名人戦第3局。

2010-05-08 | 将棋
名人戦は△羽生名人が勝って3連勝。
終盤、後手玉が詰まず、△羽生名人勝ちで終局か、というところからが波乱の展開だったわけですが、その辺りは新聞観戦記、専門誌でご覧頂ければと思います。最後、▲三浦八段は秒読みギリギリまで読みに没頭して「7、8、9」で駒を持とうとしたら体が伸びず間に合わなくて「負けました」を発した、という感じでした。あまりにも印象深いシーンです。

羽生名人がはっきり詰まない合い駒を逃したのは、初めて見たような気がします。初めてというのがまた凄いところでもあるのですが。あれがなくても大熱戦だったと言える将棋なので、良いところで解説を担当することが出来ました。
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