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『クロ現』降板の国谷裕子が問題の菅官房長官インタビューの内幕を告白!〔リテラ〕

2016-04-14 22:51:23 | 報道

リテラ http://lite-ra.com/2016/04/post-2160.htmlより転載

『クロ現』降板の国谷裕子が問題の菅官房長官インタビューの内幕を告白! 「メディアが同調圧力に加担」との警鐘も

2016.04.14
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『クローズアップ現代』ホームページより


 安倍政権からの圧力によって、23年間キャスターを務めてきた『クローズアップ現代』(NHK)を3月で降板した国谷裕子キャスター。最後の放送以降、国谷氏はメディアに姿を現していないが、じつは降板後初となる文章を、現在発売中の月刊誌「世界」(岩波書店)5月号に寄せているのをご存じだろうか。

 しかも、国谷氏はこの寄稿文のなかで、あの“事件”についても言及。それは国谷氏のキャスター降板にいたるきっかけとなったと言われている、2014年7月に『クロ現』で行った菅義偉官房長官へのインタビューだ。

 この日の放送は、閣議決定されたばかりだった集団的自衛権の行使容認について政権の要である菅官房長官に話を聞くという主旨だった。官邸としては格好の説明の場だと踏んだのだろうが、しかし、キャスターの国谷氏は厳しい質問を繰り出し、菅官房長官ならびに官邸は激怒。その後、政権側は『クロ現』のやらせ問題を隠れ蓑にして圧力を強め、最終的に国谷氏のキャスター降板まで追い詰めた。

 それにしても、メディアへの圧力担当ともいえる菅官房長官に生放送で相対し、国谷氏はどのような心構えで挑んだのか。その思いを、国谷氏はこのように綴っている。

〈インタビュー部分は一四分ほど。安全保障にかかわる大きなテーマだったが与えられた時間は長くはなかった。私はこの憲法解釈の変更に、世論の中で漠然とした不安が広がっていることを強く意識していた。視聴者はいま政府に何を一番聞いてほしいのか。その思いを背に私は何にこだわるべきなのか〉

 そして国谷氏は、菅官房長官に集団的自衛権の行使にかかわる問題点を次々に質した。──このときの国谷氏の質問内容はいずれも正鵠を射るものだった。国谷氏の仕事ぶりを振り返るためにも、以下に並べよう。

「確認ですけれど、他国を守るための戦争には参加しないと?」
「なぜ今まで憲法では許されないとしてきたことが容認されるとなったのか、安全保障環境の変化によって日米安保条約だけではなく集団的自衛権によって補わなくてはならない事態になったという認識なのでしょうか」
「憲法の解釈を変えるということは、ある意味では、日本の国のあり方を変えることにもつながるような変更だと思いますが、外的な要因が変わった、国際的な状況が変わったということだけで本当に変更していいのだろうかという声もあります」
「非常に密接な関係のある他国が強力に支援要請をしてきた場合、これまでは憲法九条で認められないということが大きな歯止めになっていましたが、果たして断りきれるのでしょうか」

 こうした質問に対し、菅官房長官は「日米同盟の強化によって抑止力が高まる。それによって武力行使をせざるをえなくなる状況は大幅に減少する」などと詭弁を弄したが、国谷氏は一歩も引き下がらず、「戦争というものは、自国の論理だけでは説明しきれない、どんな展開になるかわからない危険を持っています」と指摘菅官房長官の答えは「こちらから攻撃することはありえないです」の一点張りだった。

 そうして残り時間がわずかとなったところで、菅官房長官は「国会審議のなかで国民に間違いなく理解していただけると思う」と主張。だが、国谷氏はこのとき、もう時間は少ないと理解しつつも〈再び問いを発していた〉という。それは、こんな質問だった。

「しかし、そもそも解釈を変更したということに対する原則の部分での違和感や不安はどうやって払拭していくのか」

 この問いかけに、菅官房長官は「四二年間たって世の中が変わり、一国で平和を守る時代ではない」と言い、そのまま放送は終了した。国谷氏は〈生放送における時間キープも当然キャスターの仕事であり私のミスだった〉と振り返っているが、同時に、なぜ時間がないなかで、菅官房長官にさらなる質問を重ねたのか、その理由も述べている。

〈なぜあえて問いを発してしまったのか。もっともっと聞いてほしいというテレビの向こう側の声を感じてしまったのだろうか〉

 国谷氏が貫いたキャスターとしての矜持。当然、国谷氏もこのインタビュー後にどんな事態が起こるか、そのときすでに理解していたのだろう。事実、国谷氏は、〈批判的な内容を挙げてのインタビューは、その批判そのものが聞き手の自身の意見だとみなされてしまい、番組は公平性を欠いているとの指摘もたびたび受ける〉と綴っている。

 だが、視聴者の「知る権利」を守るための「公平性」とは、そのようなものではない。国谷氏はこうつづける。

〈聞くべきことはきちんと角度を変えて繰り返し聞く、とりわけ批判的な側面からインタビューをし、そのことによって事実を浮かび上がらせる、それがフェアなインタビューではないだろうか〉

 テレビというメディアの特性は映像がもつ力にある。しかし、それに頼ってばかりでは視聴者の想像力を奪ってしまう。だからこそ、国谷氏は『クロ現』において「言葉の持つ力」を大事にしてきた、という。さらに、国谷氏がめざしたのは、“一見わかりやすいことの裏側にある難しさ”を提示するということだった。国谷氏のそんな「こだわり」が発揮されたのが、インタビューだったのだ。

 だが、番組づくりを通して国谷氏が直面したのは、〈人気の高い人物に対して切り込んだインタビューを行なうと視聴者の方々から想像以上の強い反発が寄せられるという事実〉だった。これを国谷氏は“日本の社会に特有の、インタビューにたいする「風圧」”と表現する。

 風圧を最初に感じたというのは、1997年にペルーの日本大使館で派生した人質事件の後、来日したフジモリ大統領に行ったインタビューだった。インタビューの中心は“人質救出にいたったフジモリ大統領の決断”ではあったが、国谷氏はそれだけでは終わらせず、「憲法改正による大統領権限の強化や任期延長に疑問を呈した最高裁判事を解任するなど、大統領の手法が独裁的になってきたという声が出ているが」と質問した。

 結果、これが視聴者から多くの批判を受けることになった。その抗議の中身は〈日本人を救出した恩人に対してなんと失礼な質問をしたのかという趣旨のもの〉だったという。

〈当時、人質を救出したフジモリ大統領に感謝したい、日本の恩人だという空気が広がっていた。そういう感情の一体感、高揚感のようなものがあるなか、大統領が独裁的になってきているのではとの質問は、その高揚感に水を差すものだった。しかし、大統領という人物を浮き彫りにするためには、ペルー国民の批判について直接本人に質すことは必要なことだった〉

 同調圧力と言うべき批判に対し、しかし国谷氏はインタビュアーとしての姿勢を曲げなかった。

〈世の中の多くの人が支持している人にたいして、寄り添う形ではなく批判の声を直接投げかけたり、重要な点を繰り返し問うと、こういった反応がしばしばおきる。しかし、この人に感謝したい、この人の改革を支持したいという感情の共同体とも言うべきものがあるなかでインタビューする場合、私は、そういう一体感があるからこそ、あえてネガティブな方向からの質問をすべきと考えている〉

 ところが、この同調圧力はどんどんと強まる一方だ。国谷氏はこの寄稿文のなかで〈メディアまでが、その圧力に加担するようになってはいないか〉と疑問を呈しながら、武田砂鉄氏の著書『紋切型社会』(朝日出版社)のなかで取り上げられている「国益を損なう」という言葉を拾い、このように述べている。

〈この言葉もとても強い同調圧力を持っている。本来ならば、どう具体的に損なうのかと問うべきときに、その問いさえ国益を損なうと言われてしまいそうで、問うこと自体をひるませる力を持っているのだ〉

 同調圧力が強くなれば、その一方で〈少数派、異質なものの排除〉は進んでいく。そんな時代にあってメディアが果たすべきは、異質なもの、少数の声を掬い取ることや、大きな声に覆い尽くされて見えにくくなっている問題をあぶり出すことだろう。そう、国谷氏が『クロ現』でこだわってきた“一見わかりやすいことの裏側にある難しさ”を提示する、という仕事が極めて重要な意味をもつのだ。

 しかし、その国谷氏は政治的圧力によって番組を降板させられてしまった。そしてこの、政権が報道を意のままに操るという異常事態を引き起こしてしまった一因には、メディア自体がジャーナリズムの使命よりも既得権益を守るべきという同調圧力に支配されている問題がある。だが、政治的な問題を個人的な問題へと矮小化させ「自己責任」と切り捨てる空気や、それに伴う「政治的な話題は口にすべきではない」という空気、そうした社会に流れる同調圧力も無関係ではないはずだ。

 国谷氏はこの論考で、〈直接情報を発信する手軽な手段を誰しもが手に入れ、ややもすればジャーナリズムというものを“余計なフィルター”と見なそうとする動きさえ出てきている〉と分析し、それ故に〈人々の情報へのリテラシーを高めるためにも、権力を持ち、多くの人々の生活に影響を及ぼすような決断をする人物を多角的にチェックする必要性はむしろ高まっている〉と指摘している。

 国谷氏が去り、さらには膳場貴子、古舘伊知郎といった職分を果たそうとしたキャスターたちも報道番組から消えた。いまや帯の報道番組は、無難を至上命題にするキャスターと本質をはぐらかそうとする解説者による、政権の広報番組かのような状態だ。もし、国谷氏がいう“権力者を多角的にチェックする”というメディアの使命がこのまま失われてしまえば、この国は民主主義国家とは名乗れなくなる。さらには、いまがそんな危機的状況にあることさえ、多くの人は気づいていない。

 国谷氏からの警告ともいえるこの文章を、放送人をはじめとするメディアに携わる人々は、ぜひ心して読んでほしいと思う。
水井多賀子


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世界 2016年5月号

[特集]
●テレビに未来はあるか 
 ◇手記 インタビューという仕事
   ──「クローズアップ現代」の23年間  国谷裕子 (キャスター) 

 

 

 

 


甘利氏問題 重要部分をまた「不開示」URのデタラメ対応 (日刊ゲンダイ)

2016-04-14 22:36:43 | 報道

日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179263より転載

甘利氏問題 重要部分をまた「不開示」URのデタラメ対応

2016年4月13日

URによる不開示通知書(C)日刊ゲンダイ
                     URによる不開示通知書(C)日刊ゲンダイ

 何を今さらである。

 東京地検による捜査が始まった甘利明前経済再生相の“口利きワイロ”問題。そもそもの発端は、千葉ニュータウン北環状線の用地買収で、都市再生機構(UR)が地主と30.8億円の不透明な売買契約を結んだことにさかのぼる。

 疑惑を告発した建設業者元総務担当の一色武氏が、この経緯についてURに情報開示を請求。本紙も同じような請求を2月4日にしていたのだが、その回答がようやくあった。

 結論としては「不開示」ということなのだが、その理由を「公にすることにより、相手方の個人の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがある」「機構の補償交渉事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがある」と説明している。

 URとしては、経緯を明らかにするつもりは全くないらしい。しかも、回答文書にある日付は、地検がURを捜索した日と同じだ。地検が動いたから、一応回答しておきます――ということなのか。こんな態度で、問題の全貌がわかるわけがない

「一連の問題でURは、民進党やマスコミの問い合わせに『調査中』などと、フザケた対応を続けています。ようやく記録や文書を開示したと思ったら、“黒塗りだらけ”という始末です。一色氏の開示請求に対しても、1月27日に開示予定でしたが、直前に不開示とした。この売買契約は問題の鍵を握る重要な部分です。こんな対応は許されません」(司法ジャーナリスト)

 URよ、人をなめるのもほどほどにしておいたほうがいい。

 

 

 


衆院北海道5区補選 【緊急大拡散!池田まき大応援会】...みんなで未来を変えよう!

2016-04-14 22:07:27 | 自由 思想 信仰

 

 

これ、自民党はギリギリ勝てると踏んでるな。そして同日選挙煽る新聞も同じ味方ですね。
ほんとに巻き返さないとまずい。

 

 

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【緊急大拡散!池田まき大応援会】...

【拡散ヨロシク!!】
お知り合いに声をおかけください!選挙戦折り返し地点、大集会があります。
この選挙は、私たちの日常の一続き、私たちの選挙です。
みんなで未来を変えよう!

https://www.facebook.com/kazuya.shibuya.14/posts/1010299522379776

日時:4月17日12:00〜13:00
場所:厚別中央公園 (札幌市厚別区厚別中央3条3丁目13) 新札幌駅から徒歩10分

登壇:池田まき

市民からのリレートーク

4月24日に行われる衆院北海道5区の補欠選挙に向けて、4月17日に【池田まき大応援会】が開かれます。皆さんぜひ参加してください。都合のつかない方も、この集会があることをお友達やご家族の方に知らせてください。

この4月17日には、安倍総理や小泉進次郎議員が、対抗馬となる和田よしあき候補者の応援演説に来る予定となっており、向こう陣営も最後までひと・ものを送り込んでくる見込みです。各報道機関によると、両陣営の戦いはかなり拮抗しており、最後までどちらが勝つかわからない状況になっているようです。

いま北海道では、自衛官の命や安全を顧みない安保法制や、日本の農業に大きな打撃を与えるTPPなどに象徴される現政権の支離滅裂な政治を終わらせるために、様々な政党の方々やたくさんの市民の方々が一緒になって選挙を盛り上げようとしています。池田まきさんは、そのような人たちの声を受けて、野党統一候補としてこの選挙を戦っています。

どうかお願いです。この集会があることや、4月24日に北海道5区の補欠選挙があることを、知り合いの方にシェアしてください。 最後の30分だけでも構いません。少しでもいいので、この集会に足を運んでください。

 

問い合わせ先:池田まき選挙事務所
info@ikemaki.jp
011-398-5133

【拡散ヨロシク】

お知り合いに声をおかけください!選挙戦折り返し地点、大集会があります。

この選挙は、私たちの日常の一続き、私たちの選挙です。
みんなで未来を変えよう!

https://www.facebook.com/kazuya.shibuya.14/posts/1010299522379776

 

 

 

 


「ヘイトスピーチ規制法」与党案がおかしいこれだけの理由…罰則なしetc

2016-04-14 13:54:14 | 差別 レイシスト カウンター

Harbour Businness Onlinehttp://hbol.jp/90252より転載

「ヘイトスピーチ規制法」与党案がおかしいこれだけの理由

2010年1月24日の在特会新宿デモ photo Abasaa(PublicDomain)

 いよいよ「ヘイトスピーチ規制法」に関する国会での議論が本格化する。


 自民・公明両党は、ヘイトスピーチ規制法の与党案である「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組みの推進に関する法案」を参院に上程した。

 この法案をまとめ上げた自民党内のワーキングチームの座長・平沢勝栄(衆・東京17)は「ヘイトスピーチを許さないというメッセージを出せた意味は大きい」と胸を張る。

ヘイトスピーチ抑止の法案了承 自公近く提出、罰則なし」(『共同通信』2015年4月5日)

 この与党案について最も詳細な解説を行っているのは、長尾敬(衆・比例近畿B)だろう。右翼団体・日本青年協議会のメンバーであった過去を公表し、その会長の椛島有三を今も「尊敬する」と公言する長尾は、与党ワーキングチームが法案をまとめ上げた当日の4月4日に「チャンネル桜」に出演。延々11分にわたり同法案の内容を解説した。

【長尾たかし】経過報告、与党提出「ヘイトスピーチ法案」の要点とは?桜H28/4/4]
 

Twitterの批判に謎理論で応じた長尾たかし議員


 長尾は、かなり平易な言葉で、「罰則規定はありません」「人権保護法案のようなことはありません」「第三者機関もありません」と、噛んで含ませるように「この法案は『皆さんが』心配するほどのことはない」という旨の説明を続ける。

 しかし、「チャンネル桜」の視聴者らは早速、Twitterを始めとするSNSで長尾に対する怒りの声をあげるに至った。「日本人が在日韓国人に対して「出ていけ」と言ったら違法になるというのは、日本人に対する差別だろ! 長尾敬はこの点について答えていない!」とまったく意味不明の批判をTwitterで長尾に浴びせるに至る。

 その意味不明の批判に対して長尾は次のように釈明する。


⇒【長尾たかし議員Twitter】 https://twitter.com/takashinagao/status/717111920453529600

衆議院議員 長尾たかし

 

‎@takashinagao

ご自身の結論に私の話を結びつけるのではなく、私の話から結論を結びつけてくだされば、ご指摘のようにはならないと思います。人権擁護法案の必要性はなく、法案では米国軍人に対する排除的発言が対象となります。 https://twitter.com/haruhikoboy/status/717019394539278336 

 

 

 


「女の子はキャバクラに」~またも自民、赤枝衆議院議員が「貧困対策会合」で問題発言

2016-04-14 12:50:56 | 報道

共同通信 47NEWShttp://this.kiji.is/93003188730643960より転載

「女の子はキャバクラに」

自民・赤枝氏が発言

2016/4/14 00:21

 自民党の赤枝恒雄衆院議員(比例東京)が12日に開かれた超党派議員連盟の会合で「高校や大学は自分の責任で行けばいい」「仕方なく親に行けと言われ進学しても駄目で、女の子はキャバクラに行く」などと発言していたことが13日分かった。出席者が明らかにした。

 これに対し公明党の石田祝稔政調会長は13日の記者会見で「(発言が)事実なら納得いく話ではない」と述べた。民進党の安住淳国対委員長は党会合で「看過できない」と強調し、国会で追及する考えを示した。

 議連は子どもの貧困対策推進が目的。出席者によると、赤枝氏は義務教育などについて持論を展開したという。


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あかえだ つねお

赤枝 恒雄

衆議院議員

選出エリア
東京ブロック
当選回数
2回
生年月日
昭和19年3月16日

経歴

医師

赤枝 恒雄