△久保棋王のゴキゲン中飛車に角交換型で対抗するも、１筋から仕掛けられて苦戦という展開でした。

１図は▲７五香と打ったところ。７六から打たないのは△８五桂に▲７六銀を用意する意味。

図から△７四歩▲同桂△９二玉と決めに来られて▲９五歩と突くしかないのですが、いかにも負けそうだなと思っていたのですが・・・。

△１八竜と引かれた局面。

先手玉は△４七馬～△５八竜の２手。後手玉は▲９四歩と取り込んで、▲５一竜と銀を入手すれば▲９三銀の詰めろ。よって２図からシンプルに▲９四歩とやると△４七馬▲５一竜△５八竜で先手の一手負けになります。

実戦は２図から▲１九歩△２八竜▲１七角。▲１七角とタダ捨てをしてでも、竜の利きを反らすのが急所になりました。△１七同竜に▲９四歩と取り込んで、今度は△４七馬が何でもないので、▲５一竜で先手の一手勝ちとなります。

実戦も後手玉を寄せ切ることが出来て、勝ち。１図の▲９五歩と突いたところは負けと思っていたのですが、既に分がある戦いだったようです。

勝ってリーグ成績６勝２敗に。残りの４戦も頑張ります。