グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

公園に咲く八重桜・・・

2024年05月16日 | 室蘭・四季の野花&花木


居住地の中にある公園の 八重桜が見ごろを迎えています。園内に植栽されて
いる八重桜は約400本。
今年は例年に比べて、どの木も花数が多く枝をたわませながら 花を咲かせて
います。


ほぼ 満開です。



アカハラが公園のすぐわきに生える松の木の梢で囀る。朝の静けさの中、
透き通るさえずりが、周辺に響きわたる。



コムクドリも 桜の花の蜜が大好物です。



当公園は、市内有数の八重桜の名所。19日には、桜の季節のしんがりを飾る
22回目の『白鳥台桜まつり」が開催されます。

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シラネアオイの花が咲く季節です・・・

2024年05月15日 | 室蘭・四季の野花&花木


市の郊外の雑木林の林床で、シラネアオイ(白根葵)が 花を咲かせ始めました。
本来の生育適地は、標高1500mを越す亜高山帯。この自生地の標高は僅かに
30mほど。緯度が高い当地では、このように標高が低い場所でもシラネアオイ
が自生しています。





花色は淡い赤紫色がほとんどですが、株によって微妙に濃淡が異なります。



株数は少ないですが、ほぼ純白な色をしたものも。



咲き始めです、ほのぼのとした可憐さを感じる山野草です。


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風薫る・・・

2024年05月10日 | 室蘭・四季の野花&花木



爽やかな 風がそよぐ、家からわずかに離れる広大な牧草地からの眺望です。

今日、日中の気温は19℃と 一挙に春を飛び越し初夏の陽気の一日。

先日記事を投稿しました、牧草地の西洋タンポポがほぼ満開になりました。



近頃の気温の上昇に伴い、雑木林の木々が一斉に若葉を萌えたたせる。つい先日まで、
花を咲かせていたヤマザクラの大木も葉桜の状態に・・・。当地にも、新緑の季節が訪れ
て来ました。



ヒヨドリ、木の新芽を啄む。



今年初めて目にしたシラネアオイ(白根葵)の花。例年に比べて、だいぶ早い開花。
元々の生育適地は亜高山地帯から低山。一方、本州方面より緯度が高い当地を含む
道内では、標高の低い平地部でも自生しています。

 この場所は、牧草地に隣接する雑木林の林床。身近にシラネアオイの花を見る事が
出来る貴重な場所です。

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牧草地の中に咲くセイヨウタンポポ

2024年05月06日 | 室蘭・四季の野花&花木


牧草地の上空を五月の爽やかな風がゆったりと流れる。
毎年この時期になると、牧草地はセイヨウタンポポの花で埋め尽くされます。
牧草の緑とタンポポの花色が 一際鮮やかに目に映る。今年は、例年に比べて
一週間ほど早い開花です。





エゾシカも気持ちよさそうに牧草地を飛び跳ねる。一方、このような見事な跳躍を
見るのは初めてです。



ホオアカ、澄んだ囀りがが周辺に響き渡る。頬に赤茶色の斑がなければ、スズメに
そっくりな野鳥です。



カエデの若葉です。



今日の日中の最高気温は19℃迄上昇、この陽気で野鳥も頻繁に飛び交う。
画像の野鳥は、ノビタキとアカゲラです。



遠く離れた内陸部に君臨する羊蹄山、山腹を春靄で覆い隠し残雪を抱く頂を見せる。

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絵鞆半島に咲く山野草

2024年04月28日 | 室蘭・四季の野花&花木


絵鞆岬の展望台からの眺望は春日和 ‼  岬を後に、半島の尾根部を縦走する観光道路
を東の方角へと・・・。 半島は
山野草の群生地が点在する。毎年、カメラの被写体
として楽しみにしている 山野草の花の季節が到来しました。



岬は噴火湾の大海原に突き出す。周辺には家々の軒が連なる、自然と人々の日常が交差

する稀な場所です。


          
岬から僅かに走る観光道路沿い、雑木林の林床にコジマエンレイソウ(小島延齢草)
の市内屈指の自生地がある。
花は紅色で葉も大きく、普通のエンレイソウに 比べて華やかさが際立つ。草名の由
来は、 道南の松前沖に浮かぶ渡島小島で発見された事に由来しています。




萌え立つ木々の新芽、見る目に清々しさを感じる。



青花キクザキイチゲが花を咲かせています。本来、キクザキイチゲ(菊咲一華)の
花色は純白。市内で、青花キクザキイチゲが自生地するのは絵鞆半島に限られてい
ます。



半島を縦走する観光道路沿い広葉落葉木の林床では、ニリンソウ(二輪草)も 可憐な
花を満開に咲かせています。


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エゾヤマザクラが開花・・・

2024年04月23日 | 室蘭・四季の野花&花木


列島を約1ヶ月ほどかけて北上して来た桜前線が到達。当地では、エゾヤマザクラの
開花は、ソメイヨシノより 一足早く花を咲かせ始めます。



エゾヤマザクラは、開花とほぼ同時に紅色の葉が展開します。彩が華やかな事
から、別名では ベニヤマザクラとも呼ばれています。

丘陵地帯に住宅地が造成されたのは昭和40年初頭、その以前から町の公園
に隣接する雑木林に自生。毎年、花が咲くのを多くの人たちが楽しみにして
いる桜です。


 


                
一つの株から太い7本の幹が・・・。永い歳月、風雪に耐えて来た樹齢不詳の
古木です。



「春が来た ヒヨドリやシジュウカラのさえずりが周辺に響き渡る。



エゾヤマザクラを撮影した帰り、道沿いに咲くレンギョウが目に止まる。
当地では、春一番に花を咲かせる花木です。    
 

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春を拾う・・・

2024年04月20日 | 室蘭・四季の野花&花木



近ごろ日中の気温も平年並みに戻り、陽気が春めいてきました。
家から至近距離、小高い丘の上に広がる牧草地からの眺望です。
先日まで、冬枯れ色をしていた牧草地にも、緑の世界が戻って
来ました。



キタコブシが花を咲かせ始める。青空を背景に咲く花姿は清々しさいっぱい、
北国に春が訪れたことを知らせてくれる花木です。
  



花びらの裏側にはアクセントの紅色の筋が入る。薄い花弁は、わずかな風にも
なびく。どこか白モクレンの花に似る、モクレン科モクレン属の落葉高木です。       
       



春の山野草の定番、カタクリが ほのかな香りを漂わせ花を咲かせる。





キクザキイチゲ(菊咲一華)、道路わきを縁取るように群れ咲く。



家からわずかに離れた杉林の林床は、市内のどこよりも早く花を咲かせる
ニリンソウの自生地です。



沢沿いの湿地に自生する水芭蕉、群生地ではありませんが、身近に水芭蕉の
花を見れる貴重な場所です



当地の野山に咲く桜はエゾヤマザクラが主役。明日には開花しそうに蕾を
膨らませる。この桜が開花すると季節は春本番です。

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福寿草の花が咲く季節が到来・・・

2024年03月26日 | 室蘭・四季の野花&花木


隣町の郊外に広がる畑作地帯からの眺望です。左側から有珠山と昭和新山、遥か遠方には
山腹から頂にかけて残雪を抱く羊蹄山を望む。

山の裏側は支笏洞爺国立公園の一角、雪解け水を満々とたたえる 洞爺湖の湖面が広がる。



雑木林の林床では、福寿草が 早春のこぼれ日を浴びて花を満開に咲かせています。

毎年の事ですが福寿草の花を見ると、新たな季節への息吹を感じる。




蕗の薹、花の蕾がぎっしらと・・・。
福寿草の花と競うかのように、春が来たことを知らせてくれます。



今年は、カケスと頻繁に出会う。好物の餌のドングリが豊富のよう

カケスは、ドングリなどを地中に隠す貯食の習性がある。春になると、土をほじくり返し
地中に隠していた餌を掘り出す。このカケスが行う仕草も早春の一コマです。


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季節が春へと動き始める・・・

2024年03月21日 | 室蘭・四季の野花&花木


3月も下旬、日ごとに太陽光が強さを増し始める。つい先日まで、室蘭岳の裾に広がる
一面 雪に覆われていた牧草地が姿を現しました。



福寿草の蕾、競うように厚く積もった落葉を押しのける。今のところ開花している株は
わずかですが、今週末にかけ満開になりそうです、



雪解けが始まる‼  室蘭岳の中腹を水源とする河川、途中 幾筋もの地下から湧き出る
雪解け水を集めながら噴火湾に流れ下る。



エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)も花を咲かせ始める。鮮やかな黄色の花と若草色の葉
との対比がが清々しい、水辺に自生する早春を代表する植物です。

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初冬の林の中を歩く・・・

2023年11月19日 | 室蘭・四季の野花&花木


雑木林の中をウオーキングを兼ねて散策。2日前に発達した低気圧が通過。
猛烈に吹き荒れた風と雨で、ほとんどの木々が葉を散らす。一挙に雑木林
は冬支度を整える。



雑木林の中には、こんこんと地下水が流れる小川がある。野鳥や小動物の
水飲み場です。



ミヤマカケスが草むらに降り立つ。
撮影は、斜め後方からに限定でしたが、羽の色を眺めるには絶好なアングルでした。



コムラサキ、熟れた実は野鳥たちの好物。間もなくすると食べ尽くされ、種は遠くに
運ばれて行きます。



山椒の木。先日の暴風雨にもめげずに、黄葉した葉を茂らし枝先に赤い実をたわわに
稔らせる。


あと数日すると、赤い実は弾け中から艶やかな黒い種が飛び出す。
香辛料の「山椒」は、この赤い皮を乾燥させ粉末にした物との事。



近ごろの気温の低下に伴い、周辺の景色が 冬の様相を呈する。
                          ※20日一部画像を追加しました。

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