中盤、受けに回ったところ。後手の主張としては先手に角を打たせていることで、厳しい攻めがなく長い展開になれば角を持っている後手が良くなります。
後手の△22金の形はあまりないので、先手の攻めがどれだけ来るのかは分かっていませんでした。全部△同歩と応じて実戦のように△12金と寄った形が耐久力があったのは幸いでした。
終盤、△36角の効きを生かして△54歩と受けて形勢がはっきりしました。後手玉に厳しい攻めはなく、▲87歩と打つ歩がないので先手陣は収拾が付きません。
勝って、2連覇を達成することが出来ました。JT杯は昨期が始まる前までは通算で負け越していたので、そこからの2連覇は予想できない結果。それだけこの1年ほどの状態がいいんだと思います。
12月18日(水)に行われるイベントのお知らせ。
『大阪王将夢対決 観覧者を募集します!』(将棋連盟)
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このイベント申し込みには大阪王将餃子サークルへの登録(無料)が必要となります。
明日19日(火)は叡王戦本戦1回戦、野月八段戦。
15時~ニコ生放送ページ