棋聖戦五番勝負第1局。

2007-06-10 | 対局

帰宅しました。振り返ります。

振り駒で後手番になり角換わり腰掛銀の先後同型に。竜王戦でも出た戦型で意地の張り合いです(苦笑)

△1三同香以下はやってみたい手順でしたが、研究不足でしたこのあたりの話は来月発売の将棋世界8月号で詳しく語るので、そちらをご覧下さい。

              

ここで▲7二飛と攻められたら負けだと思っていましたが本譜は▲8九同玉。△3二玉と立って形勢急接近を感じました。但し、まだ負けです。

88手目△9五歩では△8八歩▲9八玉を利かすかどうか、悩みましたが角か銀以外はなんでも渡せる格好になってしまうのが怖くて保留しました。

89手目▲6二飛では▲5一飛が明快だったようです。この手は▲4一角以下の詰めろで△2三玉と早逃げしても▲2一飛成△2二歩▲1二角△2四玉▲1六金(参考図)

             

で一手一手でした。94手目△8五桂としたところでは逆転していてもおかしくないと感じましたが、足りなかったようです。

101手目▲8九桂では▲2三香△同竜▲7八歩という手順でも負け。際どそうに見えて二つ負けがあるという局面でした

追い込みましたが、届きませんでした。大盤解説会場に行くと大勢のお客さんが拍手で迎えてくれました。際どい将棋にすることができて良かったと感じました

第2局は23日(土)頑張ります。                                 

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