振り駒で先手番になり、矢倉急戦。図の▲36飛と寄って3筋攻めを見せたところでは駒の損得はないものの、飛車の働きの差で良くなりました。
先手が勝っている終盤戦、ここから▲22銀と詰めろをかけた手に対する△86馬を見落としていて、焦りました。△86馬は受けに利かしつつ△49竜▲同金△68金の詰めろになっています。
時間があったので18分考えて事なきを得ましたが、▲22銀では▲22と、と迷っていたくらいなので、▲22と△86馬の展開はいよいよまずかったかもしれません。
△86馬という手の存在を全く考えずに指していたと思うとゾッとしますが、なんとか勝ってベスト4に進出しました。