棋王戦五番勝負第1局。

2020-02-02 | 対局

先手番になり相矢倉ですが、△42銀右からの銀矢倉の構想は初めて見たので、序盤から39分の長考になりました。ここは時間が無制限なら2時間くらい考えて構想を練りたい場面です。
ここで着眼したいのは先手が▲25歩と決めている点で▲25桂の余地がないので銀矢倉が攻めにくくなっています。従来の矢倉は▲26歩型や▲27歩型が多かったのですが、▲25歩型が増えたことで銀矢倉が見直されるのかもしれません。



中盤、△47歩成を見せられたところですが▲74馬が金取りの先手で入り、△42飛に▲43歩△同金右といまさっき取った歩を使って飛車道を止めて一息つきました。

まずは先勝となりましたが、これを生かせるように次戦以降、頑張りたいです。

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