グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

秋日和

2011年10月27日 | 室蘭の景色

昨日と打って変わり、爽やかな秋の空が広がる。絵鞆半島を縦走する観光
道路沿いの木々は紅葉の盛り。一帯は、手付かずの自然が色濃くのこる。紅葉
と言うより、黄葉する樹木が多い。


銀屏風は室蘭八景の一つ。V字型に深く切れ込んだ高さ100mほど断崖
絶壁が海面から垂直に そそり立つ。眼下を見下ろすと足がすくむ。
遥か40kmほど離れた対岸は、渡島半島。半島の主峰、蝦夷駒ケ岳が内浦湾
の波間に薄っすらと浮かぶ。


秋の澄み渡る青空とカンボクの赤い実のコントラストが際立つ。
他の場所のカンボクは野鳥に食べ尽くされ、枯れ木の状態。まだ、実が硬いの
だろうか、この一帯に自生するカンボクだけが実を付けたまま。



マスイチ浜の断崖は、一面、秋色。この一帯の樹木は、殆どがミズナラ。
赤茶色に見えるのは、断崖に張り付くように自生するミズナラの紅葉です。


限りなく晴れ渡る空に、ちぎれ雲が軽やかに風に乗る。カメラアングルは、
室蘭港のエンルムマリーナ近傍から港内の眺望です。

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朝の港

2011年10月24日 | 室蘭の景色

早朝の崎守埠頭に爽やかな潮の香りが漂う。昇り始めた朝日が、一瞬、
空と港内の海面を輝くような金色の世界に変貌させました。


大気が限り澄み渡る。今日の朝の気温は8℃。この季節にしては珍しく
風もなく清々しい。
 釣り人が操り出す竿も、どこか、のんびりと見える。時間がゆっくりと流れる
穏やかな秋の朝・港の光景です。

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秋の日の一コマです

2011年10月22日 | 室蘭の景色

測量山の標高は、200mにも満たないが 絵鞆半島では一番、高い山。
山頂には、NHKや民放各社の電波塔が林立する。周囲には、手付かずの
鬱蒼とした森が広がり、留鳥や渡り鳥など野鳥のサンクチュアリです。



 ローソク岩は測量山から僅かな距離。周辺は、海面から垂直にそそり
立つ100mほどの断崖絶壁。両サイドには、室蘭八景のマスイチ浜と銀屏風
を有する 絵鞆半島を代表する景勝地。
付近の断崖には、ハヤブサの営巣地が点在する。春と秋には 南や北へ移動
する渡り鳥の重要な中継地です。





 撮影日は快晴、秋日和。ゆったりと秋の陽射しを羽に受け、オオワシ、
ノスリやハイタカ、さらに、トンビが一団となり上昇気流に翼をゆだねる。稀に
見る光景です。


ノスリが昼月を背景に、空を悠然と飛翔、帆翔する。遭遇は偶然、望遠
はMax、併せてフリーハンドでの撮影。ピントズレを覚悟でカメラに撮り込む。
その中から、どうにか up出来たのは、この3枚の画像です。

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夕暮れ時

2011年10月20日 | 室蘭の夕日&夜景

 日の暮れが日一日と早まって来た。夕日を背に すじ雲が舞うように東の空に、
ゆっくりと流れる。穏やかな秋の日の夕暮れです。




室蘭市 祝津公園展望台から、暮れ行く絵鞆半島の最西端の佇まいで
す。
半島の太平洋側は、海面から切り立った断崖絶壁が連なる。自然が色濃く
残る、市内を代表する景勝地。
一方、半島を縦走する道路を隔て港側には、住宅街が隣接する
。また、この
半島の先端に位置する絵鞆岬は、当ブログに、再々UPしている 道内屈指の
夕日のビューポイントです。


 祝津公園展望台からカメラを室蘭港内に向ける。イルミネーションに、
縁取られた白鳥大橋と街の灯りが、陽の落ちた空と海に瞬く。

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秋日和

2011年10月19日 | 室蘭の景色

内のほぼ全域が、晴れマーク。当地の上空にも昨日と異なり、一片の
雲もない、透き通るような秋の空が広がる。
 家から、車で走ること僅か8kmほど。室蘭岳の中腹の森に秋を求めて散策。





  室蘭岳は標高911メートル。北海道の自然百選に指定されている山。
白鳥ヒュッテは、ちょうど中腹、標高500m弱ほどに位置する。既に、麓では
咲き終えたエゾノコンギク。ここでは、今だ可憐な花を咲かせている。





 西尾根コースに向かう登山道に差し掛かる沢。この沢の雰囲気
が好きで初夏と、この季節に足を運ぶ。
水源は僅か200mほど上流。沢水は、川幅を広めながら10kmほど
離れた噴火湾に流れ下る。秋には鮭が遡上する清流ペトトル川の源
流域です。




西尾根登山道は紅葉の真只中。黄葉と白い幹とのコントラストが美しい
ダケカンバの紅葉です。

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晩秋を思わせる夕日です

2011年10月18日 | 室蘭の夕日&夜景


秋の深まりに連れ、夕空の様子も変化し始めた。まだ、雪雲のように見
た目に重くないが、光を透過しない密度の高い雲が、ゆっくりと流れる。雲の
隙間から、夕日が西の空に光芒を四方八方に放す。





日没時間が日一日と早まって来た。今日、当地の日の入りは、17時を
僅かに割り込む。カメラアングルは、室蘭市崎守埠頭から西空の光景です。

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雨上がりの空

2011年10月16日 | 室蘭の景色

この季節が訪れても例年に比べ、天候が不安定。今日も午前中、景色を掠
めるような激しい雨が 小1時間ほど地面をたたく。
その後 、天気は豹変。雨を降らした雲は南西の風に運ばれ  東の方角に跡形も
無く通り過ぎる。
入れ替わるように、雨に洗い流された崎守埠頭の上空に、眩しく
透き通る 爽やかな
秋の陽射しが広がった。




 
埠頭での撮影後、海岸から僅かな距離にある 高台の牧草地に立ち寄
る。吹き寄せる風に牧草が波打つ。遠くに見える街並みの上空を、今しがた、
雨を降らした雲が、緩やかに東の空に向かって流れる。


車を降り、牧草地の柵の側でカメラを構えていると、遠くで草を食む牛の
群れが、何を思ったのか傍まで寄って来た。近くには、牧場が点在、牛を見る
機会は多いが、ここまで人に馴れているのは稀。貴重な体験をさせて貰う。

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いつもの散歩道沿いで・・・

2011年10月12日 | 室蘭・四季の野花&花木


秋、本番。街路樹のナナカモドが、赤橙色の実をたわわに実らせている。
当地では秋の季節が訪れると、まず最初に ナナカマドと蔓ウルシの葉が紅葉
を始めます。





ムラサキシキブ(紫式部)。道沿いの林の中、小さな紫色の艶やかな
を付けている。樹名の由来は、美しい紫色の実から。




野生のリンゴとナシ。道沿いのヤブの中で自生している。共に、果実の
直径は3cm程で形は不揃。周辺に林檎園も梨園もない、野鳥が種を運んだ
のか定かでないが、素人目にも正真正銘のリンゴ/ナシのミニチュア版。



チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)。五つの味がある事からの草名。藪の中
で一際、鮮やか。ブドウの房のよに
、赤い実を付ける蔓性の植物です。


ヤマハハコグサ(山母子草)。花弁のように白く見えるのは、葉が変化し
たもの。中央のくすんだ黄色の分部が、本来の花です。



野バラ、赤い小さな実をたわわに実らせている。この時期、土手や空き
地を華やかな秋色にしてくれる木の実です。


キクイモ(菊芋)。キク科ヒマワリ属の多年草、和名の由来は花が菊に
似て、根に芋を付ける事から。当地では、野に咲く花の一年間のトリを飾る、
見る人によれば雑草ですが、ヒマワリに似た可愛い花を咲かせています。

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秋の庭に咲く花/鉢花

2011年10月11日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

このところ、朝の気温が10℃を下回る日が多くなって来た。初夏の頃に
、似た気候を好む花々が、活き活きと花を咲かせています。



バコバ、春から咲き始め 夏の時期に一時花数を減らしていたが、再び
勢いを増しています。



マーガレット。初夏と秋に花を咲かせる。好きな花の一つ。今年、2回目
の開花です。



マーガレット・アンジェリック レモン。花は淡いレモン色。このマーガレット
とは長い付き合い。毎年、挿し木を行い株を更新しています。
  


コルチカム、春に葉を茂らし、夏になると葉は全て枯れる。今の時期に
 なると、地中から花茎を伸ばし、淡紫色のクロッカスのような花を咲かせる。
 一風変わった耐寒性球根草です。



秋明菊は、我が家の庭で秋を代表する花です。
菊の一種と間違えそうな花名だが、キンポウゲ科の耐寒性多年草。花弁に
見えるは花ではなく萼。
花の別名は多く、貴船菊、唐菊、高麗菊、貴船菊、加賀菊、越前菊などの優
雅な花名を持つ。元々は、遠い昔に中国から渡来した帰化植物です。

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漁港の断崖に咲くコハマギク

2011年10月09日 | 室蘭・四季の野花&花木

追直漁港は、周辺市町村への水産物の供給基地。周辺の海域は岩礁地帯。コンブ・ワカメ・ウニ・ナマコ漁を始め、スケソウダラの沖合底引き網漁が盛ん。さらに 今の時期は マイカ漁の最盛期。豊かな海に囲まれた風光明媚な漁港です。


漁港の東側は、地球岬に連なる断崖。さらに、西側には 絵鞆半島、海
面からそそり立つ100mほどの断崖絶壁を抱く景勝地を両サイドに有する。
 漁港の敷地内にある断崖は、市内最大規模のコハマギクの群生地。岩の
隙間や岩棚に張り付くように、秋の陽射しを受け可憐な花を咲かせている。



イカ釣り漁船の集魚灯が秋の陽を跳ね返す。今、マイカ漁の最盛期。
漁港の沖合いは良漁場。毎年、この時期になると各地からイカ釣り漁船が
集結する。





 朝の漁を終え、船置き場に引揚げられた磯舟。季節により、コンブ・
わかめ・ウニ・ナマコを採集する。どの舟も定形、舳先に海底から漁獲物を
舟上に掬い上げる 長い竿の先に付けたタモ網を装備しています。





漁港は雄大な太平洋に面している。今日は港外も波静かだが、港内の
海面は、透き通るように静まり変える。漁港の奥には、市街地と室蘭港が広がります。
 

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