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2009-02-16 | 将棋
昨日は藤井九段のお宅で研究会。

研究会メンバーの高崎君(四段)はC級2組順位戦で7勝2敗、最終局は勝てば昇級という自力の状況。その最終戦の相手は有吉九段で、こちらは負けると3つ目の降級点で降級の可能性が高い、という状況。(負けても他の結果次第では回避する可能性はあります)
通常、C級2組から降級するとフリークラスに在籍して他棋戦を指すことが出来るのですが、フリークラスにも年齢制限があり、現役最年長73歳の有吉九段は降級すれば引退となります。→フリークラス(将棋連盟HP)

21歳の高崎君は昇級を、73歳の有吉先生は現役を懸けて戦うということです。これだけ年齢差があって、互いに大きなものを懸けて戦う、というのは他の世界でも、それほど例は無いはず。
C級2組最終戦は3月10日(火)です。


今朝、ダイワスカーレット引退濃厚と報道され、夕方には正式に発表されたようです。もう何回かはウオッカとの対決を見たかっただけに残念ですが、これだけの馬ですから無理もして欲しくありませんよね。ラストランとなった有馬記念を生で見ることが出来たのは良い思い出になりました

一口馬主近況。
アイズオブゾロ(牡3)はソエの治療で放牧中。
2歳馬は今年もサンデーレーシングのワーキングガールの07(牝)に出資しました。3頭目にして初めての牝馬です。兄妹はクラフトワーク、クラフトマンシップで父はキングカメハメハ。まだ2歳の2月ですので、これからといったところです。


今日は外から帰ってきて、柊と指しました。8枚落ち(飛角銀銀桂桂香香落ち)で上手が手加減をする子供向けの指導対局ならば勝てるかなー、というレベル。小言妻氏のようにあらゆるテクニックを駆使して本気で来る人にはまだ勝てません。
寄せはだいぶ鋭くなって来ましたが「王手」ではなく「しばり」を覚えて欲しいです(要求しすぎか?)「王手は追う手」というシャレた格言がありますが、これを教えても意味がわからないだろうし。


負け過ぎによる長期休暇に突入して原稿を再開しました。あくまでも予定ですが、5連覇となった第17期~第21期の竜王戦での対局を収録する本です。自戦記と棋譜解説。棋譜解説はA△8八角成=一手損角換わりに。B▲3五銀=疑問。▲5五銀が優る。というようなもの。谷川浩司全集などがこの形式です。

自戦記部分は書き終え、今は棋譜解説に取り掛かっています。
自戦記を某ライター氏に見せたところ面白いと言ってもらえたので、ひょっとしたら本当に面白いのかもしれません(笑)棋士生活前半戦の集大成となる本ですので、良い物に仕上げたいです。
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