グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

電信浜に咲くハマヒルガオ

2012年06月29日 | 室蘭・四季の野花&花木



室蘭市の中心街から僅かな距離に位置する、電信浜は波静かな入江です。高さ20m
程の崖の下。急勾配の階段を下りおりると小さな浜がある。
 この時期になると、浜には、薄ピンク色のハマヒルガオの花が満開を迎えます。市内には、
他にも群生している場所はあるが、この浜の風景とハマヒルガオの花の取り合わせが 好み
で、毎年この時期になると訪れる浜です。





浜の東側と西側の景観は対照的。西側には、海食断崖がそそり立つ。この地点から、
さらに、西の方角に進みますと絵鞆半島の景勝地が連な
ります。

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カンボクの白い花が咲くころ

2012年06月28日 | 室蘭・四季の野花&花木



 初夏の空にカンボク(肝木)の花は清々しい。カンボクは、本州中部以北から道内
に自生する、スイカズラ科の落葉低木です。
 この季節になると、当地の山野での主役はカンボク。遠目にも一際、目立つ花を方々

咲かせています。





 白い花は、どこか紫陽花に似ている。秋の初めには、鮮やかな赤い実をたわわに
実らせる。果実は食べられないが、花の時期とは異なった趣を見せてくれる花木です。

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Snapshot : やはり、鶴丸ロゴ!

2012年06月28日 | 室蘭の景色






垂直尾翼の鶴丸マークが誇らしげ。時代の流に連れてデザインが元に返り咲く事は
稀。
おそらく多くの人たちは、日本の旅客機と言えば垂直尾翼に日の丸をモチーフにした
鶴。この
新/復刻、鶴丸ロゴに機体が塗装されてから間もない。
 ホワイトボディーに、JAPAN AIRLINESの字体と垂直尾翼の
鶴丸から洗練されたシンプ
ルさを感じる。鶴丸JAL & リトンブルー
ANAの両翼が国内・国外の空に、さらなる飛躍を
と思う。





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6月の夕日

2012年06月27日 | 室蘭の夕日&夜景


西の空が、久しぶりに茜色に染まる。限りなく、穏やかに静まり返る日暮れ時です。
先日までの季節外れの陽気は何処かに。ようやく、初
夏本番の季節が訪れて来ました。
当地では今の時期が一年で一番、日の入り時間が遅い。
 カメラアングルは、室蘭市祝津町の海岸から。
噴火湾を隔て遥か彼方、対岸の渡島半
島に沈む夕日の光景です。


 










白鳥大橋は全長1,380m、関東以北で最大の吊橋。室蘭港を跨ぐように絵鞆半
島と対岸を結ぶ自動車専用道路です。
 
夜のとばりが下りる頃になると、風力発電を電源とした ライトアップとイルミネーション
の光に照らされ、白鳥が翼を広げたような優雅な姿を夜空に浮かび上がらせます。

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初夏の爽やかな風の中で・・・

2012年06月25日 | 室蘭・四季の野花&花木

 


 初夏の青空を背景に、ニセアカシアの花が風にそよぎながら咲いている。誰もが、
アカシアと言えば、このニセアカシア。本来のアカシアは花の形も花色も異なる。元々は、
街路樹に植栽されていてが歳月の経過と共に野生化。花も葉も清々しい樹木
ですが枝
には鋭い棘。その事が理由でしょうか、街路樹はナナカマドに
取って代わられる。 今は
歩道沿いの藪の中で、樹高を伸ばし爽やかな花を咲かせています。








 ホウ(朴)の木の樹高は高い。通常花は見上げるように眺めるが、このホウの木は
沢を跨ぐ橋の下から欄干を越すように伸びる。ホウの木は、モクレン科の花木。まじかに
見ると、何処かモクレンの花に似ている。 因みに、樹名は 大きな葉で食材を包(ほう)ん
だ事が由来です。




 ベニウツギは、タニウツギ園芸種。赤紫色の華やかな花を咲かせています。当地
では、この時期の花木は一般的に白系統の花を咲かせる。その中でベニウツギの花は
一際、目を惹く花です。
 

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イタンキ浜に咲くハマナス

2012年06月24日 | 室蘭・四季の野花&花木




 室蘭市イタンキ浜は、この時期になるとハマナスの花が満開を迎える。爽やかな
香りが浜に漂う。イタンキ浜は、市内最大規模のハマナスの群生地です。 
                    以下、浜の景色とハマナスの花をご覧ください。












  イタンキ浜は、市街地に隣接する1.7kmほどの砂浜海岸。浜の後方には、緩や
かな海岸段丘と海食崖がそそり立つ。
  砂には、石英の結晶を多く含む、国内で有数の鳴り砂海岸。乾燥した砂を靴底で滑る
ように踏み絞めると、キュキュと軽やかな音を発します。更に、日本の渚百選にも 指定さ
れている道内屈指の景勝地です。

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断崖絶壁に咲く、センダイハギ

2012年06月23日 | 室蘭・四季の野花&花木








室蘭八景の銀
屏風。海面から垂直にそそり立つ150mほどの断崖絶壁に、センダ
イハギが自生している。

展望台から花の咲いている場所は、100mほど離れる。近づき花を見る事は出来ない。
望遠を利かせて眺めると、鮮やかな黄色の蝶形花を咲かせている。

数年前から、この時期になると当ブログで投稿していたが、名の知らぬ花で通していた。
先日、ある方から 草名を教えていただく。その後、手を尽くし調べた結果、センダイハギ
(千代萩)に間違いない。
センダイハギは、本州中部以北から道内の海岸付近に自生する、
初夏に花を咲かせる
多年草です。






 絵鞆半島の絵鞆岬。微かに、海から吹き上げくる風に運ばれてくる潮の香が漂う。
数日間、続いていた霧や薄雲も晴れ、爽やかな初夏の日差しが降り注ぐ。
 岬の先端の展望台は海に迫り出す。眼下は、コンブやワカメ、ウニが生育している磯。
海底まで透き通る。視線を前方に向けると、室蘭港の入口に浮かぶ恵比寿島と大黒島
光景が広がります。

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霧雨の中、庭で咲く花々

2012年06月22日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

連日、うす雲が初夏の日差しを覆い小雨まじりの霧が漂う。周囲の風景も薄墨を流
したように霞む。蝦夷梅雨の季節と言え、今年の6月のような陽気は あまり記憶がない。
 週間天気予報では、週末から数日振りに太陽マーク。ようやく、天候が回復基調です。




  再登場です!。 上段は、ミヤマオダマキ & シラー ヒスパニカが霧雨の降る中で、
花を咲かせている。
下段は、度々 投稿している雨の雫を葉の上に乗せたミヤマオダマキ
です。



 フウチソウ(風知草)の正式名は、ハコネウラハグサ(箱根裏葉草)。
 草名の通り、色鮮やかな葉の裏が常に上に反転している。わずかな風にも、しなやかな
葉を風になびかせる、清涼感を感じさせてくれる植物です。



タツタナデシコ(竜田撫子)。心地よい香りを庭に漂わせ花を咲かせています。明る
い桃色の花と灰緑色の葉との取り合わせが美しいナデシコです。



アヤメ(菖蒲)。花の形が似ていることから、カキツバタ・ハナショウブと混同しがち。
ただ、アヤメにだけは、花びらに網目模様。さらに、漢字の表記が同じなショウブ(菖蒲)
に至っては、全く異なる植物。
 当方も以前、ショウブ(菖蒲)と取り違い、端午の節句の菖蒲湯にアヤメ(菖蒲)の葉を
利用と思ったほど勘違いする植物名です。




ラミウム。和名では、オドリコソウ(踊子草)。上段のラミウムは、ヘルマンズブライド。
特徴的な葉を茂らせ、レモンイエローの
花を咲かせています。
 下段のビーコンシルバーは、銀白色の葉に細い緑色の縁取り、花は赤紫色~桃色。
ラミウムは、半日陰を好む。日陰の庭を明るくしてくれますシルバー・リーフは、グランドカ
バーとしても最適な植物です。
  

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雨上がりに咲く、睡蓮の花

2012年06月17日 | 室蘭・四季の野花&花木




 2日ほど続いた雨、今日の午後になって降りやむ。国指定、室蘭南部陣屋史跡の
堀の中、睡蓮が花を咲かせ始めている。雨に濡れた葉と花とのコントラストが、清々しく
目に映る。この堀で生育する睡蓮の花は全て薄紅色。雨上がりの薄日を受けて可憐な
花を咲かせています。




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蝦夷梅雨の季節です

2012年06月16日 | 室蘭の景色

 16日、東北北部が梅雨入りしたとみられると気象庁が発表。梅雨のない北海道を
除く列島全体が梅雨の季節
 この時期になると、当地を含む道南~太平洋側一帯も、本州の梅雨とは異なるが スッ
キリとしない天候が頻発する。今日も朝から、靄がったように霧雨が降り続いています。 


 ヒダカミセバヤ(日高ミセバヤ)が、多肉質の緑白色の葉の上に霧雨の雫を乗せて
いる草姿に目が向く。
 秋の初め頃になると、スーッと伸ばした茎の先端に、紅紫色の小さな花を集めて咲かせ
る。 ヒダカミセバヤは道内 固有の耐寒性多年草です。

                       
 この時期になると、気圧配置が東から西に傾く。オホーツク高気圧の勢力が南下
すると、当地では
蝦夷梅雨と呼ばれ 天候がぐずつく日がある
 梅雨と言っても本来の梅雨ではない。気温も湿度も低く東寄りの風が肌寒く感じる程、
この時期、特有の陽気です。


家から近くの道沿いに、山藤が蔓を縦横無尽に蔓延らしている場所がある。霧雨の
降る中で花を満開に咲かせています。 

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