大阪王将杯王将戦、第7局。

2020-03-27 | 対局


先手番で矢倉対急戦模様、1日目から飛車も角も切る展開でしたが、封じ手のところは互角だったようです。図は少し良くなったと思った場面ですが、実戦は▲91飛成に△51銀を軽視しました。△51銀には▲55銀△同銀▲21歩成で決まりというイメージでしたが、▲55銀に△45銀と交わされるとむしろ入玉が防げなくなります。
図では▲11飛成△31歩の展開が優りましたが、それはそれで難しいところがあるので、先手良しと言っても微差だったようです。



終盤、▲57金と寄って攻め駒の配置が良くなったように思いました。後手の竜と角を攻めて行けば良く、目標がはっきりしています。
先にカド番に追い込まれる厳しい展開でしたが、防衛できて、久しぶりに一息つきました。今回の七番勝負は内容が濃い将棋が多く、2日間、たくさん読んだ局が多かったです。
次の対局は4月8日、9日の名人戦です。少し休んでリフレッシュして、次の目標に向かいます。
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