電王戦とか。

2014-03-30 | 将棋

・電王戦第3戦は▲豊島七段の勝ちでした。序盤の△6二玉はあっちに囲ってもバランスが悪そうなので人間では前例がない手。ただ最近は少し違う形であっちに囲って美濃囲いにする手法が見られるようになって来ました。

対して、別に行く必要性はないところで▲2一角と踏み込むのは研究での成算があったのが伺えますね。

詳しい感想は他で書いたりしゃべったりする機会があると思うので省きますが、棋士側に初日が出て良かったです。

 

 

 

・タイトル戦の最中は連盟に行く頻度が減って、郵便物が溜まりがちなんですが、その中に下記の本がありました。

 

オール・イン(宝島社)

 

著者の元奨励会・天野君は年齢が近く小学生の頃から知っています。退会後に大病を患ったことは知っていましたが、今回の本のことで久しぶりにメールのやり取りをしました。

こちらからはかける言葉が見つからなかったんですが、彼は「現代の医療じゃなかったら助からなかったので落ち込んではいません」と言っていました。

元奨励会の方がそれを振り返る書籍はあまり例がなく、話題になっているようです。

 

・週刊新潮での連載、4月の掲載予定です。

 3日発売号【妻はマンガ家】

10日発売号【一口馬主】

17日発売号【タイトル戦総括】

24日発売号【電王戦結果①】

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