竜王戦第6局。

2010-12-16 | 将棋
勝って4-2で防衛することが出来ました。
詳しくは読売新聞観戦記、自戦解説を予定している将棋世界をご覧になって頂きたく思いますが△5二金の形で待つのが作戦でした。この待ち方自体は初めてではないようですが、僕が角換わりを研究する前には廃れていたので、主流にならなかった理由までは分かりません。
従来は▲2九飛型で▲4五歩と仕掛けて△4三金右▲4四歩△同金という前例があり、それに比べると61手目に▲2九飛と引き直している本譜は後手が丸々の1手得。これは前例がない形のようで、その後がどうなるのかというのが研究テーマでした。

角換わり腰掛け銀は竜王戦第4局に続いて先週のA級順位戦でも負けましたが、辛うじてまだ作戦のストックが残っていて、それでまずまずの分かれを得ることが出来たのは大きかったです。


明日17日(金)は棋王戦本戦敗者戦決勝、窪田六段戦。
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