グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

今日のイタンキ浜です

2017年08月30日 | 室蘭イタンキ浜



イタンキ浜に、早くも初秋を思わせるような潮風が流れる。ここにきて、一挙に大気が涼やか
さと透明感を増し始めてきました。浜の後方の一段高い場所は ハマナスの自生地です。紅色に熟
れたハマナスの果実と、澄み渡る空の色とのコントラストが一際 鮮やかに目に映り込みます。


















ハマニガナ(浜苦菜)が、鮮やかな黄色の花を咲かせています。群生することなく、不思議な
ことに2輪ずつ花を咲き揃えています。









 イタンキ浜の遥か彼方の上空で飛行機雲が尾を引く。下の画像は、飛行機雲と平衡に薄っすら
と見える線は、間違いなければ飛行機雲の影です。


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睡蓮の花が咲く池の畔で・・・

2017年08月25日 | 室蘭・野鳥&水鳥



近くの公園の小さな池に、園内の雑木林から湧き出る水が流れ込む。池の中では、例年よりも
半月ほど遅れて、睡蓮が花を咲かせています。








 

この公園は三方を土手に囲まれた窪地状の地形、周りは鬱蒼と樹木が生い茂る。住宅地の中と
は思えない自然そのままの場所です。
 上の画像は、睡蓮の撮影時に池の周りを囲む擬木に止まったカワセミです。以前から鳥名は知
っていましたが目にするのは初めて。一方、下の画像はキセキレイ。長い尾を上下に振り続ける
仕草が、とても愛らしい野鳥です。
 


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スカッと!天高く晴れ渡りました

2017年08月23日 | 室蘭・四季の野花&花木



 長く居座っていたオホーツク海高気圧は消滅。冷涼湿潤な東寄りの風から一転、風向きは南西
の風に変わる。全天を覆い隠していた雲は僅かに残るだけ。今日は、朝から一日中、清々しい空
が広がりました。

全国の天気図
                                               (Yahoo! 天気図)から引用





 度々、記事を投稿しています家から至近距離の牧草地。身近に季節の移ろいを感じさせてくれ
る場所です。
ナンテンハギ(南天萩)が紅紫色の花を咲かせ始めました。草名の由来は葉の形が
南天に似ていて、花の形からハギ(萩)を連想させられることからのようです。





 牧草地の道路沿いの草むらで、野生のゴボウが花を咲かせています。一見、アザミと見間違え
るほどよく似ています。





 キオン(黄苑)。草丈は高く1m~2メートルほど。わずかに吹き寄せる風にも茎をなびかせ
ます、撮影に少々てこずる キク科の野花です。


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どことなく、早秋の気配が・・・

2017年08月19日 | 室蘭の景色



 このところ、曇りや雨のうっとうしい天気の連続でした。今日は、数日ぶりに清々しい青空が戻ってきま
した。
当地では、毎年8月も中旬を過ぎると、秋の気配が漂い始めます。今日の最高気温は 22℃。季節
は、ゆっくりとした足取りですが秋へと移り始めてきました。  




 道路沿いの草むらや人の手が加わらない荒れ地で、オオハンゴンソウが鮮やかな 黄色の花を咲かせ
ています。





 
ツリガネニンジン(釣鐘人参)が、淡紫色の鐘形の花を咲かせています。草姿から初秋の趣を感じさせ
る野花です。



 道端の草むらで花を咲かせるオニユリ(鬼百合)。花名は、赤鬼を連想させる事からの命名のようです。
もう少し、エレガントな花名がなかったかと思う野に咲く球根草です。





 草むらで花を咲かせるガガイモ。草名もユニークですが、花の形も色も独創的な野草です。 





 ヤマハギ(山萩)も、花を咲かせ始めました。花と淡緑色の葉の取り合わせが、目に清々しく映ります。





 ヤマブドウ(山葡萄)が 薄っすらと色付き始める。今年はヤマブドウの生り年、実をたわわに付けてい
ます。



 クズ(葛)は 秋の七草の一つ、独創的な濃紺紫色の花を咲かせています。根や花の利用は元より、蔓
は繊維や
生活用具の篭などに・・・。古い時代から人との関わりの深い植物です。

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雨天にも負けずに・・・

2017年08月18日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 バロータ・スペキオサが、長く伸ばした花茎の先端に、鮮やかな赤オレンジ色の花を咲か始めました。
開花時期は不定期ですが一般的には8月。毎年、花を咲かせる時季が大きく異なる球根草
です。 





 このところの日照不足や低温にもめげずに、バロータ・スペキオサが赤橙色の鮮やかな花を咲かせる。
今日の天気は小雨のち曇り最高気温は20℃でした。




 バロータ スペキオサの蕾です。ネギ坊主にそっくりです。                                                                                                  

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日照不足です

2017年08月14日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 8月に入ってから、晴れ間が広がったのは2日ほど。13日に発表された気象庁の気象データーによる
と、10日前からの日照時間は僅かに9.1h。薄日が射す日はありましたが、連日 曇や雨の空模様。
 
今日も、朝から霧雨がそぼ降る一日でした。今夕の天気予報によりますと、水曜日ごろから待ちに待っ
ていた晴れ間が広がりそうです。






 霧雨が降る中で、洋種カラマツソウが花を咲かせ始めました。本来の草名はタリクトラム・デラバイ。
満開時には 細く伸ばした花茎の先端に、小さな可憐な花を数えきれないほど咲かせます。
 洋種カラマツソウは、夏の庭に涼やかな風情を醸し出してくれるキンポウゲ科の耐寒性宿根草です。

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庭に咲く・・・

2017年08月11日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 今日の日中の最高気温は22℃。時折、霧雨が降る一日でした。当地では、今が紫陽花の季節です。
我家の庭の紫陽花は、昨年、樹形を整えるために思い切った剪定を行いました。結果、今年は花を咲か
せたのは一枝一輪だけ。品種はガクアジサイ 「城ケ崎」、
開花が進むに
連れて、赤みをおび青系へと花
色が変化する紫陽花です。







 紫陽花の葉に止まる、ベニシジミです。





 ゼラニウム・アメリカーナがサーモンピンク色の花を咲かせています。生育旺盛で多花性、丈夫で育て
易い、何拍子も揃った健康優良児のようなゼラニウム。後方の2種類は、品種名不詳のゼラニウムです。





 先日、記事を投稿しました、山百合とギボウシの花が満開になりました。山百合は、今年の夏の気候
が適したのでしょうか。一本の茎に10輪ほど、3本の茎をしのらせ大きな花を咲かせています。

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エゾシカに遭遇しました

2017年08月09日 | coffee break;(etc )



 列島の各地に、大きな爪痕を残しながら迷走を続けた台風5号。昨夜の夜半には温帯低気圧に変わ
る。温帯低気圧は北に進路をとり道内へ。今日は朝から、台風のなごりのような空が広がる一日でした。






 カメラの立ち位置は、室蘭岳の裾野に広がる広大な牧草地帯。想定外のサプライズ、遠目に止まった
のは、立派な角を生やした2頭のエゾシカ。



 エゾシカは、我国に生息する鹿の中で最も大きい。角も立派、毎年春に角を落とし 今の時季になると
新しい角に生え変わります。黄赤色の夏毛と相まって風格がみなぎる。



 エゾシカは警戒心がとても強い。距離は約100mほど離れる、微動だにもしないっで ジーッと見つめ
てきます。時間にすると5分ほど。その間は、こちらもカメラを構える身を固める。
動かすのは、シャッター
を押す指先だけです。



 撮影させてくれて ありがとう・・・ ‼

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8月の庭に咲く・・・

2017年08月05日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 タチギボウシ(立擬宝珠)は、8月の我が家の庭の主役です。スーッと立ち上げた花茎に薄紫色の小
花を下向きに咲かせる。花だけでなく、葉姿も美しい野趣に富むギボウシです。




 和名、ギボウシ(擬宝珠)の由来は、日本式の橋の欄干などの柱の上に付ける宝珠形の装飾に蕾の
が似ている事からのようです。






 シロナンテン(白南天)。赤い実を付けるナンテンが一般的ですが、当地の冬の寒さのなか 屋外で育
てることは困難です。一方、シロナンテンは寒さにとても強いナンテンです。今の時季になると、このよう
に涼し気な花を咲かせます。






  ヒューケラ「パリ」の花は鮮やかな紅珊瑚色。一方、グリーンの葉にはシルバーの斑が入る。花も葉も
観賞性の高い ヒューケラです。
 






 ヤブコウジ(藪柑子)。薄緑色の葉影で花を咲かせはじめる。花径は1cmに満たないほど小さな瑞々
しい花です。秋には赤い実を付けます。






 フウロソウ、ブルーサンライズが青紫色の花びらを微風になびかせながら咲き始めました。葉の色は、
ライムグリーン。夏の庭に、清々しさ漂わせてくれる風露草です。 





 フサスグリ(房酸塊)、庭の片隅でつややかな実をたくさん実らせました。我が家では、もっぱら観賞用
ですが、愛好家の方々はジャムや果実酒などに利用されます。





 ヤマユリ(山百合)。本来の生育適地は本州方面の温暖な場所。当地の山野には自生していません。
数年前に、ホームセンターで球根を購入し育て続けています。
                              今日は、2017年、我が家の庭のヤマユリの開花日です。  

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朝の空

2017年08月04日 | 室蘭の景色



 8月に入った途端、朝の気温は18℃前後。是非は兎も角、 クーラーを最強に設定した部屋よりも涼し
い。散歩がてらに訪れた牧草地の上空に、次の季節を先取りしたかのような澄み渡る空が広がる。
まだ,
時季尚早ですが 何処か秋の気配を感じさせられる朝でした。





 道路沿いの草むらや荒地では、オオハンゴンソウが鮮やかな黄色い花を咲かせています。原産地は、
北アメリカ、観賞用として明治時代に渡来。在来植物を駆逐するほど繁殖力が強く、今では
特定外来生
物に指定されている元気印の植物です。




 ギンドロ(銀泥)、正式名は「裏白箱柳」。緩やかに吹く風にも葉を靡かせます。葉表の濃緑色と葉裏の
白色とのコントラストが、清々しく目に映る樹木です。

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