名人戦第5局。

2020-08-09 | 対局
雁木模様の作戦から四間飛車にする力戦調の将棋でした。積極的に両桂を跳ねられて苦しい1日目でしたが、2日目に入って持ち直したようです。



△64桂は1時間29分の長考でしたが、対する▲同銀不成△同歩▲29飛という指されてみれば当然という対応を読んでいませんでした。時間が減り、焦りが出てきて冷静な手を逃していたようで、自信がない局面になりました。



大きな駒の交換が終わってひと段落した局面。形勢は不利だとは思いましたが、感想戦で調べた結果は一局と主張できる範囲の不利だったのは幸いしました。この数手は仕方がない、という感じで指していて、形勢がどうなっているか比較、選択が出来ていなかったので。実戦は▲82飛△73玉となって、▲81飛成でも▲86飛成でも竜を目標にするという方針が立て易くなって好転していきました。

ここからは重圧もかかってくると思いますが、来週、頑張りたいと思います。
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