王位戦は羽生二冠の先手で▲７６歩△３４歩▲６６歩から相振り飛車に。これも予想された戦型の一つですが、どちらかと言えば広瀬王位が先手番の時にこの出だしになるのではないか、と専門筋？の間では見られていた。羽生二冠は「相振り辞さず」というタイプなので今シリーズは相振りが複数回になるかもしれません。

結果は△広瀬王位の先勝でした。将棋世界の王位戦展望座談会に出るにあたって調べたのですが、広瀬王位は最近は後手番のほうが勝っているという珍しいタイプ。先手勝率が高くなるのが普通で、羽生二冠は先手と後手で１割違いますし、僕は１割以上違います(過去５年)

ちなみに広瀬王位の後手番は最近１３勝１敗で、僕の１敗も含まれています(笑)先の名人戦では先手勝率の高さが話題になりましたが、この王位戦ではそうはならないかもしれません。

昨日のWIN５は初戦投了。傑作だったのは２レース目の茂原特別で、混戦と見て上位人気はほとんど持っていたのに唯一切ったダンシングマオに勝たれるというセンスのなさ。プロキオンSのシルクフォーチュンは一週間の中で１秒も考えていないし、オペラブラーボはどこにもいないし(８着)どうやっても無理でした。 

１２日・１３日(火・水)広瀬王位に羽生二冠が挑戦する王位戦七番勝負が開幕します。広瀬王位は振り飛車党ではありますが居飛車も指しますし、羽生二冠はオールラウンダーなのでどんな戦型になるか。一応、大方の見解としては

羽生二冠先手→広瀬王位の四間穴熊、ゴキゲン中飛車

広瀬王位先手→相居飛車、相振り飛車、四間穴熊、逆に羽生二冠の振り飛車、という可能性までありそう。

広瀬王位と言えば穴熊なんですが、相穴熊シリーズにはなりそうもない感じです。 

王位戦中継サイトにて。

ルールも知らなかった妻がサッカーを習うことになり、長友選手がいるインテルや最近ではコパアメリカをテレビで見ているうちに興味を持ったのか、息子もサッカーを習い始めることに。家族でやっていないのは僕だけになった。将棋連盟にもサッカー部はあるけれど、さすがに体力がなさ過ぎて無理だろう(笑)

WIN５。今週は難解につき祈るのみというレースばかり。最後の七夕賞はオペラブラーボの１頭持ち。前走は負けはしましたが勝ち馬とは枠順の差だし、もし勝っていたら今回は５７キロになりそうなところなので、１キロ儲かったのをここで生かせないかなと。ただ、単勝１０倍以上の馬の１頭持ちなのでさすがに自信はないです。まずは最終までたどり着くのが目標ですが。

振り駒で後手番になって相矢倉。▲４６銀型から新手を出されて難しい将棋に。いくつか「どうだったかな」と後悔する手があったのですが、結果的にはまずまずという不思議な内容で勝ち。

挑戦者決定戦は２７日(水)に久保二冠と。王座戦に初めて出たのは１９歳の時で(今２７歳)久々のチャンスなので頑張ります。

囲碁・将棋チャンネルでの講座「渡辺将棋の理論 激闘竜王戦！」の放送が始まります。竜王戦七番勝負での将棋を題材に指し手や戦法の選び方を解説しました。是非ご覧下さい！放送時間はHPで。

明日７日(木)は王座戦本戦準決勝、屋敷九段戦。

※本局は携帯中継があります。

暑いですね。この暑さを味方にして過去最低体重を更新中。秋の竜王戦に備えてもう少し落としたいと思っているところです。三泊四日で対局に行くと１キロは普通、油断すると２キロくらい増えたこともあるので。

６日(水)竜王戦決勝トーナメント羽生二冠－橋本七段。

竜王戦決勝トーナメントが開幕します。続いて８日(金)には２局。

竜王戦中継サイトにて。

WIN５、ようやくの初的中。人気馬がことごとく勝って、配当がまさかの１万円台という安さですが(笑)

先週にキャリーオーバーが出て売り上げ増でしたが、僕はいつも通りに淡々と同じ金額を買ったので「買い過ぎて当たったもののマイナス」ということにはなりませんでしたが、特に増えもしませんでした。真の初的中は来週以降に持ち越しといった感じです。

リコー杯女流王座戦は挑戦者を決める本戦トーナメントが今週からスタート。

中継サイトにて。

プロアマ戦１０局、アマ１勝のみ(朝日新聞)

７－３が続いた時代から昨年の１０－０、そして今年とプロ側が引き離しにかかっている印象。当たり前ですがプロは強くあるべきなので、今後も９－１が平均値になるくらいを目指したいところでしょう。

羽生棋聖が防衛、４連覇！(産経新聞)

昨年に続いてのストレート決着。羽生棋聖の通算タイトルは７９期となって、大山十五世名人の８０期にあと１。羽生二冠はこの後、王位挑戦、王座防衛戦と続きますが注目が集まりそうです。

明日のWIN５。京都メインではリクエストソングが「太いかも」というコメントが出ているので体重を見てガンダーラと入れ替える作戦も考えましたが、今日のエーシンモアオバー+２２キロでの楽勝を見て、体重で判断するのは良くない流れと考えることにしました。あとは中山１０Ｒバアゼルリバーがなんでも勝たせてしまう感がある関東リーディング田辺騎手を擁してきたのでとても怖いです・・・。