竜王アカデミー。

2017-09-14 | 将棋
昨日は竜王アカデミー。小中学生を対象に将棋観戦記をはじめとした新聞記事を使って「将棋の読み方」「新聞の読み方」「文章の読み方」を考えるという講座です。
渡辺明竜王と藤井猛九段、小学生らに指導対局(読売新聞)

当時の観戦記を元に竜王戦の局面から指導対局をするという企画では永世竜王を懸けた2008年の将棋を久しぶりに並べて懐かしかったです。
この七番勝負、第1局では佐藤康光九段が「右玉ルネサンス」と評した羽生さんの大局観、打ち歩詰めの第4局、そして双方1分の第7局。そもそも永世竜王が双方に懸かるというだけでも異例なのに、内容的にも色んなことがありました。将棋世界のプレイバックでも7局中、3局が入るのは珍しかったですし、周囲の期待が対局者をも飲み込んでそれが内容に反映された、と思っています。ここまでの七番勝負はなかなか発生しないでしょうが、今期はどうなるでしょうか。

今日は藤井四段の対局でニコ生とAbemaの中継がありますが対局予定(将棋連盟)に表示されるようになったんですね。これで見落としも減りそうです。
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