グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、近隣の自然が織りなす今を発信しています。
 

夕空と白鳥大橋の夜景

2014年09月29日 | 室蘭の夕日&夜景



 秋本番を迎え、夕空が日毎にダイナミックさを増しています。前々回、祝津公園展望台からの夕日を投稿したばかりで
すが
、連日、レンズを向けたくなるような夕空が出現しています。カメラアングルは、室蘭港崎守埠から穏やかに暮れて行
く西空の光景です。





 今日の日の入り時間は、17時20分、西の空が残日に照らされ暮れない色に染まる。併せるかのように、南西の空高く
、上弦の月が浮かび上がりました。








 水鏡、白鳥大橋が海面に優雅な橋姿を映しだしました。風の強さや方向、波の立ち方などの自然条件が揃うと見ること
の出来る光景です。


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庭に咲く・・・

2014年09月28日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 ヒダカミセバヤ(日高見せばや)が、淡紅紫色の星形の小花を咲かせ始めました。今年は、どうした事か
花数が少な目です。原産地は道内の
日高地方。多肉質で緑白色の葉と淡紅紫色の花との取り合わせが美
しい耐寒性宿根草です。








 オンコの実が赤オレンジ色に熟しました。正式な樹名はイチイ(一位)。当地では、ほとんどの家の庭に
植えられる代表的な庭木です。今の時期になると、赤い実と深緑の葉とのコントラストが一段と際立つ常緑
樹です。








 クジャクソウ(孔雀草)の花が満開になりました。花の径は2センチほどと小ぶり、淡いピンク色の可憐な
花を数えきれないほど咲かせています。

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9月のあかね空

2014年09月26日 | 室蘭の夕日&夜景



 秋が深まるに連れて、大気の透明感が増して来ました。夏の間は、なかなか山容を見せなかった対岸
の山並。噴火湾の大海原を隔て37kmほど離れていますが、夕日に照らされシルエットで浮かび上がりま
した。
 今日、当地の日の入り時間は17時27分。秋本番の季節を迎え一挙に日没時間が早まり始めています。
カメラの立ち位置は、室蘭港からほど近い小高い丘の上、祝津公園展望台から穏やかに暮れゆく西空の
光景です。







 サプライズです、夕焼け色の飛行機雲。夕日の撮影時に上空を音もなく飛ぶ大型ジェット機。航跡を
残すように、一筋の線を描きだしました。








 残照に染まる西の空。画像のほぼ中央、横一線に細い雲が輝くようにたなびく。夕日の光景は数多く撮
影していますが、初めて遭遇した夕焼け雲です。





 眼下に望む絵鞆半島の最西端。この時間帯になると、明りが灯り始めた町並みが影絵のように浮かび
上がります。
 一方、視線を東の方角に向けると、ライトアップされた白鳥大橋や港内を縁取るように街の灯
りが広がります。

 

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トッカリショに咲くコハマギク

2014年09月23日 | 室蘭・四季の野花&花木



 秋風が緩やかに流れる トッカリショからの眺望です。一帯には、100メートル前後の凝灰岩の断崖絶壁
が連なっています。断崖の上に立つと、荒々しい岩肌や海面からそそり立つ奇岩とコバルトブルーの海面が
目に映り込んで来ます。
  ※太平洋の大海原を舞台に遠望のイタンキ浜から連なる景観は、国が定める名勝「ピカノカ」の指定地
  です。さらに、当
市を代表する景勝地の一つとして
「室蘭八景」にも選定されています。 







 高さは80メートルほどの断崖絶壁の上から見下ろす。緩やかに岩礁に寄せる波がコバルトブルーの
海面に波紋を描く。波の形状や光線の射し方などの条件が整いますと、
息をのむような色合いの海面が、
出現します。







 断崖の上で、コハマギク(小浜菊)が清爽な花を咲かせています。生育している場所は、凝灰岩の上の
薄い表土や岩の隙間。このような場所にと思うような、過酷な環境下で健気に花を咲かせています。
 コハマギクは、茨城県以北から道内の太平洋側の海岸部の岩場や崖に自生するキク科の多年草です。










 アキノキリンウ(秋の麒麟草)。断崖の上の草藪の中で、黄色の小花を密に付けて咲く草姿は、遠くから
でも良く目に付く野花です。 



 ユウゼンギクの白花が道路際で花を咲かせています。このように純白な花を咲かせるユウゼンギクは
市内では稀です。

  



 すでに花の時期を終えたキリンソウ(麒麟草)が、早くも葉を色付かせ始めています。キリンソウは全国
の海岸地帯のやや乾燥した崖や、砂礫地に自生する耐寒性の宿根草です。       

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秋の庭に咲く花です

2014年09月22日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 クジャクソウ(孔雀草)。長く伸ばした茎の先端に、数えきれない程の花を咲かせています。花径は小さく
2センチ
ほど、淡いピンク色の可憐な花です。3年前に、本州方面から持ち帰り庭に移植。今では、秋に咲く
庭花の定番です。







 確かな花名は分かりませんがシオンとして育てています。葉の形は菊と大きく異なりますが、小菊に似た
花を咲かせています。





 ミニバラの開花は今年3回目です。2年前から鉢植えから露地植えに替えて栽培しています。当初は冬
の寒さを越せるか気がかりでしたが、今では順調に生育しています。
ミニバラ「八女津姫」が、レンゲの花を
連想させる可憐な花を咲かせています。併せて、下の画像もミニバラ、メッシーナ フォーエバーです。







 秋明菊。先日、開花を始めた画像を投稿しました。今の時期を迎えると固い蕾は僅か、満開に花を咲か
せています。今年は例年に比べて、花数が多いように見えます。

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海辺の無人駅

2014年09月21日 | 室蘭の景色



 室蘭本線、北舟岡駅のホームに立つと目の前に噴火湾の大海原広がります。ホームの直ぐ下は波打
ち際。沿線には、いくつもの無人駅がありますが、その中で周りの景色との取り合わせが一押しの海辺の
駅です。



 ホームに止まるのは、2両編成の各駅停車のディーゼルカー。一日の乗降人数は250人ほど。主な利
用者は、近隣の町の高校に通う学生や車を利用しない人達です。







 速度を緩めずに、駅を通過する大阪発札幌行き「トワイライトエクスプレス」です。
日本海沿いを北上すること1,500kmほど。昨日の11:50分に大阪を発ち札幌への到着は9:50分台、
22時間の長距離走行です。函館~札幌までの区間を牽引する車両は、DD51形ディーゼル機関車です。









 海に隣接する北舟岡駅。一方、陸側に目を向けると一帯は近郊で屈指の畑作地帯が広がる。北舟岡駅
は長閑な風景の中に佇む無人駅です。

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秋サケ釣りの季節です

2014年09月21日 | 室蘭の景色



 秋の風物詩、秋サケ釣りのシーズが到来しました。この時期になると、当市と隣の伊達市の境を流れる
河川の河口周辺は、朝夕 釣り人が集まります。
同河川は、河口周辺での釣り禁止区域の規制が有りません。秋サケが本格的に岸寄りするのはこれから。
ダイナミックナな秋サケ釣りは11月の初旬頃まで続きます。




 この浜には、当市近郊の釣り人は元より、道内外から訪れた釣り人の釣り竿が林立しています。







 浜の沖合では、秋サケの定置網漁が最盛期。手繰り寄せた漁網の中で、秋サケが跳ね水しきを上げる。
漁師は、左手で微妙に操船。一方、右手は漁網の中から 秋サケを手際よく取り上げています。

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近くの山野で・・・・

2014年09月19日 | 室蘭・四季の野花&花木



 秋の清々しい空が広がりました。2~3日前の季節を取り違えような天候と打って変わり、心地よい風が
牧草地の上を流れて行きます。





 ネバリギクが秋の日射しを受け、花を満開に咲かせています。当地では8月の初旬頃から蝦夷野紺菊、
友禅菊と花の季節は進み、今の時期になるとネバリギクが花を咲かせます。 

 










 再々、画像を投稿しているユゼンギク(友禅菊)の花です。自生場所により、花色が微妙に異なります。
和の趣を感じる花名ですが,元々の原産地は北アメリカ。明治時代の中頃に渡来した渡帰化植物です。








 エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)は8月の初旬頃から花を咲かせ始めましたが、場所によっては今も素朴な
花を咲かせ続けています。
 花びらは15枚ほどと少なく、花名に紺菊と付きますが花色は淡い紫色です。エゾノコンギクは本州方面に
自生する野紺菊の北方変種、我国が原産地のキク科の野花です。





 セイタカアワダチソウが道端や荒れ地で圧倒的な存在感を見せています。もともとは、明時代に観賞用
として渡来した北アメリカ原産の帰化植物です。





 ヤマブドウ(山葡萄)、一部の葉が早くも紅葉を始めています。今年は、ヤマブドウの生り年のようで果実
が、よく目に止まります。

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イタンキ浜の朝と海岸段丘に咲くユゼンギク

2014年09月18日 | 室蘭イタンキ浜



 太平洋の水平線から昇る朝日。朝焼けが 海と雲をあかつき色に見事に染め抜きました。近ごろ夜明け
の時間が日一日と遅くなる。今日、当地の日の出時間は5時20分でした。
 
カメラの立ち位置は、当市イタンキ浜の後方に位置する高さ45mほどの高台から、穏やかに明ける朝の
光景です。



                                                                                                 ↑ 浜を散歩する人影です。





 朝日に照らし出されたイタンキ浜の光景です。清々しい磯の香と潮騒が耳に心地よく響く。浜の全長は
1.7km、後方には高さ100m前後の断崖が西の方角に向かって連なっています。
 イタンキ浜は、国内有数の鳴り砂海岸。さらに、日本の渚100選に指定されている風光明媚な砂浜海岸
です。





 撮影の帰りに立ち寄ったイタンキ浜の後方に広がる海岸段丘。今、ユウゼンギクが満開の時期を迎え、
 広大な斜面では、薄青紫色のユゼンギクの花が咲き乱れています。この場所は、市内で最も規模が大き
 なユゼンギクの群生地です。

 






 ユゼンギと共存するかのように、オオノアザミが淡紅紫色の花を咲かせています。学説では本州方面に
 分布するノハラアザミの仲間。オオノアザミは、道内の
南西部から本州北部にかけて分布するアザミらしい
 印象を受けるアザミです。

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9月の夕空

2014年09月17日 | 室蘭の夕日&夜景



 道内の上空には、11月並みの寒気が流れ込む。気温は20℃程と高目だが西の方向から吹き寄せる
風が涼しさを通り越す。カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭からの日没直前の西空と東側の光景です。







 上空を流れる時期外れの寒気。雪雲に似た密度の濃い雲が、夕日を遮るように流れて行きます。流れ
る雲と夕日が、今の季節にしては珍しいダイナミックな夕空を出現させました。




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