に実行していました。

笑いながら、「very expensive」、彼は回目の富士山です。

[ホステス英語で日米親善に努めました]

1:01 8合目元祖室、ここから先は戻ることが難しいので、ガイドに脅かされ?

4人リタイア(6合目で2人)トータル6名、高山病の症状を訴えていました。

3:41 9合目滞・・・

気温も下がってきました、渋滞するのでなおさらです。

合羽を着用、でも寒かった。(フリースも必要だった)

流れ星、遠く稲妻、降るような☆と退屈はしませんが。

:大鳥居

渋滞を避ける為に、「追い越し車線」右側の岩場を登って行きます。

さすがに空気が薄い、息が上がります。(不整脈を持つ心臓に負担をかけました)

4:40 大鳥居、御来光を待つ人で、東側のスペースは占領されています。

:善男善女

御来光の場所を求め、西へ西へ移動。

下山道にスペースを確保し、東側に視線を移します。

大きな雲の後ろから・・・・

      

hop            step            jump

:朝食

5:30 「東京や」で朝食です(ミソ汁はオプション500円)

:富士山頂

:富士山頂には何があるの

山頂は、大きな噴火口で100回以上の噴火を繰り返してきた。

約2200年前を最後に噴火していないので、今は近くに寄っても熱さを感じず、

 マグマを見ることもできない。

火口の直径は約800m.その火口を取り囲むように8つの峰がある。

 (駒ケ岳・三島岳・剣ケ峰=最高峰3776m・雷岳・白山岳・久須志岳・大日岳・伊豆岳)

       8つの峰を巡るお鉢は約90分かかる。 

浅間神社奥宮:富士山をご神体として祀る富士山本宮浅間大社の奥宮。

 富士山の8合目以上(除く登山道)はこの、神社の境内であるとされている。 

富士山頂郵便局がある。  

富士山特別地域気象観測所:2004年まで富士山測候所として有人による気象観測が行われた施設。

現在は名称が変わり、自動観測装置による無人の施設となっている。 

後は、お茶屋が数件。

      

:八ヶ岳                 :御坂山塊                :山中湖と御正体山  

:日米国際親善

剣ヶ峰をバックに、親善です。 

6:00 下山します、砂埃にまみれて・・・・

jacobs登りでは、メソメソしていましたが、元気です。

:8合目

山頂は青空でした。

後の山頂です。

:6合目

9:05 6合目通過。

9:50 5合目に戻ってきました。

joe にソフトクリームを御馳走になりました。

 

       行程:標高差1456m、約14km、13.5時間 

    8月9日 13:55 5合目 ⇒14:50 6合目 ⇒17:25 7合目 ⇒18:00 7.9合目 東洋館着

         ⇒23:20 東洋館発 ⇒23:27 8合目 

      10日⇒1:01 元祖八合目 ⇒3:41 9合目 ⇒4:40 大鳥居(山頂:3715m) 

         ⇒4:50~5:10 御来光 ⇒6:00 下山開始 ⇒9:05 6合目 ⇒9:50 5合目 

         ⇒11:00 バスにて下山:紅富士の湯  


鳥海山2)

2015年08月07日 | 日本百名山

8月4日、4:30 御来光を拝みに七高山へ向かいます。

稜線は風が吹いているようです。

(新山の早朝登山は危険!だと、昨夜神社から説明があった)

:小屋から

稜線

4:40 稜線に出ました、風は適当に吹いていました。

:新山

      

かろうじて拝めました。

:御来光

5:02 七高山頂の石碑に朝日が映っています。

新山頂にもいました。

:朝食

5:30 小屋に戻り朝食です、生卵が出ましたが遠慮しました。

(夕食=朝食)同じ値段です

6:04 小屋を後に「外輪山コース」へ向かいます

      

:イワブクロ                                     :イワベンケイ   

稜線もお花畑です。

朝から陽がさしています、予報通り(影七高も出ていました)

:百宅コース

:外輪山

これから歩く「外輪山」コースです。

      

:ウサギギク               :オオカサモチ(シシウドの仲間)  :」ヨツバヒゴダイ

    

チョウカイフスマ: 鳥海山と月山にのみ咲く花、花の直径は1.5cmくらい。

乾燥に強く、他の植物が生育できないようなところに群落をつくる。

「衾=フスマ」は夜具を意味し、群落を形成する様子を譬えたものである。

環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)

に登録されている。    

:伏

6:54 伏岳、観音様が祀られていました。

湯ノ台口コース(山形県)河原宿小屋を経て、稜線に合流します。

チョウカイアザミ:キク科アザミ属

草丈50~150cmの多年草。茎は直立し、クモ毛があって粘る(ポマードを塗ったようにも見える)。 

頭花は下向きに咲き、濃紫色で径5~6cm。

:文殊岳

7:27 文殊岳(学問の神様)

      

:イワオトギリ              :マルバタケブキ            :ヨツバシオガマ(何故か脊が高いものが多い)

昨日喘ぎながら登った、千蛇谷を俯瞰しました。

   

振り返ると、笠雲?レンズ雲?が新山にかかっていました。

:八丁坂

外輪山下りから見た「八丁坂」、「天国に続く道」にも見えます。

8:08 七五三掛へ、一つ”やまを越えました。 

:鳥ノ海

:御浜小屋

8:54 御浜小屋へ、鉾立駐車場が見えました。

ジリジリ陽がさす天候でした、風もないし、下りで良かった。

     

:ウメバチソウ              :キスゲ

 ⇒ ⇒

チングルマの変遷です。(最後は葉が紅葉します)

9:40 賽ノ河原

賽ノ河原を外れて、こんなお地蔵さんがありました。

        

虫たちの鳥海山です。    

 

10:20 稲倉岳です。

10:50 鉾立登山口着、鉾立山荘でシャワー(200円)を浴び、昼食。

12:25発の乗合タクシー(3000円)で象潟駅へ降り、羽越線「特急いなほ」で新潟へ

 ⇒上越新幹線と乗り継いで帰途に着きました。

 

           行程:標高差1078m、約7.3km、約5時間(登り)  

       9:27 鉾立登山口 ⇒10:40 賽ノ河原 ⇒11:15~30 御浜小屋・昼食

        ⇒11:56 御田ケ原分岐 ⇒12:15 七五三掛 ⇒12:40 千蛇谷 ⇒14:14 大物忌神社

         14:30~14:50 鳥海新山頂

*8月4日                       約5時間(下り)

       4:30 大物忌神社 ⇒4:50 七高山(御来光) ⇒5:20 大物忌神社・朝食

         6:04 小屋発 ⇒6:20 外輪山・稜線 ⇒6:54 伏岳 ⇒7:27 文殊岳

         ⇒8:08 七五三掛 ⇒8:54 御浜小屋 ⇒9:40 賽ノ河原 ⇒10:50 鉾立  


鳥海山1)

2015年08月06日 | 日本百名山

8月3日(月)鳥海山(2237m)に行ってきた、2度目の挑戦になる。

2010年7月ツアーで鳥海山へ、大平山荘(吹浦口)から登った。

朝から、合羽のフィールドテストをしているような雨。

御浜小屋まで行って、鉾立へ下山した経緯にある。

:鉾立

22:30 バスで酒田駅へ、で象潟(きさがた)駅、で 9:25鉾立着。

鳥海山大きな山だ、コースも5~6ある。

代表的ルートといわれる、鉾立~鳥海山を大物忌神社小屋泊りでピストンしてきた。

 名山と呼ばれるにはいろいろの見地があるが、山容秀麗という資格では、鳥海山は他に落ちない。

眼路限りなく拡がった庄内平野の北の果てに、毅然とそびえ立ったこの山を眺めると、

昔から東北第一の名峰とあがめられてきとことも納得できる。

 東北地方の山の多くは、東北人の気質のようにガッシリと重厚、時には鈍重という感じさえ受けるが

鳥海にはその重さがない。颯爽としている。

酒田あたりから望むと、むしろスマートと言いたいほどである。

それは鳥海が連嶺の形をなさず、孤立した一峰であるところにも基因する。

                                      (日本百名山:鳥海山より)

:登山口

:鉾立展望台

9:40 鉾立展望台(遊歩道あり)雲で何も見えない。

      

:クサレダマ              :ヤマハハコ               :アザミ

:県境

10:00 秋田・山形の県境、秋田ではちょうかいざん、山形ではちょうかいさんと呼ぶそうな。

      

:ニガナ                 :コバギボシ              :キスゲとハクサンボウフウ  

結構風が吹いています、おかげで暑さは和らぎました。

チングルマが咲いていたのはここだけ、後は散っていました。

      

:オオバキスミレ            :イワイチョウ             :イワカガミ

:賽の河原

10:40 賽の河原、休憩です。

:御浜小屋

石畳が整備されていますが、これが以外と歩きづらい。

      

:ダイモンジソウ            :キンレイカ               :イワショウブ

      

:トウチソウ               :ウメバチソウ             :ハクサンフウロウ

:御浜

11:15~30 御浜小屋、周囲はお花畑、早い昼食です。

       

:ミヤマシャジン(多かった)     :クルマユリ               :イワベンケイ 

「鳥ノ海御浜神社」の祠を守っていたダイモンジソウです。

:鳥ノ海

鳥ノ海(鳥海湖)旧火口です。

鳥海山は二重式成層の活火山(ランクB)。

山頂は旧火山と新火山に分かれ、旧火山の火口はこの周囲。

最高点は1801年の噴火によってできた新山で、(享和岳)とも呼ばれる。

新山は1974年に再噴火した。      【日本山名辞典:鳥海山より】

:御田ケ原

霧が出てきました、霊山の雰囲気が匂います。↓

:祠

:八丁坂

霧の中「八丁坂」を下ってきました、振り返るとこんな景色だったんですね。

:七五三掛

12:15 八丁坂を上り返して、掛(しめかけ)です。

:鳥海山

やっと鳥海山が姿を見せました。

:千蛇谷

ここで外輪山と千蛇谷コース分岐です、千蛇谷へ下りました。

:チョウカイフスマ

谷への下りで真打登場です「チョウカイフスマ」

小さな花ですが、風に影響されない強さをもっています。

:千蛇谷

千蛇谷全景です、雪渓を渡るのは「剱岳」以来です。 →外輪山です

お花畑です

      

:アオノツガザクラ           後姿です                :チョウカイアザミ

この谷の登りで、陽射しがきつくなりました。(背中を押してくれました)

:七高山稜線

外輪山になる「七高山」の稜線が遠く視界に入りました。

:小屋

大物忌神社の屋根が見えます。(もう一息だよK地さん)

      

:チシマギキョウ                                  :ホツツジと一緒に

14:14 大物忌神社(山小屋)トウチャコ!! 正面に新山が見えます。

:新山へ

新山をやっつけます。

:①

⇒を辿って山頂を目指します。

:②

約20分の歩程ですが、なかなか着きません。

:③

一旦返します。

:山頂

14:50 鳥海新山頂です。

東側に外輪山、七高山頂です(明日の御来光はここで迎えます)

 

北西側に遠く「鳥ノ海」が見えました。

下りは七高山側に降りました。(こちらの方が短かった)

    

:イワブクロ                :タカネコウリンカ 

      

:チョウカイフスマ(岩をも砕く元気者のようです)

小屋周囲もお花畑、イワブクロを本州で初めてみました。

:夕食

噂の「大物忌神社」山小屋の夕食です。 

          日本百名山 97鳥海山 完登

**   下山へ続く