クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

早来迎はなぜ早い?そして甘茶・・

2024-04-28 | 仏教・神道・キリスト教

 満開のソメイヨシノは、嵐で一番良い時に吹き飛ばされてしまい

なんだか気の抜けたような 2024・春の始まりでしたが、

 桜が終わって、ツツジサツキ山吹などが そこいら中に咲き乱れている今の時季こそ

強く・せい(生)を、

ひるがえって・ひがん(彼岸)を かんじます

 そんな4月にぴったりな「法然と極楽浄土展」を見に、

行ってきました🐻

 

浄土宗は、今年850周年記念だとかで、

その記念特別展の目玉は、はやらいごう(かんじ:早来迎)

 昔、貴人が死ぬまぎわ、死の床に

西方極楽浄土から、雲に乗ってゆっくり迎えに来てくれる阿弥陀さまたちの絵を 置きました

それを「らいごうず(来迎図)」っていうのですが、

 とんでもなく・インクレディブルなスピードで

シュッて 迎えに来てくれるのが

はやらいごう(早来迎)です!!

※一刻も早く救われたいと念仏を唱える人を素早く救済してくれようと、斜めに駆け下りてきます

先陣を切っているぼさつ(菩薩)さまなんて、雲が山の斜面をすべっています

めっちゃ急降下ですっ

(スキージャンプやダウンヒルもかくや・・の駆けつけっぷり

 クリンたち、昔からこの「助ける気満々」の親切な阿弥陀さまたち

大好きで

今回  知恩院の早来迎(阿弥陀二十五菩薩来迎図)が 修復を終えてお目見えする、

というので、

これは行かねばと 駆けつけたのでした🐻

 会場(東京国立博物館・平成館)は大きく、

往生要集に始まり一枚起請文に終わる、第1展示室、

狩野一信の極彩色画が圧巻な、第2展示室

に 分かれていましたが、

仏像などもあって・・

展示物なんていう見方をしちゃいけない。

法然上人像の前では そっと手を合わせたくなりました

 

奈良県のたいまでら(當麻寺)から、たくさんの宝物が運ばれて来ていましたが、

国宝の「綴織當麻曼荼羅」が、四畳半くらい大きくて、すごかった。。

信仰そのものを見上げたような、

すうこう(崇高)なるものを かんじましたね

 

全体的に 渋めな展示内容でしたが、

人が少なくて 会場はおだやかな空気

「黒漆司馬温公家訓螺鈿掛板」という めずらしい琉球工芸も見られたし

木と水晶でできた小さな・ねはんぞう(新知恩院の仏涅槃像)を 

けんめいに スケッチする中学生がいたりして、

良かったです。

 

浄土宗は、力強く、大切にされて今に生きている と、わかりました

 ミュージアムショップには、欲しいものがあふれていましたが

少し、しずかな気もちを 保ちたかったので、

 クリンたちは、家に帰って、

あまちゃ(甘茶)を 飲むことにしました🐻🍵

 

体調不良な家族のために 買っておいたのですが(ハーブティー代わり)、

 4月に飲むのに、こんなにふさわしいお茶ってないんじゃないかなあ~と

美味しかったですね

 

(少しおくれて、花まつり~

 

 

 

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蘆山寺

2024-02-03 | 仏教・神道・キリスト教

京都旅行の最後に、

ろざんじ(蘆山寺)に 行きました。

 京都御所のとなりにある、天台宗のお寺です

 京都に何十回も来ている、うちのチットとお母さんが、二人とも来たことのなかった・お寺。

 こちら、『源氏物語』の作者・紫式部が子どものころから住んでいたお宅跡地で、

「源氏庭」と名づけられた・お庭に、

ききょう(桔梗)が咲くことで 有名です

 入り口では、式部が 迎えてくれます

それどころか

 お茶のせったい(無人接待)もありました~

(こういうの大好き~🍵

吐く息が白く寒い日でしたから、うれしかったですね

 

※今年・2024年の大河ドラマ「光る君へ」は紫式部が主人公ですから、こちらも参拝客が増えるかもですね

クリンたち、『源氏物語』については好きというか、まあまあ詳しいので今回の大河は初回から楽しんで観ています

 

藤原道兼役の玉置玲央さんが・・何やらかすかわからないかんじで、怖いっす((🐻))

 

次回、京都旅・ラストです

 

 

 

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六道珍皇寺

2024-02-01 | 仏教・神道・キリスト教

建仁寺の裏手に、

ろくどうちんのうじ(六道珍皇寺)

があるので、寄りました。

 ここは、あの世への入り口、だそうです。

(※昔ここらへん、風葬の地だったらしいんですよね

 ちなみに、閻魔大王の家臣✶小野篁が使っていた

とされる、「冥土通いの井戸」がお庭にあります。

※写真はないけど、しっかり見て来ました👀ワクワクしちゃった あと、ちょっと離れたところに「黄泉がえりの井戸」も あります。)

 

・・・・

おののたかむら(小野篁)については、

なんで、エンマ大王の家臣になったのか?

 

この伝説的人物について

気になって 調べましたが、

家臣になった・けいい(経緯)が 哀しかったので、

そのあたりのことを書くのは ひかえます。

 ただ、大男だったという「等身大・小野篁像」、

そして、エンマ大王とその手下像が

見られるよ

とだけ

お知らせしておきます。

 

それに、、

 クリンたち・・🐻この前日、80代のお母さんを 連れまわし👵、

2万2000歩も 歩かせてしまったんですよね

 だから、エンマ大王のお裁きを受けると、ヤバいんです

ここは、

さっさと立ち去らなければ💨

 

(つづく)

 

 

 

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建仁寺は太っ腹

2024-01-29 | 仏教・神道・キリスト教

腹ごなしに、建仁寺まで 歩きました。

 四条大橋をわたって、10分くらいです

 前日、京都五山の第2位「相国寺」に行ったクリンたち🐻

本日は第3位の「建仁寺」に おまいりし、

「臨済宗がため」を したわけですが・・

 12月25日に、すでに「お休み」に入っていた・相国寺にくらべ

こちら、建仁寺は、

やる気・サービス精神ともに、満点です🔔🔔🔔

拝観料600円なのに、

中のもの、作品・風景の写真を と(撮)っていい(OK)

 風神雷神図屛風(の高精細複製作品)、と(撮)っていい

 法堂の仏像・天井画、と(撮)っていい

(「👩ねえ来年って辰年じゃなかった?」「🐻年賀状書いた?」とにわかにソワソワし始めましたね💦)

 枯山水庭園、と(撮)っていい

 自分たちさえ入れなければ、境内・堂内、いたるところ、と(撮)っていい

(外国人観光客さんに人気だった・円窓です

 海北友松&今どきの日本画家たちのふすま絵も、と(撮)り放題

(・・・ん🐻・・これは、ブロ友Jさまが教えてくれた

細川(護熙)元首相の描いた、ふすま絵ではありませんか

(←このだるまさんも細川さんの墨絵です家族でもりあがりました

 ついでに、境内の奥の、まりしてん(摩利支天)さんも、セット参拝できました

 

(すごいお得なお寺でしたね ホスピタリティのお手本です

うれしくなって、お土産の八つ橋は、このお寺の売店で買いました~ それが人情というものですよね🐻)

 

次は、六道珍皇寺にまいります

 

 

 

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矢田寺のお地蔵さん(京都)

2024-01-25 | 仏教・神道・キリスト教

河原町カトリック教会を 出たところで⛪

親友・チットが、

「👩ねえ、すぐ近くだから、矢田寺に寄ってもいい?」

きいてきました。

 うちのチットは「クリン教🐻」の敬けんなる・信者ですが、

一方で、大の、おじぞうさん(地蔵菩薩)好きです

 矢田寺というのは、河原町三条の寺町アーケード入り口の、小スペースにある、

 京阪によくあるタイプの、

地元密着型寺院です。

 写真はおそれ多くて写さなかったけど、内陣の・・奥の、

あの火炎🔥(木彫り)の向こうに、

とても良い表情の、おじぞうさまが いらっしゃいます。

「👩来てよかった~キリスト教会もすばらしくて一瞬信者っぽい気持ちになりかけるけど、

やっぱり私・・

お地蔵さまがおわす限り、仏教を顧みないなんて無理だわ。

ここの絵馬、見て

 お地蔵様はね、わざわざ地獄に行って、釜茹でにされている亡者を救っているんだよ

なんて善い方なんだろう・・

ありがたいね~

 なのに、みんなさお地蔵様のこと、たいして重くみていないよね

有名な寺はたいてい、阿弥陀如来とかそこら辺のビッグネームの仏様や観音様を安置してるし・・

それにひきかえ、

お地蔵さんは雪の中、辻に立たされたりしてるんだよ!

虐待だよね!!

 

ほえていました。

 

(てきとうに受け流して、ご飯を食べに行きます。つづく🐻)

 

 

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日本人の天使(京都教会巡り・8)

2024-01-22 | 仏教・神道・キリスト教

京都の教会巡りをしながら、

親友・チットが

お母さんには聞こえないように、こんなことを 言いました。

ふと過去を振り返った時にね、

(あれ?あの人って、天使だったのかな?)

って 思える人がいるの。

 

私、今まで良い人とばかり出会って来て、

ううん。今だって周りには、良い人しかいないんだけど

そういうのとは違くて・・

 

人生で本当に大変だった何回か、自分じゃどうしようもできなくて辛かった時に、

あの人たちが現れて、なぜか助けてくれた。

 

あれがなかったら、どうなっていたか?わからない。

 

あの人たちの出現には・・

 

奇跡というか、

天恵みたいなものを 感じる

 

と。

 

 

 天使の中には、日本人もいるらしい

 

 

 

(教会めぐりが終わったので、次はお寺とランチに行きます🐻

 

 

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京都のパン消費量が多い理由(京都教会巡り・7)

2024-01-20 | 仏教・神道・キリスト教

同志社のチャペル⛪、

アグネス教会⛪に つづき、

 ごしょ(京都御所)南にある、たくさんの小さな教会を

めぐってみようと 思います(一気に行きます

 まずは、柳馬場通の「京都ハリストス正教会」⛪

 ギリシャ正教の、イコンが美しい教会です

 この十字架を見ると、ロシアまでも思い出してしまい、今は少々モヤりますが・・☁

ここは、そんなの関係ない。

 京都の街にとけ込んだ、西日本の布教の中心的教会です⛪(重文👑)

 そのすぐ近く、京都教会は、

見た目ふつうの街の教会ですが、クリスマスのこの日、多くの信者さんで にぎわっていました

(同志社と同じ、プロテスタントの組合教会です)

そこから、歩いてまもなく

ごこうまち教会(京都御幸町教会)は、大正2年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories)設計でした⛪

(関西と言えばの建築技師ですね🔔)

関西学院大学の流れを汲む、メソヂスト系プロテスタント教会だそうです。←なんだかよくわからないけど・・🐻

※「ただの見物で~す」というのでなければ、礼拝の時に見学可。レンガの積まれ方が密集していて、カッコイイ建物です

 とどめははんかがい(繁華街)にある、大きな「カトリック河原町教会」⛪

工事中でしたが、

「どなたでも、お祈りください」という開かれたスタンスのため、

クリンたち、地下のお部屋まで、見せていただきました。

 内部は写しませんでしたが、

心にのこる教会でしたね

クリンたちを案内してくれた・教会のおじさんや、

祈りをささげに来た・東南アジア系のお姉さんの姿が

目に焼き付きました。👀

 

正面の大きなのてっぺんに、かわいい羊の絵もあり、ほっこりします🐑

 

ちなみに、

この教会の旧聖堂は、明治12年に建てらてた・立派な聖堂で、

 博物館・明治村にある「聖ザビエル天主堂」でした

(クリンたち、行ったことあるんですそうとは知らずに🐻

 

御所南には、ほかにも・・

「幼きイエズス修道会・京都修道院」

なども ありました。

つくづく、

こんなふうに、市の中心部に 教会がいっぱいある・京都って、

コーヒーの消費量や☕

パンの消費量が🍞

全国屈指で、

それは、

「京都人が新しいもの好きだから」とか、

「忙しい商人が多いから」とか、

「学生が多いから」とか、

「舞妓さんがつまむのにパンが適しているから」

など

いろいろな説が ありますが、

 キリスト教が、このようになじんでいる・街でありつづけているからこそ⤴

京都には、パンやコーヒーなどの西洋食文化が、すごく根づいたんじゃないかなあ~🍞☕

って

クリンは 思いました

 

 

※つづきます🐻

 

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だいうす町(京都教会巡り・4)

2024-01-13 | 仏教・神道・キリスト教

同志社大学のしきち(敷地)内には、

「南蛮寺の礎石というものが あるらしく、

うちのチットは、それが見たくて 来たのですが

ちょうど、それがある図書館前は

「工事中」で 見ることができませんでした👷

「あの辺かなあ~?👀」「🐻のぞいちゃダメチット あやしい人みたいだよ💦」

 なんばんじ(南蛮寺)というのは、

キリスト教が伝わった戦国時代における・キリスト教会の名称

のぶなが(織田信長)のころに、

なんと

ここ、宗教都市・京都に けんせつ(建設)されました。⛪

けっこう・立派だったそうですが、

 サル(豊臣秀吉)🐵によって、こわされてしまったのです

(信長=新しいもの好きでキリスト教にも寛容。秀吉=途中からキリスト教は天下統一の妨げになると判断

 

キリシタンたちは、

この時・必死で

南蛮寺のかけらを 守ろうとし✊

その一つが、同志社大学のキャンパス内にある「礎石」

そして、

どういうわけだか・わからないけど、

妙心寺の春光院さんに「南蛮寺の鐘」が のこっています🔔

(通常非公開なんですけど、イエズス会の紋章が刻まれてて、まあまあ大きな釣鐘です

 

 ←この、地図の緑色の🔲で囲ったところに、南蛮寺はあったそうで、

地図の上の方のの場所は、「だいうす町」と呼ばれ、

キリスト教区で教会があった、

と 伝わります🔔

 もちろん、「だいうす」とは「デウス(天主)」の意味。モロですね

この、

京都御所から 今出川通りをまっすぐ行った

わりと近いところに、

キリスト教区が あったなんて・・

 あの一角でしょうか

現在の、「上京区油小路通元誓願寺下る」っていうあたりです。

しばし、ウロウロ・・

(この辺が、「だいうす町」と呼ばれた場所でした。)

 

京都の奥深さを かみしめた日でしたね🐻

 

(つづきます)

 

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同志社大学はなぜあの場所にあるのか?(京都教会巡り・3)

2024-01-10 | 仏教・神道・キリスト教

ランチのあと、お母さんが、

「👵ちょっと相国寺に寄ってもいい?お線香買いたいの。」と 言いました。

「🐻いいけど、しょうこくじ、って どこにあるの?」

「👵このすぐ裏よ」「🐻えっ!?

「🐻ほんとだ(同志社大学の真裏、っていうか横というか・・お寺とキャンパスが隣接してます

(こんなキリスト教大学が、となりに来て、お寺(相国寺)はびっくりしなかったんだろうか・・

だって、

同志社ができたのって、明治時代の初めでしょう

 

考えてみれば・・

 

同志社って、ごしょ(京都御所)とも道路を挟んで・となりだし(しかも北

いくら、天皇が 東京に行っちゃった後だとしても、

そんなのって、アリだったんだろうか・・

「👩アリじゃないよ~。どんなに寺院勢力や京都人から拒絶されたことか・・

大変だったんだよ、同志社。

でも、同志社の敷地って、もとは薩摩藩邸があったところなんだよね

薩摩は明治政府の中心だからね

『開国和親』をうたっている手前、跡地に英学校ができても、問題ないっていう考えだったんじゃない?」

チットが 言いました。

 同志社の土地は、さつま(薩摩)から、山本覚馬という・京都の大物の手に渡り

やまもとかくま(山本覚馬)から、

じょう(新島襄)に 提供されたそうです

※ちなみに山本覚馬の妹が、新島襄の妻・八重。←そういえばそうだった~(NHK大河「八重の桜」で観たじゃんね

 

覚馬は、西郷さんたち・さつま(薩摩)の大物からも 敬服されてた(なんと)会津人でした

 

頭が良くて、先見の明があり

幕末から、会津藩で洋学を推進していた・山本覚馬だったからこそ

この地を じょう(新島襄)に、惜しげもなくゆずったのでしょう

 同志社大学が、わざわざこのキャンパスを

「今出川校地」と 呼びならわす理由が、 

ハッキリわかりました。(歴史があらわれているのです

 もちろんそれでも、相国寺は、屈指のめいさつ(名刹)だから、

「うちの横に来ないで」って

反対したし

京都市中の人々も、ぎょうてんして、反対しまくったらしい。

 

その反対運動は、

じょうが死ぬまで やまなかったらしい。

 

 

いけずです。

 

 とはいえじょう(新島襄)は、

岩倉使節団のお抱え通訳にもバッテキされる、実力の持ち主👑✨

加えて、

アマースト大学に留学中、あのクラーク博士に 気にいられ👀

 のちに、クラークを来日させるほど かんしん(感心)させた、

「クラークが初めて見た日本人」でした。

(※クラークは札幌農学校の先生です🐄「Boys, be ambitious」の人ですね

 

まじめ、

情熱家、

忍耐力あり、

良心的、

正直、

を 体現した人物であった・じょう(新島襄)は、

 

学校経営が うまくいかなくても(資金難)、

どんなに反対されても、

 

じっと がまんして

がんばりました

 

 そのせいで、若死にしてしまったのであろう・じょう(新島襄)の

「供養」のために、

クリンたち、相国寺でいちばん高いお線香を 買いました

 

 

(※関係がなくても、良い人のためにカタキは討っておくのが、クリンたちです🐻 

次は、「だいうす町」にまいります

 

 

 

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同志社大学礼拝堂(京都教会巡り・2)

2024-01-08 | 仏教・神道・キリスト教

京都のキリスト教って言ったら、同志社だよね。」

と、みんなが口をそろえたので、

 洛中で一番目立つキリスト教勢力、

同志社大学に行ってみました。

昔、
初めて京都観光に来て、

バスの中から見えた、レンガ造りのたてものに、どれほど心おどらせたことか・・🚌

 ここは、にいじまじょう(新島襄)が明治初期に開いた、

キリスト教と英語と、良心を教える学校

 古くて味のある赤レンガに、
創立者(新島襄)たちの心が宿る、

日本でもっとも神学をきわめている、「レトロモダン建築大学」なのです👑✨✨

(上智とかはどうなのかな・・キリスト教系大学のみなさま、すみません💦)

「🐻ステキだね〜

アーモスト館、有終館、弘風館、

 クラーク記念館、啓明館、彰栄館、至誠館、扶桑館、明徳館、徳照館、etc・・

 今出川キャンパスは、古いレンガと、その少し後の時代のレンガと、新しいレンガ

構成されており、

どれも、おもむきがあります。

 創立者のひたむきさと、みんなの支え

大切に伝統を受け継いできた・学生たちの歩み

どこにもかしこにも 宿っている・・

 そんなフンイキです

 心地よさの間を抜けて行くと、

(・・・わあ🐻

レンガの飾り箱のような、礼拝堂が ありました。⛪

 ばらまど(薔薇窓)、ステンドグラスはもちろん、屋根の上の意匠まで、

とても・こった造りです

(中の写真は無しです※重要文化財です👑✨✨ しかし、外の入り口手前に一ヵ所、ステンドグラスに光が入るとこうなるんだ、と分かる場所がありました~

・・・

こんなところで、学生さんたちは、

聖書のお話をきいたり、

お祈りしたりできるんだ・・

 大きなクリスマスツリーの横の🎄

あたたかな 赤レンガ礼拝堂でした。

「👩いや~、オープンキャンパスに行く重要性を痛感するねこういう受験勉強のモチベを上げる大学校舎を見ると。」(親友チット)

「👵ホントねえ~、こんなところで勉強したかった。」(お母さん)

「🐻見学してよかったね」(クリン)

 などと、ホンワカしながら

同志社大学の、学生食堂に おじゃました・クリンたち🐻

 この学食は、道路を挟んで向かいの室町キャンパス内にある、

Hamac de Paradis(アマーク・ド・パラディ)寒梅館っていう カフェレストランで、

一般人も 利用できます

(オシャレ・というか、内部には、なにやら聖書の一説でしょうか?

同志社魂(横文字)が、一面にリボンされています。

 

「To train thy sons in heart and hand  To live for God....」

 

 なんという、キリスト教大学にふさわしい学食でしょうか・・🐻(かるがるしくない

 こちらは、ランチのボルシチセット・650円です

ご飯は、比叡山(小)、富士山(並)、キリマンジャロ(大盛)、エベレスト(特盛)から選べます

「👩ボルシチがあるなんて、ニコライの手引きで留学を果たした新島襄の若き日を感じさせるメニューだね」

って、うちのチットが言ってましたが、←考えすぎかな・・?

ふつうに、から揚げみたいなのもありましたよ

 

長くなりましたが、「勝手にキャンパスツアー」は、かんどう(感動)のうちに幕を閉じました~🌊✨

 

 

(次回は、同志社の謎にせまります🐻

 

 
 
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京都の教会めぐり・1

2024-01-06 | 仏教・神道・キリスト教

さて・・

クリスマスに京都に行ったので、その日記を書いておきます🐻(実家のお母さんが待っていますので・・)

(←これは、クリンたちのクリスマスディナーです🎄🎅

12月25日・・

ピンポイントでこの日しか

来られなくて・・

美術館とかも閉まりはじめたけど、

せっかくクリスマスだしこのさい、京都の教会巡りをしよういうことに なりました

 きけば、京都には教会がたくさんあるとか。

(お寺と神社のイメージなのに

しかも、

京都御所の周辺に たくさん教会がある⛪

この2つの「意外」に対する答えを 求めて

クリンたち、歩きました🐻。

 

ざっと 調べただけでも(京都御所周辺だけで)、

 同志社礼拝堂⛪

 聖アグネス教会

 京都ハリストス正教会⛪

 京都御幸町教会⛪

 カトリック河原町教会(工事中)⛪

など、いっぱいありました。

まずは、

同志社のキャンパスから、見ていきます🐻🔔🔔🔔(つづく)

 

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明治神宮・初詣(1月6日)

2023-01-08 | 仏教・神道・キリスト教

 1月6日、クリンは ようやく初詣に行けました🐻。

 行き先は明治神宮

日本一の参拝者数をほこる・神社です

が、

さすがに6日ともなると 人出は落ち着き、大股でサクサク歩けるほど。

(ちょうど、参拝客を並ばせる行列用ロープが撤去されているところでし

さて、10時過ぎ、「本殿」の混み具合は これくらい。

おさいせん(賽銭)は3分列に並んで、自分たちの番が来ました。

クリン家、去年は大きなショックを受けるような不運な出来事が 3つ発生しました。

 だから・・今年は「ぜいたくは言わないから、どうかドキドキしないで平穏無事に過ごさせて下さい

と お祈りしに来たのです。 

「でも、明治神宮に祀られているのは明治天皇と昭憲皇太后でしょ?」

との、

ご利益に関する・ごけねん(懸念)には 及びません

ここは、神宮のもり(杜)・・

 訪れた人を、いつでも気持ちよくさせる浄化のパワーがあるのです(※鈍いクリンでもかんじます🐻

 ところが・・ですね  今回は、いつもと、ようすがちがったんです

ふだんは、人も多くなく

とても しずかなのですが、

 初もうで(詣)のお客さんたちの異様なねっき(熱気)で、境内の空気が  混沌としてる~!!!

初詣にしか来ない人々

しかも「三が日は外す」人々(※自分たちもここに含まれる🐻)

新宿区と渋谷区に昼と夜働く、ただでさえ元気な人々

正体不明なキラキラ軍団

ガラ悪めの金髪グループ

全国各地からの観光客のみなさん

YouTuber・・

 もちろん、しんし(真摯)な祈りをささげている人々もいましたが

そこには・・

きほん、物見遊山または、ギラギラの野心がうごめくのが

肌で 捉えられたのです・・🐻

 こんなにうっそうとした、神秘の森に浴しながら、

クリンたちが 本物のしずけさにひたることが できたのは・・

 家に帰って、売店で買った・お茶を飲んだ時でした。

大福茶。ものすごく美味しい知覧茶です。感動の1煎目でしたね🍵

あまりにも渋みが出ないので飲みつづけ、5煎目からは冷水を注いで飲んでましたが、いつまでも旨味が出つづけていました8杯も飲んじゃった←夜眠れず・・

 とかなんとか・言いながらも「人生、一発やったるで」な人々の、

俗で、前向きなエネルギーを 吸収し 

やる気がみなぎった・クリンは

 参拝後、おもてさんどう(表参道)を 一駅ぶん・歩きました

(さすがのパワースポットですね

 
 
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「王子の狐」の玉子焼き

2022-06-26 | 仏教・神道・キリスト教

 このたび訪れた・王子(東京都北区)には、

飛鳥山と反対がわに

王子の名の由来となった「王子神社」や、

 落語に出てくる、「王子稲荷神社」もあるというので、

クリンたち、おいなりさんに、行ってみました。

🦊

 大晦日には 全国からキツネが集まったという、この王子

 歌川広重も「名所江戸百景」に そのようすを描いていますが、

 キツネの行列のゴール地点が、

この神社だと 言います。

 落語「王子の狐」は、人を化かそうと
していた・女狐を、

逆にだまして

さんざんな目に あわせた男が

 あとになって このおいなりさんに あやまりに来る

というストーリー

 だます男と、だまされる女狐が、
酒をくみかわした

という料亭が

 この地で、今も はなしに出てくる、玉子焼きを 

販売しています。

 それが、これです

ちょっとクリン、それは扇屋の玉子焼きじゃないでしょ

うちで作った、卵焼きでしょ

本物はこっち

 「🐻ちょっと、にんげんを化かしたくなって。へへ」

(なんとなく・・キツネには、対抗心がもえてしまう、クリンです🐻

 

(※さすがに本物は、お出汁ボタボタでふっくら・ジューシー(甘め)です

 

 

 

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豊川稲荷の狐

2020-12-09 | 仏教・神道・キリスト教

 がまごおり(愛知県蒲郡市)

を あとにした・クリンたちは、

ついでに

とよかわいなり(愛知県豊川市の豊川稲荷)🦊

に 

よっていくことに しました

 

 前から、一度 来てみたかったんです

 

(んっ!?)

 

(どう見ても、お寺!?

「日本三大稲荷」だよね、ここ。)

 

 ・・てっきり、神社だと 思っていたのですが、

「豊川閣妙厳(とよかわかくみょうごんじ)」

って 

書いてあります

 

 なるほど。。千手観音が

本尊で、

ダキニ天が 鎮守なのね

 

本殿まで、鳥居が2本か。神仏習合だね。

 

 ダキニ天は、キツネに乗っている、

インドの女神だよ。

日本では、

稲荷神と ごっちゃにされてるけど。」

 

と、

 歴史にくわしい、しん(親)友・チットが

言いました。

 

 日本には 昔から、

神道と

仏教を 

ミックスする

しんこう(信仰)が あり・・

 

おまけに

空海が「インドの神さま信仰」

も 

広めちゃったから・・

 こういう、ふくざつ(複雑)な

成り立ちのお寺

できたらしい・・

 

 とはいえ・・ クリンたちは、

「豊川稲荷」に

たくさんいるという、

キツネに 会いたくて

ここに 来たわけです

 

 (会わずに かえれるか

と 思い

本でん(殿)うらにあるという、

「キツネ塚」を

さがしました

 

すると・・

 

 (そうそうこれこれ

 

けいだい(境内)の

奥の院には・・

 

うわさに ききし

千体きつね(狐)が、

イメージ通りに

ビャ~~~~~~~🦊🦊🦊

っと

立ちならんで いました

 

 (パワースポットっていうだけ

あって、

ちょっと・こわいな・・

 

🦊

 

きつねたちの 主人である

ダキニ天は、

もともと

「人の魂を食らう、ダーク神だった

と 

きいたので・・

 

 (狙われないうちに、さっさとかえろう

クリンは、思いました🐻。

 

が・・・

 

 「こりゃタヌキ。そこで

何をしておる

「タヌキじゃありません

 

 

いきなり、キツネが からんできたのです

 

 「ここは、聖なる霊狐塚。タヌキの来るところではない

「タヌキじゃありません

 

 「出ていけ。タヌキ。さもなくば・・」

「出ていくけど、タヌキじゃありません

 

 「そこなタヌキの子。門前に

『稲荷寿司』の発祥の店があるから、帰りによると良い

 

「あ、ありがとうございます。でも、タヌキじゃありませんから

 

・・・・・

 

と、

 

 さんざん、タヌキ扱い(敵視)

されて、弱りました

 

(キツネ塚、ようちゅうい~

 

 

(次回は、門前の「いなり寿司」のお店に 行きます

 

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要石2つ

2019-01-10 | 仏教・神道・キリスト教

 とね(利根)川

を 

はさんで たつ、

 かしまじんぐう(鹿島神宮) と、

かとりじんぐう(香取神宮) 

 かつて「神宮」と 名のることが できたのは、

この2社と、

「伊勢神宮」 だけだった・・

 という 格式の高い 古社 ですが・・

 このたび、この2つの神宮に じっさいに もう(詣)でて

みて

現地で

すごい話を 

きいてしまいました 


それは・・


 2つの神宮の けいだい(境内)に ある、

(※というか、全国で この2社にしかない)

 かなめいし(かんじ:要石)っていう

同じ名前の 2つの石・・ 

 こっちが、かしま(鹿島神宮)の

かなめいし(要石)

で、

 こっちが、かとり(香取神宮)の かなめいし(要石)

・・

なのですが、

 この、見ため、かわいらしくて

小さい 2つの


実は

 

まわりの土を

ほっても、

ほっても、

ほっても、、、

ほっても、ほっても、ほっても、、、、


大きさを 

かくにん(確認)することが

できなかった


チョ~ (超)でっかい 石で

 目に見えてるのは、地面に ちょこっと

出ている部分だけ・・


なのだとか


そして

なおかつ

2つは、

地下で つながっている 

ひとつの大きな岩 なのではないか

という

伝しょう(承)さえ あるのだそうです

 

 それだけではなく その大きな岩は、

地中で

あばれる

どでかい ナマズを おさえこむ

 「地震鎮め」の れいせき(霊石)・・なのである

とか。。


・・・・・


お正月からは

あまり

かんがえたくない

関東大しんさい(震災) 

の件・・

 ですが わりと しんけん(真剣)に、こちらの

「かなめいし様

たちに

お祈りすることに なりました








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