私の通勤路は町中の道を走るルートもあるのだけど、やっぱり渋滞を避け緑を眺められる田畑や森林の近くを走る道を選んでしまいます。
そんな雑木林の林縁部でオカトラノオがたくさん咲いている場所がありました。数年前にコナラ林を伐採したら急に目立つようになってきたのですがオカトラノオの繁殖力は凄いですね。花は全部同じ方向(南が多いらしい)を向くと色々な人が書いていますが、微妙に方向が違いますよね!
私にはどうしてもそうには見えないのだけど、総状花序を虎の尾に見立てて付いた名前なのだそうです。そして分類がサクラソウ科→ヤブコウジ科→サクラソウ科と行ったり来たりしてサクラソウ科オカトラノオ属に落ち着いたようです・・・
サクラソウ科は5裂した花冠とそれと対生する雄しべが特徴なのだそうです。
前日に雨が降って草の葉が濡れていたせいか傍のトコロの葉に停まっていたイチモンジセセリが逃げないのでパチリ・・・
正面からもパチリ・・・
さらにイチモンジセセリに似ているけど斑紋が一直線には並んでいないオオチャバネセセリもいました。
マメ科の害虫として嫌われるその名もマメコガネは子孫繁栄中でした(笑)
こちらはお食事中・・・
小さな玉虫色のブドウなどの葉を食べるアカガネサルハムシ(↓)です。上翅が赤銅色だから付いた名前だそうですが、上翅の赤銅色以外の金緑色など全体的に見ればニジイロハムシとかになったのだろうけどねぇ・・・
そして「どこがサル(猿)なのだろう?」と思っていたら「くくりざる」に由来しているらしいですね・・・
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