「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県本部町  「 瀬底大橋 」

2013-06-01 00:05:43 | 沖縄の橋



橋の下から見た「 瀬底大橋 」















伊江島へ向うフェリーから見た 「 瀬底大橋 」











 

瀬底大橋が架かる沖縄県道172号瀬底健堅線は、
沖縄県国頭郡本部町の瀬底島と沖縄本島の健堅とを結ぶ一般県道である。

路線データ
起点:国頭郡本部町字瀬底(瀬底島)
終点:国頭郡本部町字健堅(国道449号)
総延長:2.77km(実延長も同じ)

1974年(昭和49年)に瀬底島への架橋を県道として建設することになり、路線が指定される。
1985年(昭和60年)2月に瀬底大橋が開通し、全長762mは当時沖縄県内では最長の橋だった。
瀬底大橋開通前は対岸の本部港から1日10往復の定期船が就航していた(所要時間はたった6分)。



沖縄県うるま市  「 浜比嘉大橋を渡る。 」

2013-03-12 05:04:05 | 沖縄の橋



浜比嘉大橋









浜比嘉島から見た浜比嘉大橋











今まで何度も浜比嘉大橋を渡っているが、こうして改めて紹介するのは初めてである。

与勝半島から海中道路を通り、平安座島に入ると右に浜比嘉島に繋がる浜比嘉大橋が架かっている。
全長1.43キロの浜比嘉大橋は、沖縄県道238号浜比嘉平安座線 ( はまひがへんざせん ) として、
沖縄県うるま市の浜比嘉島と平安座島とを結ぶ一般県道である。

1991年(平成3年)に浜比嘉島への架橋を県道で建設することが決まり、路線認定される。
1997年(平成9年)2月に浜比嘉大橋が開通し、
これまで屋慶名港から船でしか行けなかった離島は待ちに待った橋の開通で
沖縄本島から海中道路(沖縄本島 - 平安座島・県道10号)経由で気軽に行き来できるようになった。
かつては与勝半島周辺には平安座島や浜比嘉島のほかに宮城島、伊計島、藪地島、
そして津堅島の5つの(有人)離島があったが、
この橋の開通で津堅島だけが同半島で周辺で唯一の離島となった。



沖縄県宮古島市  ・  来間島から見た 「 来間大橋 」

2013-02-23 04:31:32 | 沖縄の橋



来間島から見た 「 来間大橋 」
























ここは、古宇利島、池間島と同じように島へ続く連絡橋であるが、
その景色は前者と同様に、沖縄でも自慢の出来るロケーションである。
ここは来間島に渡ってすぐの場所にあるが、
とにかく海の色がキレイで、何時間でも眺めていられそうな場所である。

来間大橋は、宮古島側の宮古島市下地字与那覇と来間島側の宮古島市下地字来間とを結ぶ橋で、
構造は、航路部が連続箱桁橋、一般部が連結T桁橋及び中空床版橋から成っている。
1988年7月に着工し、1995年3月に開通。
全長1,690mで、50トン級の船舶が航行できるように、中央部が盛り上がった形状をしており、
中央部の海面(既往最高潮位)から桁下までの高さは13.5mとされている。

車道の下には、宮古島の地下ダムから灌漑用水や電気を送るパイプラインが付設され、
来間島の農業を支えている。

橋からは、エメラルドグリーンの海や、宮古島側に広がる与那覇前浜の白砂のビーチを見渡すことができる。
また、この橋は、全日本トライアスロン宮古島大会のバイクコースの一部となっている。




宮古島と来間島を結ぶ 「 来間大橋 」 を渡る

2013-02-23 04:26:10 | 沖縄の橋



来間大橋を渡る












宮古島と来間島を結ぶ来間大橋を渡った。
気持ちがいいほど真っ直ぐに伸びて、
これほど贅沢なドライブはないだろうと思うくらい
その景色に心を奪われてしまった。

来間大橋(くりまおおはし)は、沖縄県宮古島市南西部に位置し、
宮古島と来間島とを結ぶ全長1690mの橋で、1995年3月13日に開通した。

現在は宮古島市道来間大橋線だが、もともと農道として整備し農道橋として日本最長だった。
また、2005年に古宇利大橋に抜かれるまでは、
1992年2月開通の池間大橋を抜いて沖縄県内最長の橋であった。
現在でも、宮古諸島最長の橋である。




沖縄県宮古島市  「 建設中の伊良部大橋の間をゆく 」

2013-02-05 05:10:33 | 沖縄の橋



建設中の伊良部大橋をくぐる


























































橋の主要部である鋼床版箱桁のパーツは地元で作られている













宮古島の平良港から多良間島へ行く途中に建設中の伊良部大橋の下をくぐる。

伊良部大橋(いらぶおおはし)は、沖縄県宮古島市の宮古島と伊良部島とを結ぶ予定の橋。
2006年3月18日に起工し、2014年の開通を目指している。
全長3,540mで、完成すれば、2006年に完成した新北九州空港連絡橋を抜き、
通行料金を徴収しない橋としては日本最長となる。

宮古島の平良港トゥリバー地区と伊良部島東南部の長山の浜近辺を結ぶ橋で、
建設中の沖縄県道252号平良下地島空港線の一部となる予定である。

橋梁の構造は、一般部がPC連続箱桁橋、主航路部が鋼床版箱桁橋とされ、
本橋部分の全長は3,540mに及ぶ。
また、取付道路は2,960mで、伊良部島側取付道路の一部は600mの海中道路とされる予定。
本橋部分と取付道路を合計すると、全長は6,500mとなる。

橋梁の幅員は8.5mで、幅3mの片側1車線道路の両側に幅1.25mの路肩が設けられる。
主航路部は、船舶の通航のために、支間長180m、クリアランス27mとされる。

伊良部大橋の建設により、交通の利便性向上を通じて、医療・教育水準の向上、物流の拡大、観光の活性化、
下地島空港の有効利用などの効果が期待されている。

2007、宮古島側では仮桟橋、伊良部島側では仮桟橋と海中道路の工事が行われているところである。
主航路部は鋼中路アーチ橋を計画していたが、風洞実験で耐久性に問題があることが判明。
再検討した結果、2008年に鋼床版箱桁橋に変更。
同部分の実施設計が1年遅れたため、完成が当初計画の2013年3月から2014年3月と1年遅れることとなった。
2012年6月、橋中央部の箱げたを架設するための大型の起重機(フローティング・クレーン)船が、
台風の影響を避けるため、兵庫県の母港に戻っており、
気象条件から宮古島に再度呼び戻すのは2013年4月ごろになる見込みなった。
このため、完成が予定よりもさらに10カ月ほど遅れ、2015年1月ごろになる見通し。