WIN5自戦記。

2011-04-24 | 競馬

5レースの勝ち馬を当てるという新馬券。もちろん参加したので、振り返ります。正式な結果、レース映像はJRA HP→「レース結果」でご確認下さい。

事前には30点くらいで、と思っていたのですが、とてもその点数では満足行く布陣にならず、多くなってしまいました。これは今後の課題です。

 

つ目は京都10R橘ステークス。人気の2.ラトルスネーク(浜中)と15.ツルマルレオン(小牧)を買って、万全のつもり。

最終コーナーを回ったところでラトルスネークがインの絶好位置、ツルマルは後方だったので、もうラトルスネークしかないと判断、「浜中!浜中!浜中!」と叫ぶと一瞬は伸びかけるものの、残り100mでダメそうな脚色に。うわー、初戦投了かよ、と思ったら隣の週刊将棋・内田記者が「小牧差せ!小牧!小牧!」と叫び、あっという間に15.ツルマルレオンが突き抜けて1着。内田さんの叫びに感謝の思いでした。

 

つ目は東京10RメトロポリタンS。ここは難解で、逆にここさえ凌げば一気に視界が開ける、と思っていたレース。距離に不安はあるものの、力は確かで調教も動いた4.ケイアイドウソジンとハンデに恵まれた14.ネコパンチを選択。同じく1レース目を突破した内田さんもネコパンチで「ネコパンチに勝ってもらって手を繋ぎましょう」と謎の約束。1レース目をクリアしただけなのに、もう興奮状態。

 

4コーナーではネコパンチ(江田)が外の4番手、ケイアイ(藤田)はインの5番手と両者絶好でさすがにどっちかは勝つんだろう、と楽観気味に直線を迎える。内田さんの「江田ーー。江田、差せ、江田、江田、差せ!」の叫びに応えてネコパンチが前を捕えにかかる。これは叫ぶまでもないだろう、内田さんに任せよう、と楽観していたら残り200mで脚が鈍り、まずいと思ったところでケイアイが来ているのが見えたので「藤田ーーー、藤田差せ、藤田、藤田差せ」と叫ぶと、豪快に間を割って1着。内田さんは「ひどいじゃないですか~手を繋ごうって言ってたのに~」とぼやく。

 

2つクリアして、既に今までの競馬では味わったことがない高揚感を胸にレース目の新潟11R魚沼ステークス。直線に向いたところで「好調太宰さん、それでいいよ(3.モルガナイト)」しかしすぐに脱落して「松山~頼む、松山!(1.シルクアーネスト)」と応援馬がコロコロ変わるのもWIN5ならでは。残り200mでは「ダテさん(中舘騎手・14.ラインブラッド)ダテさん、ダテさん」を連呼。そこからは最内シルクアーネスト(松山)、隣に買っていない5.ノボリデューク、外にラインブラッド(中舘)という攻防。3頭中2頭を持っているので有利な条件ではあるのですが形勢は大接戦。どちらかと言うと脈があったシルクアーネストのほうを「松山!松山!松山!」と叫んでいたのですが、最後は外に切り替えて「ダテさん、ダテさん、ダテさん」と叫ぶとグッと出て混戦を制しました。

 

つ目は京都11RアンタレスS。ここは手堅く1~3番人気を持っていたので4コーナーでは必勝態勢。以下、危なげなく押し切ってWIN4。ついにあと1つ。

 

レース目の東京11R皐月賞(GI)。東京スポーツ杯が強く、弥生賞では着差は僅かながらもスタート後に挟まれていたサダムパテック。トライアルの中では最もメンバーが強く、時計もそこそこ、しかもパトロールビデオを撮影するカメラが揺れるほどの強風という悪条件だったスプリングSの上位組。但し、オルフェーヴルは内に切れ込んだ新馬戦と京王杯の走りから、左回りが不得手と判断して除く。以上の考察から1.ステラロッサ、4.サダムパテック、11.ベルシャザールの3頭に投票。新馬券の初回ということで配当は見当が付かず、ここまで人気サイドとは言え当たればすごい数字なのでは、という期待がありました。

 

4コーナーではダイワメジャーの天皇賞を彷彿とさせるアンカツさんの引っ張りきりでベルシャが2番手、ステラロッサが内で3番手、その後ろにサダムが控えるという完璧な態勢。興奮は最高潮に達して直線。ベルシャが先頭に立ち、内からステラロッサ。ここで狭くなって、うわー、仲間割れだ、サダムはどこだ、そこか、来てるじゃないか、と思った瞬間にオルフェーヴル。一気に突き抜けて、サダムがようやく2番手に上がったものの前とは絶望的な差が開き、最後の5秒は茫然と立ち尽くして見ていました。

 

今まで数え切れない馬券を外して来ましたが、ここまでガッカリしたことはありません。こうして夢の挑戦は終わりました。

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