Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

この町のお城。

2019-02-04 | ドイツ生活


私が住んでいる地域には、この町のシンボルでもあるお城があります。

私がここに引っ越してきたときには、お城の中は町の郷土博物館としても使われていて
何度か見学に行きました。
それが、ここ数年前にDeutsche Stiftung Denkmalschutzが所有するようになってからは、
博物館がなくなり、一般の人はお城の中に入ることが出来なくなりました。

私たちが入れるのは、お城の周りとお城のテラス部分のみ。
でも、夏やクリスマスの時期にはそこで催しが行われていたんです。
そう、行われていた

去年から、非常口の確保が出来ないという理由で。
それらのイベントがお城のお庭で行うことが出来なくなりました。
おまけに去年から、中庭にあるカフェと地下にある
イベント会場の契約が切られたとかが新聞で報道される始末。

最近は、どうやらお城は特別なイベントのみにしか使えなくなるとか、
カフェはなくなるとか噂をよく聞くようになっていました。

これから、お城に入れなくなるのは困る、夏にあるイベントに
昔のように開放してほしいという市民の声が結構あがっていたこともあり
先週の土曜日に、反対集会が行われました。


夜にみんなでロウソクを持って集まるMahnwacheです。
日本語では、無言の反対示威集会というみたい。

私は仕事で行けなかったのですが、どうやら150人以上の
小学生からシニア世代にわたる市民が集まったようです。
地元の新聞社2社もやってきたようで、相方君は、インタビューを受けたそうです。
(こういうの喜んで話すのが相方君らしいわ。)

市民が、この町には開かれたお城が必要!って声を出して言うのは意味があったと思うし、
これからも同じような集会を行うようです。
財団法人がどういう反応をしてくれるかな・・・