後手番で角換わり拒否の雁木。やや作戦負け気味でしたが図から△78飛成▲同玉△86歩と攻めて難しくなりました。以下▲同歩なら△88歩▲同玉△69角という筋があり、▲26飛型で▲58金が浮いているので成立する攻めです。
珍しい局面になりましたが、△25桂と歩を補充して後に△17桂不成とまた歩を取る手が成立して攻めが繋がる格好に。先手の歩の位置が16ならば攻めが切れていたので、この辺りは配置に恵まれました。
勝ってベスト8へ。ここからまたタイトル戦の連戦が始まるので流れを持続できるようにしたいですね。