A級順位戦1回戦、木村九段戦。

2019-06-15 | 対局


角換わりからジリジリとした展開が続き、図は6筋で桂交換をして▲29飛と戻したあたり。図から▲67金~▲78玉と中央の厚みに近付いていきました。後手が徹底的に待機したらどう打開するのかは難しいですが、陣形の広さで先手が指せそうではあります。実戦は▲78玉の時に△86桂からの攻めを受け切れるかどうかという展開に。




銀香と角の二枚替えで駒損ではありますが、持ち駒に角2枚は大きく、図の▲94歩の突き出しが▲95角を見せていい味になりました。△86桂からの猛攻に対して誤算はありましたが、結果的には受かっていたようです。実戦は攻めを余しての勝ちでした。

A級は2年振りですが、前半戦で白星が先行しないと苦しくなるので初戦のプレッシャーはありました。いいスタートが切れたので持続出来るようにしたいですね。
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