異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

辛坊治郎氏のウソを検証!⇒辛坊治郎氏が語る“三十余年で一番キツかった”民主党政権の言論弾圧

2016-04-02 19:32:09 | 報道

辛坊治郎氏のデマでした~ 国会議事録を検証しました。
 ↓↓

 
 
泥 憲和さんFBより

【辛坊治郎氏が放送でデマを語る】

 高市早苗が「電波停止」に言及したというので批判されているが、辛坊治郎氏によればこんなのは高市早苗のせいじゃないそうだ。
 答弁をこしらえるのは役人だからという。
 民主党時代も同じ答弁をしていたそうだ。

◆コメント引用
「で、民主党時代に、じゃあ放送法第四条がおかしいからやめるって言ったのかとか、違う答弁をしたのかっていうと、そんなことはない。おんなじ官僚答弁で、その前の増田さんが・・・増田寛也さん?が総務相をやってるときもおんなじ答弁。民主党政権時代に平野さんもおんなじ答弁。今回高市さんもおんなじ答弁。」
引用ここまで

 辛坊治郎氏と言えば影響力の大きな評論家だ。
 民主党(民進党)を舌鋒鋭く攻撃するその手腕はさすがにプロだと感心する。
 公共の電波を使って全くのデタラメを語るはずがないと、誰もが思っている。
 しかしこれは根も葉もないデマだったのだ。

◆民主党の総務大臣と名指しした相手2人
1人は総務大臣ではなく、もう一人は自民党政権の総務大臣だった

 辛坊治郎氏によればその答弁は「平野総務大臣」のときと「増田寛也総務大臣」のときの2回だという。
 民主党の大臣で「平野」といえば平野博文氏しかいない。
 調べると、おやおや?

 平野博文氏は一度も総務大臣になったことがないのだ
 民主党政権の総務大臣は4人いた。
 原口一博氏、片山善博、川端達夫氏、樽床伸二氏だ。
 
 増田寛也氏に至っては、民主党に在籍したことすらない。
 ま、話をはしょったのかも知れないと好意的に解釈しておこう。
 増田寛也氏は第一次安倍政権で総務大臣を務めていた。
 2007年8月27日から2008年9月24日までだ。

 国会議事録で調べると、在任中に、放送法について答弁した回数は19回。
 安倍政権だから色々と物議をかもすような行政指導をしているが、さすがに電波停止というような強権措置を口にしたことは一度もなかった。

◆民主党政権は「電波停止命令」を否定していた。

 では民主党政権時代にはどんな答弁がなされていたのか。
 「電波停止」という答弁はゼロ。
 「行政指導」に関する答弁は5回だった。
 2010年3月18日に、つぎのように「電波停止命令」を否定する質疑応答があったので上げておく。

○又市征治君 
 大臣にもう一点、放送の関係、一問だけ今日はお聞きしておきたいと思います。
 番組準則は自主性にゆだねた規定であって、行政権力がこれを使って電波法七十六条の電波の停止とか、またそれを脅しに使っての行政指導などを許すような規定であってはもうこれはもちろんならない、そういうことだと思いますが、この点について改正の大前提として御確認いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○国務大臣(原口一博君)
 まさに又市委員おっしゃるとおりだと考えております。
 電波法第七十六条、無線局の運用の停止の命令は、これは行政手続法の規定に基づき、相手の任意の協力により再発防止を促す目的で実施するものでございます。これまで放送局に処分を実施した例はございません。
 また、三条についても同じでございまして、(中略)。私たちは、今言論のとりでということで、どんな権力からも表現の自由、報道の自由、放送の自由を守ろうということでやっていますが(後略)

 「電波停止」を肯定するどころか、否定している。
 命令と書いてあっても命令ではなく任意の協力を得て行うものだと述べている。
 放送は言論のとりでだとして、自由を守ると答弁している。
 高市発言と正反対ではないか。

 誰も調べないと思ってか、高名な評論家がデタラメを語り、電波に乗せる。
 こんな有名人の発言さえ信用できない。
 全部裏取りをしなくてはならないのか?
 やってられるか、そんなこと。

 ふざけた話だが、こんなことをやってても、保守だったら飯が食えるのだ。
 これは一例に過ぎない。
 こんなデタラメが電波に乗ってゴマンと世間に流布され、安倍政権を支えることになっているのだ。
 こんなこと本当に終わらせないと、この国はいつか自滅してしまうだろう。

 

 

 

 


ウソつき櫻井よしこ、逃げるな!公開討論しよう!~「小林 節  嘘だらけ・櫻井よしこの憲法論」

2016-04-02 13:39:28 | 憲法

ウソつき櫻井よしこ、逃げるな!公開討論しよう!~「小林 節  嘘だらけ・櫻井よしこの憲法論」

櫻井よしこは嘘つきだ── 小林先生は櫻井よしこさんに公開討論を呼びかけています。


月刊日本http://gekkan-nippon.com/?p=8726より転載

小林 節  嘘だらけ・櫻井よしこの憲法論 

櫻井よしこは嘘つきだ

── 小林先生は櫻井よしこさんに公開討論を呼びかけています。

小林 もともと民主主義の基本は、正しい情報に基づいて国民が国家の方向性を判断するということです。しかし私に言わせると、安倍政権は嘘キャンペーンを張って、国民を騙しています。そのことで櫻井さんが大きな役割を果たしている。美人で、経歴が良くて、表現力もあるから、一般国民はコロッと行ってしまう。このままでは安倍政権や櫻井さんの嘘に騙されて、国民が判断を誤りかねない状況です。

 私の経験から言うと、櫻井さんは覚悟したように嘘を発信する人です。たとえば私と櫻井さんは日本青年会議所のパネルディスカッションで一緒に登壇したことがあります。そこで櫻井さんは「日本国憲法には、『権利』は19か所、『自由』は6か所も出てくるのに、『責任』や『義務』は3か所ずつしか出てこない。明らかに権利と義務のバランスが崩れている。そのせいで日本人は個人主義的になり、バラバラになってしまった」というようなことを言うわけです。
 それに対して私は、「櫻井さんの主張は間違っています。法律には総論と各論があり、総論は全ての各論に適用されます。日本国憲法では、『公共の福祉』を定めた憲法12条と13条が総論として、ちゃんと各条が認めた個々の人権全てに制限を加えています。そもそも憲法は国民の権利を認めて、国家に義務を課すものです。しかし納税、勤労、教育は国家存続に必要不可欠なので、憲法は国の主の責任として例外的にこの三つの義務を国民に課しているだけです。19個の権利に対応する19個の義務を課せばバランスがとれるという話ではありません」ときっぱり指摘しました。

 そうしたら櫻井さんは顔面蒼白になって、それから目線が全く合わなくなり、その日は挨拶もせずに帰っていった。しかし、その後も櫻井さんは日本国憲法を論じる際には必ずと言っていい程この話を繰り返している。櫻井さんは私の友人に「私は専門分野のないのが弱みなのよね……」とコンプレックスを明かしたそうです。それなら黙っていればいいのに、専門知識を持たずに専門知識の必要な憲法を語るから、こういう間違いを犯すのです。

 他にも櫻井さんは「個人主義的な日本国憲法のせいで、親が子を殺し、子が親を殺す日本になってしまった」というようなことを言います。しかし親族間殺人は明治憲法下の戦前の方が多かったのです。この主張は事実に反する真っ赤な嘘ですし、殺人の原因を憲法に求める思考も非科学的です。
 知識人は自らの知識と良心に照らして正しいと確信したことを述べるべきです。しかし櫻井さんには知識もなければ良心もない。良心があるならば、自分の意見が間違っていると指摘された時、反論するか訂正すべきです。それを私に論破されてギャフンと尻尾を巻いて逃げておきながら、相変わらず確信犯的に同じ誤った情報、つまり嘘を垂れ流し続けるのは、無責任かつ不誠実極まりない。
 櫻井さんに知識人、言論人の資格はありません。言論人の仮面を被った嘘つきです。嘘つきじゃないと仰るならば、公の場で議論しましょう、そしてどっちが正しいかは国民の判断に委ねましょう、ということです。

── 櫻井さんと対談した経験もあるそうですね。

小林 不愉快な思い出しかありません。たとえば以前、『週刊新潮』で外国人参政権の問題について櫻井さんが私にインタビューするという企画がありました。しかし取材当日は本人ではなく、中年男性のアシスタントが聞き手としてやってきた。
 そのやりとりの中で、向こうが「櫻井は『納税は公共サービスの対価だ』と言っている。これを小林先生のセリフにしてほしい。バシッと決まりますから」と言ってきたから、私は「その主張は間違っています。憲法学者として嘘を言うことはできません」と断りました。納税が公共サービスの対価ならば、高額納税者は市道を歩けるが、低額納税者は歩けないという話になる。おかしいでしょう。それなのに掲載誌を見てみたら、堂々と「納税は道路や水道や教育や治安等の行政サービスの対価である」と書いてある。正しくは、納税は収入の対価です。……

<iframe style="height: 240px; width: 120px;" src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=gekkannippon-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4087208265&ref=tf_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>

以下全文は本誌4月号をご覧ください。

 

 

 


民主主義の危機~ゆるみきった自民党 (村上誠一郎)

2016-04-02 13:31:54 | 政治 選挙 

 

村上 誠一郎 (衆議院議員 自民党)

平成28年3月31日(木)

 「週刊文春」4月7日号に村上誠一郎のコメントが掲載されましたのでご紹介申し上げます。
村上誠一郎事務所

 

 

 


【福島原発事故】 ドキュメンタリー映画紹介「大地を受け継ぐ」…ボクらは福島へ向かった

2016-04-02 11:36:59 | 福島、原発

@daichi_uketsugu

11人の子どもたちが福島に向かった。知られざる農家の孤独な“声”に心揺さぶられる、たった一日の食と命の体験を捉えたドキュメンタリー映画

井上淳一監督作品 ドキュメンタリー映画
daichiwo.wordpress.com

 

<映画紹介記事>

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201604/CK2016040202000220.html

【映画】大地を受け継ぐ 福島の農家 静かな叫び 原発禍 でも作り続ける

学生たちに震災からの日々を語る農家の樽川和也さん(c)「大地を受け継ぐ」製作運動体

写真
 

出荷 罪犯している気持ちした

東電 父の死にも定型文の謝罪

 原発事故で被災した福島県須賀川市の農家が震災後の苦悩を東京の学生たちに語るドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」(2015年)。自死した父への思い、生産者としての葛藤、東京電力への怒り…。井上淳一監督が「心を揺さぶられ」作品化を決めた樽川和也さんの静かな叫びを追った。 (鈴木弘)

 (2011年3月11日の震災直後を振り返って)

 「(原発から約六十五キロの)この辺は停電にならなくて、テレビをつけたら原発が爆発してる映像だったんですよ。(中略)父は『福島の百姓はもう終わりだぞ』って」

 「そのころはこっちまで放射能が飛んでるなんて報道もなかったし、私らも屋根に上がって何日も片付けしてたんですけど。(中略)だんだん出荷停止の品目が多くなってきて、うちのキャベツとブロッコリー八千個が全滅しました」

 (3月23日に出荷停止のファクスを受けて)

 「おやじに見せたら『おめえのこと間違った道にすすめた』って言われたの。農業継がせて失敗したと思ったんですね」

 (翌24日朝、父の不在に気付いてから)

 「おやじがキャベツ畑に立ってるように見えたんです。したら足が地面に着いてなかった。木にロープがかかってて。(中略)結局、母を呼びにいって、私が体を持ち上げて母がロープを外したんですけど」

 (秋の収穫と放射性物質による汚染に)

 「自分で作った作物も食べたくなかった。当時は五〇〇ベクレル以下だったら出荷してもいいっていう指示だったんです。うちのキャベツは七〇ベクレルでしたが私は食べませんでした」

 (言葉につまりながら)

 「私たちは生活する上で出荷せざるを得ないのね。生産者として罪を犯している気持ちがずっとありました。買って食べる人は放射能ないと思って買ってたでしょ。(中略)当時の食べ物は静岡のお茶の葉まで出荷停止になったんだから。福島だけの問題じゃないのね。どんだけ汚染されたものが出回ったか。放射能に県境はねえんだから」

 (腐葉土の処分に)

 「六〇〇〇ベクレル超えていて、廃棄物ですよね。大きいトンバックに入れて二十四個、二十四トン分がうちの敷地に埋まってるんです。後々には処分場に運ぶ方針らしいけど、一軒一軒が“最終処分場”じゃないのかなと思ってます」

 (汚染地での農作業に)

 「田んぼの除染は自分たちでやりました。(中略)深く耕して薄めただけだから。放射能の絶対量は変わってないんだから。私らは日が昇って沈むまで汚染された土の上で毎日仕事してんの」

 「福島の米は全袋検査なんですよ。今はほとんど未検出です。(中略)売る物すべてが今までの値段では売れないんです。(中略)福島の米農家は米作ってメシ食えねえんだから。私は田んぼを荒らせないからただ作ってるだけ」

 (父の農業観に触れて)

 「おやじは農薬とか殺虫剤とか嫌いだったんですよ。自分が食って安全でうまい物じゃねえと他の人に食わせらんねえって。虫も食べないキャベツなんていくら農薬かかってるか頭に置いた方がいいからね」

 (電力依存を批判して)

 「電気ざんざん使って、エレベーター人も乗ってないのにグルグル動いてる。エネルギーに頼りすぎだね今の人類は。もっと自分の足で歩けって」

 (紛争解決センターで和解成立後の東電の対応に涙ぐみながら)

 「和解に至っての文章も『大変ご心配とご迷惑をお掛けしております』だから。(中略)人一人が苦しんで死んだやつもパソコンに入ってる定型文が頭に入ってんだよ。(中略)東電はこの書面が本社としての謝罪ですって、それで終わりだから」

 (原発事故をめぐる政治家の発言に)

 「高市早苗が『原発事故で死んだ人はいない』とか始まりやがって。今度は撤回しますって。どの口が言ったんだっての。軽率な発言を平気でする人が政治家にいる変な国だと思うんですけど」

 (土地への思い)

 「代々伝わってきた農地を手放したくない、荒らしたくないって気持ちあるんです。私で八代目ですけど、二百年ぐらい続いてるんでしょうね。自分の代で荒らしたくない」

 (福島県産品を買わない消費者へのメッセージを求められて)

 「生産者ながらその気持ちは分かりますね。(中略)風評じゃなくて現実なんだから。根も葉もあるだろって。福島原発がああいう状態である限り風評被害は延々続くから」

 ※作品は金沢では終了したが、七月に富山のフォルツァ総曲輪で上映される。

 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 


 

【関連記事】

首つったおやじ、無駄死にさせたくねえ 福島の農家:朝日新聞 ...

2016/02/20 - 土と生きる豊かな暮らしは、あの日、一変した。福島県須賀川市で農業を営む樽川和也さんは、東京電力福島第一原発の事故後まもなく父親を自死により失った。田畑も放射能で汚染された。・・・
 
 
 
 
 
 
 
 

 


ヘイトスピーチを助長する安倍政権!~文部省が補助金中断で朝鮮学校を圧迫 生徒たちが抗議の会見

2016-04-02 09:44:09 | 差別 レイシスト カウンター

国が憎ければ、子供も憎し!みっともない安倍政権によるイジメにほかならない!!
ヘイトスピーチを助長する安倍政権!!

hankyorehhttp://japan.hani.co.kr/arti/international/23765.htmlyoriより転載

文部省が補助金中断で朝鮮学校を圧迫 生徒たちが抗議の会見

登録 : 2016.03.31 23:59修正 : 2016.04.01

「なぜ朝鮮学校の生徒だけ差別するのですか?」

30日、東京の文部科学省12階の記者会見場で、日本政府が地方自治体に朝鮮学校に対する補助金中断を勧める「通知」を送ったことに対し、朝鮮学校の関係者らが抗議の記者会見を行った。日本のマスコミのほとんどが会見を報じなかった=キル・ユンヒョン特派員//ハンギョレ新聞社

学校数ますます減り68校に6千人
教師の給与支払いが遅れ父母負担増
マスコミでは「北朝鮮制裁と学校締めつけは別問題」

 「今日は部活も休んでここに来ました。 日本の生徒だったらこんなこと必要でしょうか?」

 30日午後、東京千代田区の文部科学省前。きちんと制服を着た2人の高校生が記者会見場に参加した。2人は、朝鮮学校に補助金を支給している日本の地方自治体に対し、文部科学省が中断を求める「通知」を出したことに対する抗議の記者会見を行うため、ここに来た。

 「とても悔しく、残念で、怒りでいっぱいです。自身の言葉と文化や歴史を学び、友達と共に笑う。そんな当然の学校生活がすべて否定された気がしました。私たちが日本社会に何か悪いことでもしたのですか。朝鮮人として生まれ、朝鮮人らしく生きろと両親が朝鮮学校に通わせたのに、なぜ私たちだけこんな差別を受けねばならないのでしょうか

 日本政府に邪魔者扱いされている朝鮮学校の歴史は、1945年の解放直後に遡る。 帰国を諦めた在日同胞らが、子供たちに祖国の言葉と文化を教えるため自発的に作ったのが朝鮮学校だった。 朝鮮学校の生徒数は最盛期の1960年には4万6294人に達したが、現在は大幅に減り68校に約6000人が通う。 生徒たちの50~60%はすでに韓国籍を取得した韓国人だ。

 地方自治体の補助金を巡る支給是非の議論が始まったのは昨年6月。 北朝鮮と日本の間で最大の外交懸案となっている日本人拉致被害者問題に解決の目途が立たず、自民党が文部省に朝鮮学校に補助金を支給している地方自治体の活動を中断させるよう要請したためだ。 この要請を受け入れた馳浩文部科学大臣は、結局「日本政府は北朝鮮と密接な関係のある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が教育内容や人事、財政に影響を及ぼしていると認識している」として、各地方自治体に適切な対応を注文する通知を出す。 2010~2011年に東京、大阪など主要大都市が補助金を中断した後も補助金を支給する一部の地方自治体(総額3億7000万円)にも、支給を中断するよう圧力を加えたのだ。

 日本政府は国連人種差別撤廃委員会など多くの国際人権団体から朝鮮学校に対する差別是正勧告を受けているが、すべて無視している。 政府がこのような立場であるため、日本社会のヘイトスピーチ(人種差別集会)もほとんどが朝鮮学校を標的にして開かれている。 日本政府が民間の人種差別を事実上助長している。 補助金が打ち切られた学校では、教師たちの月給の支払いが遅れるなど、困難な状況が続いている。 支援が減り父母の費用負担も増え、生徒一人当り、毎月3万5000円の月謝を払わねばならない。

 日本政府の今回の措置に対し、日本のマスコミからも自省の声が上がっている。毎日新聞は31日付社説で「(北朝鮮に対する)重い制裁措置など外交上の圧力は当然だが、それと子供の教育の場への締めつけは別だろう。子供を中心に据えて考えたい」と指摘した。 しかし安倍政権の立場があまりにも強硬であるため、日本政府が政策を再考することは難しそうだ。

東京/キル・ユンヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-03-31 19:57
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/737756.html 訳J.S(1649字)

関連記事