グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

年の瀬の追直漁港

2014年12月29日 | 室蘭の景色



 追直漁港の上空に冬晴れの空が広がりました。岸壁には、2014年の漁を終えた「沖合底びき網漁船」
が数隻停泊している。新年を迎える恒例、
各漁船のマストには大漁旗と松が掲げられました。




 


 漁港の一角、小形漁船の船溜まり。ミズダコを満載した小形漁船が接岸している。カラフルな小旗は沖
合に仕掛ける蛸壺の標識。船上では、市場への出荷準備に大忙しです。
 
ミズダコは、東北地方以北の太平洋側に生息しています。別名ではオオダコ、本州方面に生息する真蛸
に比べ数段大きな蛸です。






  追直漁港は、市街地に隣接する風光明媚な漁港です。漁獲量は、近郊の漁港の中で最大規模。当市
を始め近隣市町村の海産物の流通拠点です。
           『 この一年、当ブログにアクセス頂き ありがとうございました。
                                                     来る2015年、良いお年をお迎え下さい 』 
  

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光りのシャワー光芒と夕日

2014年12月27日 | 室蘭の夕日&夜景



 噴火湾の上空を雪雲が長く尾を引くようにたなびく。その雲間を太陽の光線がすり抜け、放射状に光りを
放す。
光芒は、太陽を遮る雲の流れや形状に
連れて、刻々と変化します。カメラのフェンダーを覗いていると、時の
経つのを忘れるほどです。







 2014年 Best.1の夕日が出現しました。撮影の立ち位置は、日の入り20分ほど前の室蘭港崎守埠頭。
穏やかに暮れていく、感動的な西空の光景です。

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12月の夕空

2014年12月26日 | 室蘭の夕日&夜景




 近ごろ青空は広がりますが、連日のように西の空を雪雲が連なり流れて行きます。久しぶりに、夕方を
迎える頃から西の空が
晴れ渡りました。
  今日、当地の日の入り時間は16:10。冬至を境に、一年で一番早い日の入りのピークは過ぎ、日一日
と日没の時間が遅くなり始めて来ました。カメラアングルは室蘭港にほど近い丘の上、祝津展望公園から
眺める西空の光景です。





 日の入りの時間30分ほど前、夕日に照らし出される白鳥大橋方面の景色です。間もなくして、日没を
迎えると白鳥大橋にはイルミネーションとスポットライトが点灯。併せて、工場や町の灯りが夜の港を縁ど
るように瞬き始めます。

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ベニシタンとツルウメモドギの実

2014年12月24日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 早朝に降った雪が、ベニシタン(紅紫檀)の小枝の上に積もる。今の季節、彩りの伏せた庭の中で小さ
な赤い実と雪の白さは際立ちます。毎年、この時期を楽しみにしているカメラの被写体です。





 


 フェンスに絡ませているツルウメモドギ(蔓梅擬)です。実の鮮やかさはベニシタンより目に止まります。
生育は旺盛。放任すると限りなく蔓を延ばしますので、数年毎に大幅な剪定を行っています。実を付けた
蔓は、「茶花」や「いけばな」などの花材として利用される
蔓性の植物です。






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巡回展「竹鶴政孝と北海道」

2014年12月22日 | coffee break;(etc )



 NHK連続テレビ小説「マッサン」に関連した巡回展が、当市の「港の文学館」で開かれている。小説の
モデルで、本格的なウイスキー造りに人生を掛けた竹鶴政孝氏の足跡や関連する資料、ゆかりの品々が
展示されています。



 竹鶴政孝氏がウイスキー造りの夢を実現できたのは、留学時代に出会い結婚したスコットランド人女性
・リタの支えがあったからだという。





 竹鶴政孝氏が造り出し、1940年(昭和15年)に発売されたニッカウイスキーの第1号です。
この「NIKKA WHISKY」は、国内に4本実在する内の1本です。澄み切った琥珀色は健在ですが、経年
変化でボトルの1/3ほどのウイスキーが蒸発し消滅しています。





  創業当初はウイスキーの熟成を待つ間に、リンゴジュースの製造も手掛ける。当時の「ニッカ林檎汁」
のチラシ広告です。
    ※ 時代を映しだす珍しいチラシです。横書き文字は右側から左へ、「リンゴジュース」は「林檎汁」。





 ウイスキー製造の過程で重要な役割を担うピ-ト(泥炭)や、モルトウイスキーの原料となる大麦なども
展示されています。








 竹鶴氏がスコットランド留学時に、ウイスキーの製造方法を詳細につづった「竹鶴ンート」です。後世、
ウイスキー造りに携わる人々の貴重な指南書となる。




 竹鶴政孝が実際に使用していたパスポートなども展示されています。







 WWA」(ワールド・ウイスキー・アワード)は、ウイスキーの世界的なコンテスト名。下の画像は2007年
に、「ワールドベストプレンデッドモルトウイスキー」を受賞した「竹鶴21年」です。








 「竹鶴政孝と北海道」展が開かれている場所は、室蘭市 港の文学館。当市出身の芥川賞作家の八木
義徳氏や三浦清宏市など、当地にゆかりのある文学者の出版物や原稿、受賞時の記念品などの資料が
収蔵、展示されています。




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光芒と彩雲の季節です

2014年12月20日 | 室蘭の景色



 室蘭岳の中腹、標高250m付近に広がる牧草地からの眺望です。噴火湾の上空を雪雲が、北西から
の風に運ばれ流れる。雲間を擦り抜けた陽光が、噴火湾の海面に光りのシャワー、光芒を降り注ぐ。








 光芒が、上空に向かって噴き出すように光りの筋を放す。





 淡い青や赤色に彩られた彩雲が、次々と上空を流れる。
雲の位置や形状により彩りは様々。眺めていると、時の経つのを忘れるほど。彩雲は、遠い昔から吉兆と
して、慶雲や瑞雲と呼ばれている気象現象です。




 彩雲を背景に滑空するシルエットは、猛禽類のトビです。

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低気圧が通り過ぎた朝

2014年12月18日 | 室蘭の景色



 猛烈に発達した低気圧が通り過ぎたと思えないほど、穏やかな朝が訪れる。カメラアングルは、室蘭港
崎守埠頭からの光景です。




 今日の朝は、昨夜まで強烈に吹き荒れていた風がピタッと吹きやむ。大気中の塵や水分が吹き飛ばさ
れたのでしょうか。いつもの赤味を帯びた朝の空とは異なり、黄金色の朝焼けが空と海を包み込みました。


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coffee break

2014年12月17日 | coffee break;(etc )



 強烈な冬将軍が襲来しました。低気圧が猛烈に発達し、全道的に強い風が吹き荒れる。加えて記録的
な大雪や高潮の被害が発生した場所も。当地でも、昨夜の未明から猛烈な風が吹き荒れましたが幸いに
も降雪量は僅かでした。
 低気圧は道内の東部に留まり、動きはゆっくり。この時間になっても道内の各地には、暴風雪を始め数々
の警報が発令中です。


※ TV画面の片隅に『不要な外出は控えるよう』の文字が終日流れる。ブログの屋外取材は開店休業。変わって、室内
で育てている元気ハツラツとした鉢植え植物たちのご紹介です。


de

 オリズルラン(折鶴蘭)は観葉植物の代表格のような植物。株の成長は旺盛、鉢替え時には株の処分
 に困るほどです。また、ランナーの先に出来た子株を もぎ取り水に差しておくだけでも発根する逞しい植
 物です。




 アメリカーナ・コーラルが再び花を咲かせ始めました。生育旺盛で手のかからないゼラニウムです。



 スーパーマイクロミニ シクラメン。「世界一小さいシクラメンの花」のキャッチフレ-ズが目に止まり購入。
シクラメンは何度か育てましたが、満足に育てたことは一度もありません。一方、このシクラメンは、9月下
旬頃に開花した株を購入してから2ヶ月半。今も花を咲かせ続けています。





 「男のドライフラワーアレンジメント」です。全くの素人、今年も思いつくままに挑戦して見ました。近くの
野山から調達した材料は、オオウバユリの種殻・ノイバラやツルウメモドギの実と葡萄と藤の蔓です。

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スケッチ・冬日のイタンキ漁港

2014年12月16日 | 室蘭イタンキ浜



 イタンキ漁港は、イタンキ浜の東端に位置し 太平洋に面した風光明媚な漁港です。決して大きな漁港
ではありませんが、近海は豊潤な漁場。魚種が豊富、一年を通して様々な魚介類が水揚げされます。
                      ※ 当記事は、12月15日付けで投稿しました〔雪景色のイタンキ浜〕の続編です。





 

 沖合の漁場で操業していた漁船。捕獲した魚介類は鮮度が勝負です。エンジンの出力を最高に上げ、
一斉に漁港に帰還です。





 「スケソウダラの寒干し」です。
スケソウダラは今が旬。鍋料理も良いが、寒風にさらし
、凍結/解凍を繰り返すと水分が蒸発して旨味が
濃縮します。




 「スケソウダラの寒干し」と並んで寒風にさらされる、「イカの一夜干し」です。





 寒さが一段と増す今の時期は、スケソウダラ刺し網漁の本番。連日、大量のスケソウダラが水揚げさ
れています。イタンキ漁港は、一年の内で一番活気のある季節を迎えています。

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雪景色のイタンキ浜

2014年12月15日 | 室蘭イタンキ浜



 近ごろ断続的に降った雪が、イタンキ浜を一挙に冬景色に変貌させました。12月も早や中旬ですが、
当地では、例年と異なり一足早い雪の季節の到来です。





 今の季節になると、イタンキ浜には強い風が吹き抜ける。砂の上に積もった雪が風に運ばれ、まだら
模様を描きだしました。









 浜の後方には、標高100メートル前後の海食断崖がそそり立つ。白い岩肌は火砕岩、断崖に草々が
生い茂る季節には、鮮やかなコントラストを見せてくれます。
 一方、今の時期を迎えると草々は褐色に一変。すっかり、冬の佇まいを漂わせる西側の浜の光景です。


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